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霧の中の

2017年7月12日 霧の中の はコメントを受け付けていません

高鍋~秋月~朝倉
気候変動による異変の頻発。えびの地震の時の家屋倒壊の記憶なども民泊した米倉さん宅「春ちゃんの菜園畑」で聴いた。年に数度福岡、関西からの中学生修学旅行を北きりしま農村民泊で受け入れている宿に大人男性が串間、都城、高千穂そして綾町から私と枕を共に。地域からならではの話題を土産話に、窯焼きピザ、翌朝のブルーベリー摘みなど酒宴と農的生活を楽しんだ。農体験の時間が待ちきれず早朝から2時間ほど地域名大明司を十の字に散策できた。二八の坂下バス停から登りカルデラの縁(へり)という丘陵を歩くと霧の中に畜産基地が拡がり、諏訪神社を下り川内川へ降りると霧か靄(もや)か霧島という名を思い知らされた。昔日、マッシュマッカーンのメガヒット「霧の中の二人」があったが、あくまでも霧の中に一人、クールなサウナを息しながら、泳ぐ感覚で吉都線の汽笛の方角もおぼろげな道中を無事帰着し、朝ご飯の席に座した。靄の中えびの市文化センターの大看板があって

霧のえびので遭遇した稀有なイベント

あの、みやざきアートセンターでも個展で観衆を魅了した隣県鹿児島の進化し続ける知的しょうがい者主体的組織がやってくる!との報。県内には二つの高千穂伝説があり、双方とも秘話をかもす。一夜を過ごしたえびのは相良(熊本)薩摩、飫肥とみつどもえの戦場の歴史を、さらに古代からも持つ。高千穂なら雲海だろうが。霧に包まれた地がその全貌を昼の光にあらわにする時、どんな者が飛び出してきてもおかしくはない。人間が制度に窮屈になる以前、自由度をエネルギーにして活躍したであろう気配は霧の中に眠り続け、遠い夜明けを待っていて、しょうぶ学園たちの姿をして躍り出るような静かなパワーを出していた。
冒頭にリンクを貼ったのは、タイムリーにふくおかNPOセンターから配信されたメルマガより北九州豪雨支援ネットワーク情報として引用させていただいた。高鍋町と姉妹都市の朝倉市へは直接の募金支援のルートがある。先ずは行動に移すモチベーションを自分の中で増やす、地道な学び、それに至る体験として非日常の霧の中を歩いてみるのもボランティア的である。

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