MESC倶楽部(塾)申込フォーム

2015年9月14日 at 4:09 PMCategory:お知らせ

みやざき教育支援協議会はサイトに「MESC倶楽部(塾)」の申込フォームを作成しました。

申し込み
ふれあいの旅実行委員会は、アナログで申込み用紙が必要ですのであしからず。

それぞれの居場所
www.youtube.com/watch?v=ZoFRJXSPd5w
追加情報:ただいま それぞれの居場所 上映会
宮崎県宮崎市
平成27年度グリーンコープみやざき福祉活動組合員基金助成事業
「価値観の揺さぶる事業・映画上映」『ただいま それぞれの居場所』上映会
日にち:2015年10月16日(金)
時間:18:30 上映開始
会場:宮崎市民文化ホール・イベントホール
会場住所:宮崎市花山手東3丁目25-3
主催・お問い合わせ先:
あわいや
TEL: 090-6773-5699 (生駒)
Mail: whitelionikoma(a)gmail.com
*(a)を@にかえてお問合せください

野海靖治実行委員長を見舞うと、点滴療養が一月を過ぎても、固形食に変えてもらえず噴飯もの。おにぎりが定番の勇者が鮎をむさぼる日が来るのは?
果たしてという情況に、副実行委員長に坂本夏美さんを立てたらと進言するも、必ず回復し参加できると揉み上げの伸びた痩顔から声を発せられた。

その実行委員会は明日夕方開催される。日常と仕事に疲れを隠せぬメンバーを気遣いながら転回していく。

Herzlich Willkommen in Deutschland

2015年9月12日 at 6:04 PMCategory:お知らせ

下見土産
実行委員会が31回ふれあいの旅の下見から帰還。「誰も知らない・・・」MESC事業と相まって事務所では互いの助け合いが機能している。福祉は助けを求められていることが常識化はされているので、助力を使いこなすことができる。だが、生活困窮で教育をとなると誰も知らないですませてしまっている現状。島国なので、尚更知らないで済ませている世界の多様性もまた知らねば生きる力とならない。タイトルにドイツ語と日本語の併記のチラシによれば、カリーノ8階に火~土朝10時から夜7時までオープンしている宮崎県国際交流協会では、10月23日(金)締め切りで、10/31(土)13:30~15:00開催の第2回国際理解講座 ドイツ編 定員25名の募集をしている。(定員を超えた場合は抽選)とある。
ふれあいの旅参加者もMESC塾受講生、ドイツへようこそ定員もそれぞれに人が集まって欲しい。ふれあいの旅では、行動力、mesc塾では学びの喜び、国際理解では遠いけれど近い世界のことを習得。そこから繋がりの糸口へと人間関係の面白さが発生する。台風だけ発生させておけない。各団体の事業が成功へ進むならば、成果が共有できれば、とネットワーキングの総合力をボランティアシーンから注目!

生きる力・芸術とは、

2015年9月11日 at 6:40 PMCategory:お知らせ

最終日を飾る講演、シンポジウムを楽しんだ。エイブルアートがより身近に感じられるようなイベントとして良く整理されたものだった。この手のイベントは障害者芸術村どんこやが九電イリスで開村式を催した以来で、社会福祉法人アートステーションどんこやに王手が掛かったカリーノレストラン大支援パーティー規模の賑わいである。受付席を一寸受け持った藤原彩香は出入りの多さに驚いて尋ねたが、常にニュースレターは150通ほど出しているということで、根強い支援者数は宮崎における障がいしゃアートの中心的役割を担う施設の使命を再確認し合うこととなった。
そして、講演者弥勒祐徳さん人気が加勢した。同郷ということで初代まほろば福祉会理事長が賛辞を述べられたが、96歳で申し訳ないが同じところを幾度か繰り返すがと前置きしてその通に成り掛け、急遽人選の発案者が対話形式に変えそのお人柄が芸術性に裏打ちされていることが浮かび上がる。妻線の絵や、初期の蛾やホステス像の暗澹たる作風の意味など問われるうちに聴衆は、たしかにその絵を網膜に描き観ることができた。もう答えは平等に与えられたようだ。車椅子席の反応も良く、いつしか、タヌキや犬も会場に混ざり宴会の輪に居るような場面を確かに、記録のビデオは捉えたはずだ。こうゆう風に、画家のマジックに引っかかるままに、シンポジウムも盛り上がった。支援学校でアートを力にと熱血授業をされている現場に話題が移っても、猫になりたがっている猫画伯の評価にも。
いずれ、この会場でまぼろしののオークションが開かれ、高値で学生の作品が売れたりするのを夢想したくなるような日となった。写真(2015-09-11 17.52)縁起を担いで、締めて行ったベルトは友井絹子謹製。どんこやを去った人々の気配ががいつも満ち満ちているのもアートステーションを名乗るにふさわしいいつもの特徴である。
しかし、動くものをそのように描くために、あやうく鉄橋から滑りそうになるエピソード。そのような力を出しながらかつ、穏やかに、しかし、実は私みたいに怪しい最高齢画家がやって来て下さった、激励して下さった感激は観衆皆、自分への励ましであると感じたはずだ。

反響と感謝

2015年9月10日 at 8:59 AMCategory:お知らせ

ワークショップではリフレクション振り返りが要。広報では反響があって成功。
ということで、月曜日に地元紙 the miyanichi(11)くらし面下部に掲載していただいたふれあいの旅募集が大反響で担当された記者に大感謝。
紙面のバランスも上手く出来ていて、不特定多数の読者の情報収集力にヒットしたのであろう、ある程度社会面事件やスポーツのホームラン写真でアイドリングを済ませて、私のやりたいことは何だろう?と行動欲や購買欲が次第に高まった頃合いに紙面をめくりめくると先ず、図書館に新たな役割の見出しに遭遇する。何々、カフェ?居場所?と横の見出し。「交流の場」活用広がる。と中程にトドメの見出し。へーっ写真の説明は=東京都武蔵野市とあるので、やっぱ東京かねえ!?と文化の格差にひるむが、図書館が生まれ変わろうとしているのは納得する。その下には、不要ランドセルアフガン送ろう・来月までがあって、下半分の紙面の広告欄との間に我々のことが簡潔に、しかし説得力有りで出ている。2段で35行に凝縮されてはいるが、これこそプロの技。反響が止まない。
実は、会員が事務所に寄られて、あなたの文章はあなたらしさは好意をもつが、長文で難解と指摘をいただいた。この後は。記者を模倣して簡潔を心がけたい。記事の取材を受けた山崎が情熱的に応対したのが功を奏したか、取次の事務所シェア団体メスカの繋ぎも運を招いたのか・・・。このように発想がとりとめもないのを整理できない文法がまずいのだが。下見から本日戻るイルカランドで癒された山崎、甲斐実行委員からは丁重にお礼を述べさせていただくとともに、ここに、広報の見本として全文を掲載させていただく。
障害者と介助者旅行参加者募集・25日締め切り 
県ボランティア協会(辻利則代表)は、外出機会の少ない障害者とボランティアが一緒に旅行を楽しむ「第31回ふれあいの旅」の参加者を募集している。
 旅行期間は10月24、25日の2日間。行き先は鹿児島県で、鹿屋市や志布志市などを回る。募集人数は障害者・ボランティア合わせて55人程度。参加費は一般1万9千円、学生は1万7千円。出発時間や行程などの詳細を確認する事前説明会(10月4日)がある。
希望者は所定の記入用紙に必要事項を記入し、同協会まで郵送、ファックスまたは持参する。郵送の場合は〒880-0007、宮崎市原町2の22、県福祉総合センター内、特定非営利活動法人・宮崎県ボランティア協会・第31回「ふれあいの旅」実行委員会。締め切りは9月25日(消印有効)。用紙の入手方法など問い合わせは同協会☎︎0985(29)2949(ファックス同じ)、メールmiyakenvora@kind.ocn.ne.jp

 ちなみに左サイドにはコラム茶の間をはさんできょうの運勢がある。協会の誕生月は5月、△⚪️△結果を計算せず一心不乱に進めば願い成るとなかなか良い。筆者の自分は12月愛の余韻あるも仕事は待ったなし。要緊張。なるほど!

今後このホームページが参考にしたいサイトを見つけたので手本としてメルマガ購読ともども見習い精進したい。
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多様な学びを創るMESC倶楽部(塾)

2015年9月7日 at 6:54 PMCategory:お知らせ

宮日紙にふれあいの旅募集記事が掲載されたのを受け、早速日向市からの募集要項取り寄せの電話をメスカ川﨑さんに受けてもらい今週の協会はスタートした。また一方、WAM(独立行政法人福祉医療機構)社会福祉振興助成事業*を手掛けるメスカのIT教育資材が受講生向けに準備された。

リサイクル有価物事業でNEWボランティアの小辻陽子さんが切手整理をするのと対照的にメスカのメンバーは着々と使用可能な状態にまっさらなパソコンを目覚めさせてゆく。日本オストミー協会宮崎県支部の中城英明さんは最近、この事業で城戸松豪さんが協会事務所に復帰しているのを聞き再会がてらこれも収集切手の整理済の箱を持参される。果たして、今後原町の協会事務所は働き蜂の集まる巣のような賑わいを呈する。

メスカ倶楽部(塾)*チラシに解説されているメニューは、1.eラーニング「ユニバーサル数学」を使った数学検定対策講座 2.就職や進学で役立つMOSマイクロソフトオフィス認定試験対策講座 3.大学進学をめざす高等学校卒業試験対策講座 4.その他、パソコンやスマホを使った自宅でのeラーニング講座
この一教室になるのが、土曜日の協会事務所。そして多様なNPO+一社+会社の働き方の連携で(一社)みやざき公共協働研究会(橘通り西5丁目)(有)サングロウ 学遊館つねひさ(大字恒久)。
年度末までには、塾生をサングロウの企画で農と食を楽しむ稲刈り宿泊体験もお楽しみ。

この県ボラ教室の講師に頼りにしていると元月曜事務局ボランティア担当の村田晋吾さんを呼び止めると、その人脈から生徒になりそうな若者が集う居場所が数か所出てくる。自らが網の目に張り巡らすセーフティーネットを持つのが自助グループと呼ばれるセクターの強み。他者を案じることに慣れ親しむ学びの中に居られる。長身でノイローゼでクラクラしそうでも聴いてくれて感謝。
塾生募集/無料

(紅い車イスの)真夏のサンタ登場

2015年9月6日 at 6:02 AMCategory:お知らせ

1963年9月5日生誕の飫肥の若殿こと、岩切秀樹さんを囲んで県ボラ事務所では、俄かにハッピバースデーが響く。この機を逃すなと、思い立ち家を飛び出した車椅子の男子。初対面でもFACEBOOKでは顔見知りの仲間の数は9人。特にふれあいのつばさ仲間の杉田由利子さんはお孫さんに押させての登場。協会への寄付の品も持参していただいた。
ネットワークのきっかけはボランティアイベントだったかもしれないが、それぞれ絆は大切にされているのが、裏技でとっておきのオフ会が成立してしまった。
ここでもサンタはオーガナイザーのとして秘めた技量を駆使した。(下部へつづく)
閑話休題。
とても、急遽発展を始めた居場所の一部始終を記録することはかなわず、飽き始めた児童、小児を交通公園に放ってあげようと席を立った私には、唯一の任務事務局日誌を付けることが課せられているので、ここに備忘録として残しておこう。
平成27年9月5日(土)晴れのち曇り 11:00〜15:30 記録者 永山倫太郎
来訪者と用件 甲斐 池上純啓(よしひろ)松子 小辻陽子 岩切秀樹 甲斐祐輔 杉田由利子 お孫さん以上は、FACEBOOK等により日南飫肥から来所した車椅子の元気者に会いに。臨時にふれあいの旅交流会の様相となる。 メスカ来客
TEL/FAX 郵便物:無し。
メールチェック:1通 生駒新一郎さんからメスカWAM事業のメーリングリストで高鍋美術館で開催の県社会福祉士会児湯支部主催の子供の貧困講演会とヂスカッション行事(宮日・高見公子論説委員、岩切県議他)の情報共有。
有価物回収等:杉田さん使い損じハガキ、テレカ。活動支援金、10円募金の寄付。
連絡事項:飫肥せんべいとカルミンは土産でいただきました。センター、研修館とも九州ろうあ者大会の研修のため各県より手話通訳関係者が続々と参集している中。満平一夫全通研氏は走り、公園では西都からの子どもが遊具を走る。活気溢れる1日となった。通訳関係者は観光ホテルでの懇親会、県ボラ有志は居酒屋へと散会された模様。会員が集まる事務所の有効性が発揮された。

(続き)古い会員のヒデキは、大切な忘れ物を届けてくれた。それは、みづよ高原、岡元京子、支える徳富さんらの宮崎のボランティアシーン黎明期を牽引したメンバーの健気な消息だった。FullSizeRender-2iPhoneから提供してくれたこの写真は深い意味を持つ。太郎窯を立ち上げた初期のみづよ高原スタッフのアイデアカップ、見ての通りだ。野海さん父発明の竹ホルダーに並ぶ愛のこもった逸品。何のために我々はボランティア衝動を動くのかを初めに代弁してくださったのが、北郷の山中に出現した桃源郷みづよ高原であった。報道を通じ県民は気付かされた。そして90歳の今も母方として、自立する女性として、同伴者として三人は「みづよ高原の夢」共生生活を続けていらっしゃる。
チャレンジャーはメッセンジャーである。家庭内自立の生活を確立しているヒデキは、日南での交流の核となって、スマホ活用を通じて仲間づくりや、夢実現のネットワークを広げている。ヒデキ曰く、パジャマ姿のツイッター、タキシードのFACEBOOKとの通念を教えてくれた。日南市内でのフィリピン出身のヘルパーさんの動きの楽しさも生き生きと伝え刺激をもらった。

あまりにも長文となったが、この日。様々なイベントが同時進行していたが、それぞれ次に向け動き出すべき日としてあった。特に協会事務所としてはその特性を活かし、継続性や創造性を高めるミッションの確かさを認じた。

会員証(ぴ~すけカード)保持

2015年9月2日 at 2:55 PMCategory:お知らせ

午前中から、人を見過ぎて迷惑かけたり、普通でいられない多動な側面を曝している。そこで、簡潔に、

県ボランティア協会では、会員に要援護者支援カードをお渡しして、このシステムの汎用で集会時の出欠チェックなどに活用することを企画する。専門の担当人材はパソコン教室、ふれあいの旅実施(天草・ハウステンボス)の城戸松豪さん。11月に集まって頂き主旨その他の説明会を持つ。協会会員のメリットとして考えていただき、「お一人でお住まいの高齢者の方や、さまざまな障がい者の方は勿論、全ての人の日常の見守りや災害時の情報共有が誰にでも簡単にできるシステム」を自ら携帯しボランティアツールとしていただければ望外の喜びである。企画者は辻利則会長で、宮崎公立大学教授としてNPO法人吹き矢de元気!と共同開発を平成24年、25年に総務省研究開発委託事業(SCOPE)で取り組まれた成果です。ぴ~すけカード

出がけに帰りが雨かもと、仕切り直しバス停で西を注視しつつ来るのをボーッとつったっていると、擦れ違いざま近付いていた自転車がおもむろに停止した。黒づくめの野球帽の男から言いがかりをつけられてしまった。立て板に水の口上で、T通りのK反社会的団体の者の俺になにジロリと睨むのかいあんた?!という調子であった。バ、バスが来るのを見てたのです。とだけ言うと、俺はバスではないぞよと格好良い台詞を言い残しそのテンションをペダルを踏む力にシフトさせ私より先に大橋を越えて去った。
一瞬の出来事に固唾を呑んだものの、その内忘れるとトラウマ化を応急手当てして額の汗をぬぐった。
ふるさとに住んでいると、狭めがねえを合言葉に、人類皆兄弟気分で行き合う人に知人を見つけてプロファイリングしているのが大方の県民性ではないか。来春にはナンバー制度など導入されるようだが、私が何者かを示すツールが活躍するとともに、利害関係も意識せねば普通の一般人の生活にそぐわない。先日の差別の問題が条例として解消しつつある前に、さらに難しい社会になりつつある。結婚以前に、夫となる私の認知の状態に欠けるところがあると強く感じたと奥さんに指摘され、父親がそのことを気づいていたのではとプロファイリングされている。つまりわたしにとっての差し障りがある部分は認知が働いてないある部分?つまり、認知に障がいが早い頃からあったということらしい。外的に愉快なと思わせている深層には、認知がうまく働かない作用があるのではという。障がいは個性という翻訳が有効ではあるが、認知が衰える、そもそも欠けているのに気付かないのは、他の見える障がい以上に実は生き方が難しい。ずばり、認知症への理解の問題に直面している成人の病理であり、何かに依存する、アダルトチルドレン、などの自助グループ等のグレーゾーンにもきっと入っている。ボランティア気分が実は木乃伊獲りの木乃伊だったという自覚はしておこうと自戒しきり。
さて、ぴーすけカード発行のことを。今日も使用した宮交バスカが二モカに替わる頃。宮崎県ボランティア協会の会員にぴーすけカードを配布する。十年以上前の段階で、個人情報保護の関連で名簿を配布しなくなった。いつの間に、何故、良いのでは?という認知が、私の認知力の問題なのだが。会員同士の連絡帳に役立った名簿は今や、適切に管理されて門外不出。ここで封印されているとい言えば認知がまたおかしいのではと注意されそう。
これからは、ぴ~すけカードを携帯することで、認知の欠けるところを意識しながら引き続き社会には友好に生きていきたい。でも、内心は協会カードが持てる事を誇大に見せびらかしそうで、宮市社協のシルバーボランティアとリンクしてポイントも付くなどと認知不足をいいことに無駄な夢を追いかけるのでR。

合理的(ごうりてき)配慮(はいりょ)って?

2015年8月31日 at 5:13 PMCategory:お知らせ

急な召集にも係わらず、8月最後の日の今日「障害者差別禁止条例学習会」が宮崎県福祉総合センター2階セミナールーム全室を会場に開催され、多数が詰めかけた。合理的(ごうりてき)配慮(はいりょ)とルビをふらないと読めない障がいのあることを想定していないと潤滑な社会は運営して行けない。まして、旅行業者などにおいては4000万の消費者をみすみす逃している事になりはしないか?この条例にも関する内閣府障害者制度改革推進会議も切り盛りした隣県熊本の車椅子の弁護士、東俊裕さんは直近で進む宮崎県の条例制定ロードマップに異議申し立てというか、当事者も共につくりたいという決起的勉強会に賛同しもう一つの隣県鹿児島からの岩崎義治さんとともに制定途上の宮崎県に来て下さった。
三人の手話通訳者付きで、東さんに言わせると要約筆記まであれば、一般の人にもより理解が深まるのが、差別禁止をうたう条例の真の意味であるといわれた。繰り返すが合理的配慮がなければ、人生における分岐点である就職試験などで不利益を、そもそも受験拒否などという不快な事が罷り通るのだと、自県ながら、熊本の全盲受験者への不利益な事例も率直に話され、この条例が目指す人権への取り組みはまだまだ進撃中であることを訴えられた。だが、声をあげた人には相談制度が対応するという正式な条例が、しかも当事者を交えた研究の上で、宮崎らしさを反映しつつ制定の日を迎えれば、これまでの数々の運動やボランティアも含まれる社会づくりの到達点となり、新たなスタートとなるのである。
会場を見廻し、階段と言うシステムはあるもののスロープが見えないことを例えに、障害者が壇上から話しかける事を想定していないのが普通、いや?ここは福祉センターのはずという、人権を真剣に考察しないで済む社会だと厳しい見方をされ、医学モデルにより個人の問題であって社会のせいではないという居直り社会のままでは発展はないと強くパラダイムシフト、一度障害者感を根底からひっくり返し、どうゆう手立てをするべきかが条例の意義であると力を込められた。バリアフリー法がやさしいまちづくり条例と相互作用で価値を堅持しているように、ここ一番は、差別なんかしてはいけないのだよという世界レベルでの障害者権利条約への布石となる法と条例制定への良い学習の機会となった。
全くの自発的イベントのため、呼びかけの障害者の差別をなくす条例をつくる会・宮崎はカンパ箱を設置して寄付を呼び掛けていたが、紙幣は志を共にする幅広い仲間の気持ちがこもっていた。

317 宮崎県ボランティア協会(校正)-01
さあ、協会の一番事業も応募締切まで25日!

女王蜂・・・ーーー・・・

2015年8月31日 at 9:14 AMCategory:お知らせ

写真家の芥川仁さんの最新メルマガを開くといつになく(大失礼)ときめきの濃い主人公が写っている。「羽根音に聴く」8月羽根音に聴くいつも投稿している感想には、ついマディソン郡の橋と題してその爽やかさに賛辞を送った。子育て期を経たおんなと女王蜂社会、並ではかなわない奮闘も、スズメバチとの激闘もフェミン世界ではさわやかさが奏でられている。たよりなげな性だけに、吸い寄せられるよに芥川さんのレンズは、高千穂や熊本の人たちにおんな達に向けられた熱い眼差しが溢れている。弱さが強さに変容する瞬間に激励と癒しのシャッター音が持続し続けて、観るものに精度を高め伝達してくる。
さて、対称的にさらに瀕死の白鳥の如き我が陣営の初老の女性も私にとっても皆にとっても女王蜂。経験がまだまだ思春期ぐらいの量と行動範囲もひきこもり状態ではあるものの、気合充分の女王蜂が30年ぶりに営巣の羽音を入院中のベッドから唸りを上げ始めた。担当のこんぱすケアマネジャーさんのプランは、病院側の常識と本人の意思を整理しても、そこに安易に他人力を認められるか正念場の9月が始まろうとしている。
未完成の加勢勢力の代理人として、NPO法人当協会とわたぼうし会が一致団結するとボランティア虚勢とも言える声の返事をした。同時進行で介護の世界の人となっている稲垣政安さんはなるほどあれだけの運動量が自宅の施設化という奇跡を巻き起こし我々を驚かせた。やはり特異な人物であった。政治をしたと言える。紛れも無く永楽町の自宅に居を構え若い介護者に囲まれての生活を獲得された。プロセスは家を開くという常套ではあった。ただ、出て出て出て、最終コーナーで遂に家を開くことでソフトライディング。似たケースは、大塚台グループホーム「クローバー」の長谷川星児の選択にも言える。ここでは、まほろば福祉会さくら館在職中の富村博光のアイデアが呼応した。ご本人も自宅では家族介護を展開してきたスキルが可能性を続けた。このボランティアに近しい2件、さらに太田昭三さんを筆頭に家族介護生活の可能性が続く幾多のケースはそれぞれに最善の方式を実践されている。我々ボランティアの遊びのような仕事は出番はほとんど無い。かって元気付け笑い転げたアルバムの中。
しかし、あとひと月で、女王蜂は出所し、ホームヘルプを今まで通り駆使し、さらにボランティアの働きが家族の限度を越える未踏の営巣が始まる。
自立生活者の必須アイテムはボランティア募集のチラシまきであるという。つまり自身の覚悟が加勢を呼び込む。
チラシを受け取った時、声を掛け合う時のためにアイドリングを!はじめようすべての人が、そばにいる誰かのために。あなたもあのひともチャレンジャーの旗を掲げ生活をたのしむミッションを持っている。

わくわく市

2015年8月30日 at 8:27 PMCategory:お知らせ

わくわく市で買い物の協力はできなかったが、また、来月末にはお気に入りの木工を手にいれようとイオンを後にした。
そもそも、11日のイオン黄色いレシートデーには、協会の箱が気になるため買い物必至なのだが、別件でイオンには行かざるをえぬ。それは、ペットボトルのキャップ投入箱が、現在そこしかないため。協会は電友会の活動と連携して収集を呼びかけてはいたが、現在引き取り手はない状態。引き続き集まるキャップは小袋に分けてイオンに届けるという二度手間の状態。地域でも取り組みはあるようだし、特別に取り組んでいた電友会が辞めた後、ボランティア協会では仲介を中止しております。
さて、買い物でごったがえすイオンをさらに奥に進むと、わくわく市をやっていて、旧知のボランティアさんがエデンの園職員として売り子で立っていて声をかけてもらえた。元祖施設発の陶芸で先陣を切ったエデンの園にも新進の職員が登場して脈々と窯に火を入れ続けていることを紹介してもらい、野の花とコラボさせた作品は、同じ郡部の施設天領の杜でも苔玉として売っているようで、売り方にも進化があるのだなあと再認識。
はばたき作業所のさおり織りやダルクの工芸など、売れ行き以前に地域に在るオルタナティブでダイバーシティを感じさせるメッツセージ性に注目したい。さらば消費社会とまでは行かぬとも、生活のことを真面目に考える時、共生は切り札である。施設入居100パーセントの老後など不可能であり、生活と文化の両立は福祉からの提案である。
制度上のニッチな部分は小さなボランティアでも補完できるならポジティブに考えられる。ましてその目的のNPO法人は現に増殖しはじめ20年過ぎる過程で評価が定着してくる頃である。
売り場数カ所で会話をしているうちに福祉のプロフェッショナルたちとのボランティア的つながりを持つきっかけとして、わくわく市を市民は考えれば良いのだと更に納得した。好きなブランドを愛する消費社会となんら変わりはない。
といったところで、出口では刑務所製品の即売もあり、こちらはより購買欲を刺戟する商品が多く、福祉VS法国家の縦のラインではべつものではあるが、受刑者の社会復帰にも関心を寄せられるのがボランティアの自由な立場であるので、普通の消費社会とチャリティ色の強い作業所系がしのぎを削るような展開が正常な経済の循環であろうことを信ずる。どんな仕事も尊いということを、儲からない仕事ボランティアの立場から考えた最終セールの賑わいだった。