生目神社眼鏡供養
2012年10月12日
生目神社眼鏡供養 はコメントを受け付けていません
ふれあいの旅後の主要行事「生目神社眼鏡供養祭」の報告。NPO法で代表権は辻会長一人と改正され学生との研究の任も忙しい日程の為理事が出席。13回目という地域性の強いNPO法人スローライフの大看板事業。何かパァーッと面白いことと頭文字を意味づけされた、NPO立役者の世古一穂さんの言葉。そんな夢のあるしかも風土に根ざした団体が登場した背景は、黒澤映画「七人の侍」を彷彿とさせる。旧生目村は新興大都市の外環状道が中央を抜ける地の利を活かし益々発展が望まれる広大な田園地帯。通称戦場坂を越え市街地が冨吉地区まで絶えない国道10号線が環状線と十字を成す。古代から肥沃な大淀川デルタには弥生農民を支配した古墳が点在することからも日向國の要衝であることを映している。はんぴどんが知恵で権勢に対峙した逸話も残る。
さて、神社に奉納され清められた古眼鏡をリサイクルの一環としてルネックス社に送付し、ひいてはタイ国向け眼鏡ボランティア活動へ手渡す役割が今年も成されようとしている。きっかけとなる視覚障害個人の東京とアジアを結ぶ支援交流を当事務局が以前応援した経緯があった。伊東絹子元事務局長の丁寧な対応が当時の発案者のやる気を後押しし、故人となられた後もカタチも相手国も変わり発展してきたのだった。