旧聞「ボランティア活動の楽しさ」不定期理事コラム
2012年12月19日
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10年ちょっと前のこと、盛んに自主講座を学生中心で開いていたことを懐かしむ。テーマはボランティア活動への参加を促すもので、友人を引っ張り込んで「楽しさ」を共有したい、できれば無関心層にも「理解度」を広げたいという熱のこもったものだった。
彼らは、社会人の中堅どことしてあるいは、起業してケア現場の困難さに今は、冷静にボラ精神を生き方に活かしておられる。
自立を応援する楽しみ以外考える必要のなかった青春期に自力で掴んだ視点は持続性のあるほんものの思想と成りさらに熟成して行く。
ボランティアは不思議の樹の林檎というようなうまい寓話を広げた推進機関もあった。今なお啓発を強く押し進める大阪ボランティア協会のウォロ誌に、養護分野個人史があり、養子の試し行為に命にかかわること以外は、すべての試しを受容するのが間違いない事とある。
葛藤が巻き起こらないでは済まされない人間関係の修羅場に飛び込むボランティアさんたちは懸命に自身の受容度をミリ単位で広げている。楽しいと言い聞かせ。そして当事者の楽しいを人ごとながら少し味あうことをゆるされる。