ジャスト!新年度平成29
フレッシュパーソンが古紙の出し方いろはから習う姿が事務所前を通過。遂に29年度開始。センターの行事予定表にはじゃがねーパーティの夜間部屋使用が入っている。今は、もろもろ古紙整理などは水曜日事務局担当が掛かり付けだが、月曜日の村田晋吾さんが係を引き受けていた頃はビシッと決まった仕事ぶりであったので赤面のいたり。赤いというと、還暦のお祝い会があって主役は赤いTシャツで自己主張した上に、古式にのっとってチャンチャンコグッズまで追加で着せられた。
協会会員でもあるので、集まった50人ほどの中の顔ぶれは電動車椅子のFB招待者や、内田裕也並みに怪しい杖のジョウジや耳を押さえる姿だが音楽愛好家ファミリー、プロだけどお友達としてカメラを回す映像家と半数はボランティアシーン系。当人の還暦に対する意気込みを反映して、同窓生と趣味のスポーツ仲間の若者、会場のliveハウスの常連さんとごちゃ混ぜ状態は、彼の60年の人生をパッケージした好企画であった。
わたぼうしコンサートで宮崎県知事賞に輝いた「目」という曲を再演してくれた中盤では、来れなかった盲導犬とペアの女性、エレベーターに入りきれなかったため次男連れで帰ったもう一台の電動車椅子マッチなどその場に居合わせない、まだ出会ってない人も含めた一体感がライブハウスガーラムを包み込んでいた。彼にとっての儀式は、インクルーシブ社会が到来する予感をも秘めたものだった。
演者の一員として緊張しながら待ったパーティであったにもかかわらず大遅刻で、一曲目のキャロルキングのカバーIT TOO LATE演奏中にドタバタと入り込んだ私からもリスペクトを込め赤いTシャツを事後渡します。筋ジストロフィーの夭逝となった「目」の作詞者横山洋子さんは書いたように心の目で生き続けた数年間であった。歌い酔う祝いの宴もきっと暖かく見つめられている。
遅れをとらぬように月曜日に更新しておきました。おめでとうございました。焼きたてパンの店 安藤義人さん。