第3回大淀若けもんセミナー見聞録
2019年2月27日
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さて、内容だがぐるんとびを名乗る菅原健介氏は、ずばり高齢者が輝く地域づくりの仕掛人。先に講演した羽田知世氏はまちづくり塾の主宰で「①職員を地域化②利用者を地域化③よそ者を地域化」するさくらホーム実践家。今回大淀とデンマーク経由で先進事例をつないだのがいつみラワーセン。旦那のベンツ氏とは過去2回親しく過ごす機会も記者にも繋いでくれた。さらには鹿屋星塚敬愛園とも繋いでくれたのが出会いだった。福祉的強運の財部人。
とはいえ、一番光るのは大淀の若けもんセミナーの面々。宮崎の地で自治の名のもとトップランナーである大淀を引き継ぐ後継者が仁義を踏まえ熱気溢れる場を作ってくれたこと。講師選びのアンテナの確かさ。いちずさ。
介護、車椅子という文字が中心となった未来地図なんて有り得ないこととボランティアでも考え付かないはずが、公団住宅にて小規模多機能サービスをウルトラCで起業する藤沢の菅原健介氏。鞆の浦を宮崎駿ポニョのファンタジー実写化してみせた羽田知世氏。我々が秘かに目指したモモの世界はもう地図上に存在しているのだ。
驚きの講演会であった。