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ganbatta volunteers

2019年8月19日 ganbatta volunteers はコメントを受け付けていません

39回目の宮崎わたぼうしコンサートフィナーレを見届けた。定番ずくしなので、山田良一総監督流儀に、そこまでもと肯ぜぬ意を得ながらもブラボー!!!

冗漫なプログラム自体が意図されたもので、ハンディのある仲間たちを主体に置けば即興にリズミカルに舞台は進まない。鑑賞する側に異次元の我慢を強いることが、ハンディに触れることでもあることを優しく突き付けて来る。

説話、座禅の境地にも似た14:30開演延々と18:00終演を見越して、15:12の清武駅行の日曜路線バスに建築中の県病院前から乗った。お目当ては今回は6番目という情報を山田さんご本人から聞いていたので作戦だった。しかし、ステージはそこを見抜いたように、ショートカットはダメとばかりに入選発表後半3曲を鑑賞するタイミングで市民文化ホールに座した。

なので、じっとしていられない多動系のハンディを持つ自閉な部分を十分自意識した観客のひとりとして、15分間の休憩時間はオアシスを求めホワイエへ降りた。コリドールでコーヒーを頼むと淹れるのに4分とこれまた、ハンディ有のスタッフ時間が流れている。お蔭で作業所出展の土産の列を十分冷やかした上に、早退していく納宏子さんと付き添う元MRT番組ディレクターを見送れた。

第2部からは、照明もフル回転してパフォーマーたちによるお楽しみの始まり始まり。特にダンスの乗りにはまいった、降参した。クラブシーンの「これからみんなで滅茶苦茶踊って、騒ごう騒ごう」を見せつける前列のダウン青年二人には!めくるめく盲導犬クィニョンの平然としたアシストをはじめとしたこれぞとばかりのYES YES YESの瀑布に魂は打たれ続ける。

締めには、ふれあいの旅母子常連の武智さんがステージの永遠性を宣言し、表彰式へとつないだ。そしてささやくような司会者が最後の力をこめて40回目は国民文化祭、障がい者芸術祭と一体となって趣向の違う祭りとなることをアナウンスした。出口で見送ってくれたわれ等が平川氏より会場も県立芸術劇場でと教えてくれた。それにしてもフィナーレでボランティアが弾けていたのが一番共感できた。

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