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3/20完成にむけて

2020年3月11日 3/20完成にむけて はコメントを受け付けていません

小京都へのふれ旅報告書

永峰観光バスの昇降を繰り返す内にふれあいが身についてくる。見守りのコツも自分流を発見。

本日のメールのやり取りでは、野海靖治実行委員長も退院して、母智丘の実家からアパートに戻り次第挨拶文を完成させると意気込んでいる。作業の手配も済ませ、祝日ではあるが3・20に刷り上げる目途に大きなため息の山崎。

報告書に載せる写真の中からの一枚には、ペアたちの旅の瞬間が写り込んでいる。個人情報に触れぬ程度に紹介すると、毎年グループホームの仲間たちと参加してくれる参加者の後ろには、大学生ボランティア二人。一人にはイケメンとちやほやされる柔ではなく、卒論発表会では堂々の介護遠隔アプリ?のプレゼンに驚かされた。また一人は留学生にして好奇の目にも宮崎弁、言語障害系の問いかけにもよくぞ耐えてくれた?

旅を終え三月が過ぎた。第1回目から39年が経過した。乗組員は交替しながらも「あなた」を乗せて宇宙を旅する。障がいが隔てる人間間の疎外、そのバリアを越えて実現する年に一度の逢瀬。演出する実行委員会や旅の関係者には「愛」が求められる。身からほとばしる献身が。その献身に心が開かれる時こそバリアは消える。

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