速報!!第31回ふれあいの旅実行委員会
事務局資料と会議に加わっていただいている「みやざき教育支援協議会」職員の川﨑氏によると、
昨日6月2日の実行委員会・野海靖治委員長(46)の議事で日程 10月24日(土)~25日(日)。行先南九州(鹿屋~志布志)。事前交流会10月4日(日)。が決定した。
記録には野海さん他、甲斐、和田、藤原、坂本、渡辺、山崎以上社会人&酒井、戸山、永廣、清水、黒木(公立大)の12名の話し合いで決定した模様。
心待ちにしていらっしゃる人に伝わると一層実行委員会も盛り上がる。学生に負担がかからないようなボランティア募集もあらゆる手段でおこなっていきたい。要綱、画像等は6月16日(火)6月28日(日)6月30日(火)の今後の実行員会後発表されることだろう。
写真は、予定のボルべリアダグリHPより転載。
帰路は、日南海岸のコースのようで、串間の玉碧が出た、中国との交易の確かな歴史が残る地方へのふれあいの旅は、昨年車両の故障で無念を感じた吉野ヶ里遺跡探訪にも勝るとも劣らないホットスポットなどと、ロマンを掻き立てられる旅の展開にわくわく感がつのる。
さて、話は新潟に飛ぶ。新潟ボランティア連絡会発行のビューローだより205号に北陸の障がいしゃ元気情報があるので転載し、また敬意を表したい。
≪訃報≫ 新潟ボランティア連絡会の副会長渡辺浩一さんが、5月6日永眠されました。仲間から”ワタコ―さん”と呼ばれていましたが、電動車椅子の背中に2本の赤色灯を差して、悪天候でも負けずに外へ出ていました。
これまでの活動に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。
障がい者の生きる責任(1992年5月NO29「ビューローだより」より)
渡辺浩一
私が40年以上生きて思うことは、社会は、自分のことが自分で出来ないと役に立たない人間、どうしようもない人間として見ています。一人の人間として見ていないのです。
一人の人間として見てもらいたいのなら、一人の人間としてみてもらいたいことをやってゆかなければなりません。ではどのようにしたら一人の人間として見てもらえるのかと言うと、「障がいしゃ自身が自分に出来る事をやっていくしかない」と思います。出来る事をやっていれば、出来ない事が見えてきます。その時、障がい者自身の口からできない事、すなわち困っている事をはっきり言っていけば、すぐには変わらなくても段々と良いほうに変わって行くと思います。
私は今アパートで生活していますが、寝返りや食事つくりや風呂の介助などしてもらいながら毎日を送っています。もちろん年金だけでは食べていけないので行商(バス券・テレホンカード・コーヒー豆など)をしていますが、知らない人に声をかけるということは、精神面の大きなリハビリになっています。
食事がつくれなくても買い物をすることはできます。電動車椅子に乗ってスーパーに行っていると、いつのまにかスーパーの通路が広くなり、邪魔な段ボールがなくなっています。銀行に行く時も電動車椅子に乗って行っていたら、いつのまにか段差がなくなりスロープがついていました。駅には40段以上の階段があって、そこをちょくちょく使っていたらホームの端にスロープが出来ました。
私は思うのです。障がい者も社会の中の半分は責任があるんだ!と考える人が多く出てきてくれたら社会は変わる・・・と。