ふれあい409号 発行迫る
昨年の上京の折は、千駄ヶ谷警察署でかった顰蹙(ひんしゅく)を先週の上京時は、KT区役所で職員にかわれたと編集委員の野海さん。今回の7月1日付のふれあい409号に同封予定の好評の「旅日記」はさらにさかのぼること2年前のまあるい劇場+こふく劇場「奏でる」全国公演の真っ最中の旅日記。こうご期待。
さて、電話で問い合わせがあって切手を持参されたのは、懐かしい竹井義信さん。自閉症児親の会を立ち上げから40年という経歴にご夫婦でひな壇に立ちましたとお元気なご様子。「今でこそ自閉症という専門用語を耳にしない日はないように」とあいさつすると、蜚語を浴びてきた初期~と答えられるが、78歳寅年と巳年のご夫婦はさらに胸を張って立っておられるご様子に感じ入った次第。
再び、旅日記では2年前を振り返る野海さん、昨今は体調も良い様子で一年分の活動的な日々とスケジュールにますます拍車がかかっている模様。たまたま着電した山之内俊夫さんからの用件に答えている内に、いわゆるPAパーソナルアシスタンスの考え方には異議ありとはっきりした口調になった。ヘルパーの活用とプライバシーの確保を両立させることの視点こそが野海主義という。だから、今回の上京では「暴れてきた!」と振り返る。KT区役所にトイレ介助を願うと、今では宮崎市では考えられないような説教口調が職員からは出たのだという。初めてのホテルでも、公共機関ほどでもないが同じ「一人で出てはならない!」訓示を受けたのだった。宮崎での最近の行動が、JR宮崎駅、南駅経由だと快適な分、首都での新しい寄り道ではバリアが暴れざるを得なかった双方。
日記には、共演者だいすけさんとの事や平田オリザさんとの遭遇も出てくるので、一年おき難ウェーブをサーフィンするが如くの非PAなこだわり?理想?を彼と共に追求できるのでふれあい409号をどうぞお楽しみに。
なお、ふれあいは会員向けに郵送されるとともに、全県下社会福協議会、高校以上の学びの場へも発送します。受け取られた側の配慮ではお近くのボランティアコーナーでお目に留まることがあるかもしれません。
兎に角、AKB総選挙の秋葉原を視察した野海氏、さらにパフォーマンスも宮崎・文化ストリート経験以来のFBつながりで鑑賞して来たらしい、最新の風を運んできてくれたことに間違いは無い。今回の投票結果次第では恐くなるともつぶやく。自身が怯えないで!我々同志よと書き込む側面を持つ、いたって慎重派でもある野海氏が、奏でる動く哲学は、水曜日にそばで過ごす日々に吸収できるのである。
〆のお言葉「一番驚いたのは、障がい者が社会に出ていなかったTKY」