演劇VS映画
2016年7月6日
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体験が多様な人生を乗り切る思考を育む!ということで思考の「糧」であるワークショップと上映会の話題ふたつ。本当なら出来上がった「32回ふれあいの旅」の広報を先ずという場合だが、ボラ協近隣で企てられているイベントに敬意を表する次第。
編集委員で実行委員長の野海さんも辻会長の職場宮崎公立大学に所用で出かけている間にかいつまんでお知らせする。
とはいえ、人間の数だけ思考と嗜好は様々で、PAみやざきを訪問した際には、事務局長の山之内俊夫さんから「今年の宮崎映画祭はすごいよ!」とネタも仕入れて来た。樹木希林と園子温がゲストらしい!!「あん」の上映に監督の河瀨直美は欠席で、主演女優がやって来る。そしてSFを引っ提げての園子温。まだ時間はあるがわくわくもの!
さて、本題。平田オリザと宮崎の縁はアートステーションどんこやが取り持った「冒険王」上演からスタート。こふく劇場コラボまあるい劇場へと進化した。その東京駒場のアゴラ劇場を本拠地とする「青年団」役者にして「老いと演劇」OiBokkeShiオイボッケシ主宰の菅原直樹氏の講演会と体験講座。フライヤーから読み取ると徘徊老人を役者に見立てて介護する?のだろうか??認知症は私が誰なのか分からなくなるという恐怖のイメージ先入観が普通のようだが、介護と演劇の手法がマッチングすると新たな展開をするのだろうか?
先週の告知フライヤーの事業主体である「MJ」エムジェイが障がいのあるなし共に宮崎県づくり条例に呼応した企画としてプレゼントしてくれる。せっかくなのでひなた県でも介護をもっと明るくと「高鍋町」と本拠地「都城市総合文化センター」の2DAYSの展開となっていて、高鍋町は「あわいや」〒880-0902宮崎市大淀4丁目5-25 南宮崎駅前ビルD棟1階 代表 生駒新一郎 が主催する。会場は「高鍋町老人福祉館」(ここではグリーンコープ生協助成を受けている)7/23(土)10:00~12:00講演会 13:15~16:00体験講座。
都城市総合文化ホールでの開催は、7/24(日)9:30~12:30体験講座(練習室1)14:00~16:00講演会(会議室1)・MJ自主事業。後援には、都城コアカレッジと大悟病院 認知症疾患医療センターも名を連ねる。
またもやの企画者(ダンス講座も)松原正義氏の想いは≪「演劇の手法を用いると介護が楽しく!」「介護と演劇の相性の良さ」に気持ちが軽くなりますよ!。と「障がいのある方と共に表現活動を行う「あわいや」さんとの協働≫を宣言されている。
さて、後者の映画は、「障害者プロレスドキュメンタリー DOGLEGS」9/4(日)①11:30 ②15:00みやざきアートセンター・アートスペース1 お得な前売り券ございます。これまた、旧どんこや系のプロレス好きが熊本まで観戦に行ったあのプロレス団がフィルムになってやって来る!ポスターを掲げる永山マッチさん父子はプロレス観戦歴が永く、持ち前の行動力(そう!今の野海さんみたく)の路上ではアスファルトとデスマッチをやらかすキャラ。4月のパレード直前も南詰でVS大仁田厚風電撃戦をやらかし験を担ぐほどである。映画はネタバレというのがあるので観てのお楽しみということで・・・。本気で向かってきなよ。本気で応えるから。と不敵な雰囲気で迫っている。
というところで、なんだ演劇そのものが無い!という方向けには、小林市で藤井貴里彦脚本の再演が8/11という情報が野海FB関連で入手。FB仲間、坂元典生さんは宮崎日大高校生だった45年前に、松田俊彦さんらと映画サークルをやっていた話はお宝。稀有な劇作家、城雪穂、藤井貴里彦父子との係わりのある方は、初盆の季節に偉大なる「演劇」の光を偲ぶことになる。