プレゼン
昨日の第32回ふれあいの旅実行委員会の主な議題は、今年度の共同募金の一次審査通過を受けて、プレゼンについてであった。
野海実行委員長、吉野由夏、外山結美恵の三人の実行委員が熱くふれ旅の意義を審査員に伝える。ここで、昨年の分から実行委員の坂本夏美の文章が使われていたので転載する。
『養護学校を卒業した時は近くに通う事業所がなかったので、私は親とはなれて、自由に楽しめる場所をさがして「ふれあいの旅」に出会いました。ふれあいの旅で出会ったボランティアの人とふれあいの旅以外の交流もたくさんありました。 ふれあい旅の実行委員をすすめられた時、自信がありませんでしたが、思い切って参加しました。準備が大変な事を知りました。でも自分達で作り上げたふれあいの旅は、今までと違った楽しさがありました。とても勉強になりました。 今、私は自立の勉強をしています。親が年を取ったら施設に入所。それまで楽しもうと思っていた私が、これからも地域で生きていく道が見つかりました。ふれあいの旅と出会って、いろんな人に勇気をもらって、今の私があります。これからもいろんな人に出会って、ささえられて、自立した人になりたいと思っています。』
今回のシナリオは、実行委員長が作成し、外山、吉野の二人が発表となる。さて、坂本夏美は自立した人になりたい。と締めくくっていたがすでに、自立生活13年もうすぐ14年の野海はどんなメッセージを共同募金に訴えるのだろうか。
本日の事務局当番には一番乗りして、MESC亀澤氏に畳スペースを出してもらい、わたしが到着した時にはipadで執筆中、しかも元気が良かった。わけを聴くと、MRTラジオ「ボランティアワールド」にあわいや生駒氏と出演する。火曜の朝の定番長寿番組に出水和子さんからチャンスをもらった。相手のアナウンサーとどう話が展開するか必聴である。
14年目にしてやっと自分のしたいことができるようになったという野海さん。障がいがあってもなくても自分のしたいことをできるようになることのエネルギーの配分や楽しさを教えてくれている。