アガペとストルゲ
第17回宮崎ドキュメンタリーフォトフェスティバル・フライヤーは訴える。11月30日(水)~12月4日(日)
11/23~27までは、協会加入団体「第2回宮崎ドリームアート展」も開催されている。会場は宮崎県立美術館県民ギャラリー。
ここで紹介したいのは、右上にある丁寧手作り折り紙のプレゼント。オレンジのハートにはあなたは「ストルゲ」ですと印された恋愛診断のワッペン。凌雲祭時に立ち寄った川瀬研究室恋愛心理コーナーでの記念。辻研究室のふれあいサロンには旅の仲間と中央西地区のメンバーが集って、好天の学園祭を楽しんだ。空いた時間に入ったのが、心理の恋愛観をアンケートで分析してくれる教室。教授不在でもてきぱきと恋愛に悩むお客をさばく女学生。アンケート用紙の項目に質問裏表する様子を包容力で待っていてくれる。
なにか、我々のバリアフリーとは違ったソフトな自由感で包み込まれる。我らがフィギア的にケアやボランティアをすると例えれば、心理教室では魂と魂のふれあいのスキルがある上で、恋愛に関する思考を分解分析してくれたようだ。
回答に〇を回していくうちに、隣の用紙の野海さんの分と、私の分(結果ストルゲ診断)は印す場所が違ってきた。「3」どちらでもないに多くなっていた項目では、野海さんは違うの方を答えた。そして、出来上がった用紙を手に、集計は野海さんの分は女学生がしてくれたが。結果を知らせる時、少し驚きの様子であった。めずらしい恋愛観「アガぺ」である。個性の強さや、はっきりした気性などは熟知していたが、彼が「アガぺ」で珍しい存在だったとは恐れ入った。恐れ入り屋の鬼子母神。障がいのあることは、メリハリが強いとも理解して、魂の部で生かさせる力のことも感じさせられるものだ。例えば、この日サロンに来ていた武智秀之母子との会話で、名付けを問うたら、鬼子母神の存在が返答されたというようなこと。
とにかく、ふれあいの旅実行委員の女学生たちに会いに行っておまけでもらった診断がアガぺとストルゲであった水曜日の県ボラ事務局の二人。さて、アガぺはどのように恋愛を成就するのか、ストルゲはその意味を生きて行くことができるのか。もともと備わって来ただろう生の課題が二人別々、たまには協同し、よく足を引っ張り合い、それぞれの恋愛と生を成就していくことには間違いは無い。