Vスタジオ
活躍するTVタレントが毎回登場してわいわいやっている番組みたいな水曜日アフター4、しんがりは和田ッチ。公立大の授業が早く終わったと寄って、たまたま話し込み中のナベちゃんがコーヒーケアをしてくれ、紅一点純子ちゃんはプルタブの仕分けを始めると、MESC課外授業(南宮崎駅前)講師の下準備の伊地知さんは「それってテレビでやってたよね!もうわざわざプルタブは外さないで!と」まあまあ、にぎやかな時間が六時ごろまでは続く。
さて、先月送付したふれあい誌410号に封入した会費ご請求に反応して本日は郵振通知と訪問でどんこやからも支払いに来てくださった。城戸松豪さんに会いにオストミー協会宮崎県支部の廣志さんも寄って話していかれた。30年前に発足した時には、ご自身は自分がオストメイトになるとは考えもしなかったと記録には書かれ、前支部長としてどうしても残さなくてはという貴重な本が完成した。表紙には貴重なカラー写真も。10年前には全国大会も開催され勢いにのった。その会場、サンホテルも解体されている。若い支部長も引き受け手が誕生した。
次に印刷に寄った満平一夫氏が置いて行ってくれたフライヤーはN-Actionってなんだろう??「今年度より、宮崎県支部においても全通研次世代活動委員会(通称:N-Action)の活動が始まりました。手話に興味がある方はどなたでも参加できます。
二人の子ども姉弟もリーダーとして活躍できる世代に成長したと笑顔を見せる。
さて、オストミー30年史はそのまま日本、世界の排泄ケアの現状にもつながっていく。そして、帰路野海さんは、穴の開いた尿器を買い替えるため用品店に向かった。鉄路。トイレでは納式について問うてきた。納式こそ完全なるバリアフリートイレであろう。もう役所を定年の時期となった岩浦厚信氏がアドバイスしてリホームなった鶴島納(おさめ)宏子邸。座すことが困難な様子にマッチした埋め込み式トイレスペース。現在のアパートでの尿瓶使用を超えた何とか納式に取り組むことは前から思っていたが、本日の買い替えを機にトイレそのものの自由度を考えるきっかけにとつぶやいた。
そもそも、事務所のフライヤーのコピー「小・中・高校生ならだれでも食べにこれます」(という、こども食堂)に反応して、もし車椅子の学生が来たら困るのではないか?よく目にする「だれでも」の受け皿の想像力になかなか僕たちは含まれていない現実。しかし、新規開店の居酒屋「恵屋」宮崎駅店での対応などには逆にホスピタリティーに驚いたそうだ。この事例は、コメダでも遭遇した新規オープンの名古屋系とあって出掛けて、入り口で待ったが、その列にはヤッドメンバーの上田さんとヘルパーコンビの姿も。
今時、新規に顧客をもてなす時にせめてホスピタリティの守備範囲は堅持であって当然。普通に扱われることの大事さ。ハード面の使いにくさの前に気持ちである。わたしとて冬のカフェで厚着の(電動で動くなら当然)友人の脱がせにくさに酔ってて戸惑ったが、バイトくんと何とか乗り切ったことも。
N-Actionの若い動きに目を細める満平氏は、公立大への出前手話講座からの広がりにも素直に笑みを見せる。オストミー30年、貼りだされた「わたぼうし37回コンサート」ポスター、来年の33回ふれ旅、ちょうど国際障害者年とか、国体とか、何やかにやでいろんな動きが連動し、その頃そのうごめきを察知しながら生を受け育った今の世代が身についた理論をどう実行するか見て居よう。われわれがしたように失敗が大きく叩かれるはずで、成功さえも横取り、仕事を取られるなんてことにも到ろう。
しかし、気持ちさえあれば良いと、時代はちゃんと認めて励まして、称賛する時を待ちかまえていよう。
蛇足だが、我がガッキーと星野源の契約結婚は意外な展開を始めたと、TV放映前に先に寝た私に家族が面白かったと伝えた。漫画が原作というが、人を恋するという古典的な現象に果敢に若い世代は答えを出してくれている。その細部には人間の成長もあるようで、やはり若い力を伸ばすこと。そこに進化のきざしを観察して愛でること。若さには下駄を履かせてあげること。きちんと見届けること。そんな体制を持ち続けることを今日は肝に銘じることとしよう。野海さんとて来年年男。もう若いと言っては失礼。和田ッチがギリ線なところか。もっと若い世代が立ち寄ってくれることがこの事務所のふれあい度維持になろうとも思う。
青年が来た時には、普通に。慌てず。そう、去年静かに自習していった青年たちよ、気軽にお寄りなさい。てはじめにそうつぶやく。
我が家も、孫が福祉まつり・フローランテデビュウを明日はする。にぎわいを創出するボランティア性は隔世遺伝するみたいだ。