ストラテジー
情報紙ふれあい411号は、まだのお楽しみだが、ボランティア団体のイベント情報はタイムリーに届けようと、辻会長の総会時での毎月発行を縮小でも広報の使命は果たしましょうとの協会事務局体制である。
そこで、今回の封筒には3イベント・フラーヤーが封入される。発端となったのは一般の若いママさんが企画した冒険遊び場の一大デモンストレーションを周知することからである。講師として本場の冒険遊び場からやって来る天野秀昭氏との縁がつながってのことでもある。ボランティア聖地とも言っても良い「世田谷」区で実際目にした光景は、雑木林がのこる大き目な公園にプレイリーダーが常駐して、近隣の大人たちと運営するエリアが永続的にある姿。遊具といったものはもちろん配置されてはいるが、手作りに徹したと思われる管理棟とその一角は陣地のかたちを成している。その宮崎版をどうしても作らねばというのが「宮崎冒険遊び場ひみつきち」。その心強い後ろ盾として講演するのが天野秀昭氏で「2016子どもの根っこは遊びで育つ」ことを解題する。縁というのは、県ボランティア協会が発足した時点でボランティア365プログラムで若者が事務局に常駐してくれたこと、天野氏はそのプログラムの初期の若者であった、同期に佐土原町から長野市・松代に派遣された濱砂さんがいたというつながり。詳しくは講演を聴きたいが概略は若者+子供+親=遊びの陣地づくりという構図。当初、ヨーロッパの多彩なあそび場保障を持ち帰った設計家から取り入れたアイデアは地についた上で自己責任と自由が融合するという奇跡の遊びを展開し続けている様。
その他、2枚のフライヤーはオリンピック開催、本県では国体のタイミングを逃さずバリアフリーの思想を根付かせたいという作戦と損保ジャパンの助成を得た第2回ドリームアート展、もう来週開催で直前となるが、動き出したそれぞれの団体へ勢いの加勢ができればと願う。
再び、子どもの遊びにもどるが、手元にある「からすやまプレーパーク広報紙もぐら通信2015.12 NO53に瞠目させられた記事が出ている。
プルタブではひと騒動あるが、溶かしかたに流し込み、冷やして銀の星ができるという。昔の遊びも新たな遊びも、習うべきは大人のようだ。