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ETとCP、アンドPK

2016年12月30日 ETとCP、アンドPK はコメントを受け付けていません

ETとCP、アンドPK

イーティー(E.T.)は、スピルバーグ監督の作品。世界的ヒットした映画と当事者性を滑稽に描写した身体障害者(正確にはセレブラル パルシー)の詩がわたぼうし音楽祭(奈良)の舞台で発表されたのが、ETとCP。作詞は関東の猛者島田氏で作曲と演奏は我が落合さんチーム両者で勇躍関西へ乗り込んでパフォーマンスした。そして、今年の締めは2014年度の印度映画「PK」を愉しんだ。という今年の振り返り。

何と、喪失感にさいなまれた2016年であったか。稲垣政安翁は、杖の怪人として宮崎県福祉総合センター上階の結婚相談所に通い詰める日々に我々県ボランティア協会に遭遇。ほぼ開催イベントには皆勤した。彼のネットワーク力(りょく)は相互作用を及ぼしボランティアたちとは化学反応を起こし続けた。彼への活動ウオッチほどの情報量は持ってないが、宮本美智子さん藤原彩香さんらの女性バワーも今年の喪失。そして、リアルに身体ごと思い知った熊本地震。ポジティブ部では差別解消法施行から前向きに歩こうと仮装で練り歩いたパレードは久々の痛快な風を吹かせることができた。

しかし、喪失感の上に築き上げられたであろう登場人物たちの生き様は記憶の世界からこの世に光を送ってくれる。それほど遠くへは去ってはいないよと呼びかけてくれている。

年末のクリスマス喧騒の内に観た映画「PK」は、ひなた県ならではのNPOな宮崎キネマ館で喪失感を吹っ飛ばしてくれた。そして、喪失こそある意味宝であろうことをもきざしとしてくれた。

会員の皆様には、酉年のごあいさつ「ふれあいNo.411」が郵送されます。編集後記には野海さんが我々自身を励ますメッセージを記しています。今年は自閉症の仲間たちからの発信も取り上げ度が深まりました。万人にボランティアの種と窓があらんことを。

そういえば、辻会長の研究室で推進するシステムは、PSK(愛称、ぴーすけ)です。

会員に配布されているPSKカードの活用も初夢しましょう。では、良いお正月を。なお、ネタバレですが映画「PK」の主人公は「酔っ払い」とデリーの町で呆れられていたのでした。

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