実行委員長未帰還

ふらっとカフェ閉店間際に電話が‼声の主は武智秀之さん。ふれあいの旅の感想文メール添付が届いたかの確認。参加者の中では最古参にあたる、小学生時代にも参加したことのある４１才。記憶にあるのは名物実行委員長の中村幸広の雄姿。バスの中で車内販売があった最盛期のエピソードも語れる。「ビールを売っていたですわ」そう、まだボランティアの破天荒を止められなかった平成黎明。気合でボランティア！どの青年もがスーパーな存在だった。
電話のやりとりは、東京神保町のSAKURA HOTELフロントからの連絡以降消息が事務所に届かない現実行委員長。そう、急病のため旅行は断念し、予定の上京は果たした４９才の電動車イスライダーの未帰還。虐待や拉致を受けていたらニュースになるでしょう！とジャーナリストの事件とごっちゃにしてしまってる。「来年は母も参加したいようです」と母子でふれあいの旅を楽しんできている。
さて、ふれあいの旅と単独行は比較すれば、押し留められない自分との闘いにほかならない。来週まであの眼に再会することはない。とはいえ、武勇伝と迎えてあげたい。お帰り実行委員長。