408号室はBARりんたろう
実は、、、と騒然とする休憩時間のトイレに並んだ学生に声かけた答えが。「守備ですか?ライトです。チーム一丸となって2位になろうと進んできてたもんで!打球がとんでくるのもビビりながらだったんです。」お互い介助の合間のショート会話で、名札をみて確かめることなく「見るからに野球部員ぢゃねえかえ?」と声かけるのがやっとだった。
さて、二次会に指定された408号室。飲料は実行委員会が配置。お湯、水、氷の三種の神器はホテルでというサポートを受けた。懇親会がひけたあと、カラオケ室組と分かれ夜を楽しむ参加者がペアを組んでやって来る前にベッドを寄せ、敷かれた布団を丸め、なんとか4人部屋がお座バーに転換を終え開店。
平成前後生まれの現地参加の女性も含めた世代、わたしママの世代、そして就職を決めての学生らと異文化同志で12時前くらいまでわいわい騒いだ。無料制だったので差し入れが華を添え、山田町の視覚障害の竹森さんと都農の幹也ペア、聴覚障害の畑中美子さんから離れ自由の時間となった鈴花さんなどサッカーや長刀経験者のスポーツ系でネアカ。今回インフォメーションで大活躍のユースケさんのWEB上での呼びかけに応えてくれたエピソードなど。人気の梅酒炭酸割を作りながら場は自然と盛り上がり、静かにひけた。
BARでこころの洗濯が必要なのはおじさんたちだけの特権だけではない。骨休めと知らないことだらけの世界の情報庫としてフリースペースの出番を感じる。なにより文字盤で根気よく守さんと過去の参加者阿萬さんの接点が別府太陽の家にあったことを、みごとに川越健太のパパが聴きだすことに成功したのには舌を巻いた。その5年生賢太は初めての卓球に夢中になり、リピート1年の成長をみせてくれたことも旅の宝。それも学生が秘めている青春の果実パワー。次回も声がかかれば是非BAR開かせてね。