「自由にしたいボランティア」投書転載〜10/17宮崎日日新聞p11「窓」欄 岩切富士夫氏
2013年10月18日
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私が宮崎県ボランティア協会の会員になったのは20年ほど前。協会は現在、特定非営利活動法人(NPO法人)として存在している。その間の活動は、私がほそぼそと12年間、発刊し続けた季刊誌を毎季寄贈したこと。使用済みテレホンカード数十枚を3回ほど持って行ったこと。また、年会費2千円を納め続けてはいるが、現在はほとんど活動はせず、私に何ができるか模索中だ。
元来、ボランティア活動は自由に、自発的に、好きでやることであり、強制されたり、義務でするものではない。つまり、近くの一人暮らしの老人を訪ねるという身近なことから、遠く外国に出掛け、水の少ない土地で井戸を掘ったりすることまで幅広い。このことは、他人のために何か役に立ちたいという人の持つ本性なのかもしれない。
ただ、一部の人たちに見受けられることだが、ボランティア活動に心血を注いでいる人を見下したり、侮ったりすることは避けるべきだし、禁物ではなかろうか。