不安を調理、暴走を回収するシステム
まず人間の特質は精神を纏って生死を旅する動物園の中の一種であることから理解しよう。ちょうどアフリカンサファリには一番に到着し開門を待つ間に余裕のしっかりした時間を持てた第29回ふれあいの旅だったのでこのことに気づくことができた。今年最大の寒気がまだ由布岳に差し掛かる前の比較的温厚な風の中、団体行動への差し障りが極小の時間を持った。この隙間こそ自由の意味を持つものだろう。
前朝から時間との勝負に挑み続けヘトヘトで、筋肉的疲れは逆に脱力をと、緊張緩和なブラリな時間にだれも眉を顰める理由を思いつかない。
そうだ、時はいつのときも親切な友達♩精神を不安から護るもろ刃の剣
開門と同時に案内DVDに促され不安から脱した野生動物たちの動物園の一員になって風変りな仲間との地球暮らしを垣間見たのであった。怖い物観たさが適度に調理された動物園ではひたすら共生の意義が貫かれている。動物との共生主義共和国を維持していくためのシステムに細心の注意が払われていることが推測されるランド経営。その後高原を下ると一段と回復した海よりの天候の元通過した自衛隊演習場も同じような地形を利用していたので、そちらは極限まで暴走を制御する法的ランドであったわけである。
旅から四日経ち、疲れも興奮も、知恵も恋も抜け始めた。そこで最後にやっと顔を出し始めた次回へのバトン。
それが、不安を調理、暴走を回収するシステムなのである。バリアフリーというと平面化や撤去、大規模な構築となるが、基本は不安な気持ちをぬぐうおまじない程度でもありなのさ。最近「楽しみましょう」が社会的に板に着いたニッポン社会のバリアフリーは出来れば無不安な生き方にシフトしたした方が良い。実行委員長などはひったくりにも遭遇するし片やゲーセンのスタッフとも友好なようだと別刷りふれあい(県ボラ協情報紙、毎月1日発行会員限定郵送)に書いている。
不安を敵とせず暮らすアプリぴーすけ開発も辻ラボ*では橋架中。トラブルの無い旅なんて!の名言で走った28回から不安をも受容する旅へと展開する29回今回は来週反省の実行委員会を持つ。
その時飛ばすジョークは決めている。あの添乗の安達さんが指した高崎山から高速道路を渡し外に掛かる猿橋を周知するアプリ開発を繫がりやすさ一番のソフトバンクの孫会長が懸賞金付で出そうと思ったら父から吠えられて目が覚めアイデアも忘れたんだって!
*辻利則会長(宮崎公立大学 人文学部 教授)は要援護者支援検討委員会を組織され日本災害情報学会でも「ぴ〜すけカード」をポスターセッションされた。