XPはいつまで大丈夫?
夕方開催の実行委員会の資料作りに集中する山崎光代が廊下を行く仲間の家の会館清掃のみんなに声掛けられながら入力するデスクトップも、ホームページ作業に並ぶこのDELLも、2機ともXPである。
FAXはインクリボンを替えたので良く動いてくれるが、事務所の今の一大不安はこのXPにいつウイルスが侵入して脆弱な経営に更に追い打ちをかける結果をもたらすかだ。
室外に配置して自由に会員は自己申告で利用できるリソグラフ印刷機などはリズミカルに印刷音を響かせ、ボランティア活動が如何に情報の拡散であるかを物語る横で、電話代不要で更に戦略をシェアするツールの危機なのだ。
メールが来ないと返信してないのに、む、届いてないのではいぶかる余計な憶測まで健全なる精神に忍び込むではないか。
そりゃ、余裕がある御仁ならメールに即返信をして済ませるのが、ボランティア分野では時が満ちて上手く進む、などと悠長に構えてるのがごく普通なのだ。いくつかの本来の仕事が済まなければ、メールに取り掛かれないのが正しい。ボランティア時間は行ったり来たり、人の気持ちの善意の力で動いている。
しかし、もうXPはいらないから廃棄という容赦無い近未来となった。
この亀のような時代遅れのXPもしかるべき時まで、協会事務所ではフルに活動を続ける。餌はそんなに食べるふしもないが、器用に関係機関との調整役の道具としてのそのそと働いてくれる。ありがとう。もう少し頑張ってね。