クマがんばれ!マッキー、リィ、ニーナありがとう
都城MJ、なのはな食堂でランチバイキングをむさぼり食べていると暗雲につつまれ、雷雨となった。宮崎ダルクのニーナが、薬物の恐ろしさについて講演することを新聞に見つけ応援に駆け付けた。他にも三人の新旧メンバーがこれまでの心の迷い道を各10分くらいスピーチをした。前半は鹿児島ダルクを取材したTV放映DVDの代表「戸山実香」密着番組
で事実そのものを知らせた。ただし、マスコミ全体として、依存の見地を揺るぎない立ち位置で論じているかには、疑問が残る編集も感じる。メディアは、キチンと悲惨さを言い切っているか、不用に焚きつける?ニュアンスに敏感さが欲しい。また、社会全体が依存を助長しがちではないか?
少なくともダルクでは、絶対ダメに勝る自分への誓いがある。
迷い道という表現はなかったが、朝から高速を清武南で降りて269に乳岩から乗ったのと、講演会場をプラザと間違え、登壇丁度に美術館前のコミセンに着くという迷い道を経ての聴講となった。薬剤師会主催だが、テーマの薬物の恐さは知る由もない専門家たちには、新鮮な刺激があったようだ。社会全体がまだまだ事実を知らない。
私は、癒しの里の会員として、仲間に入れてもらっているが、事実を自分に当てはめると依存心の起こす葛藤は今朝だって二回あった。罰せられる以前に自身にも周りの家族、友人、地域にも迷惑はかけ過ぎているくらいなのだ。
登壇した中の二名は初顔。特にアノニマスネーム「クマ」の二十代の三年間の受刑はあまりにも大きい。が、インパクトを受けた。表情の明るさと外見の落ち着きは、最大のがんばりでマイクに立っていたことだろう。すてばちで薬物を使い、代償に耐え、社会復帰に懸命な日々をダルクでおくる今。正常な自分を立たせるのは、自分に他ならない。ただ安心して立っていられるのは、新しい自分が仲間に助けられながら、今ここにいるから。
フィルム映像や生の言葉は、簡単に発せられ、嘘や口実で塗り固めた末が、転落以外なにものでもないこと。薬物の恐さの事実の前には、自信など微塵に吹っ飛ぶこと。ただし、生き方なら、今この瞬間にも変えられること。そんな鍵になる示唆を聴講者に与え、ダルクの力量を伝えた。
宮崎ダルクの創設者コウから、学んだ尺度、自分が自分であること、訳が分からなくならない生活。このことに尽きる。
そして、今度は迷うことなくMJで野菜バイキングを鶏肉グルメ、デザートを混じえ楽しんだ。ただし、なのはな村本館のレストランでハシゴして豆乳チャイをとの目論見は、休業日かつ祭り出店で看板だけで果たせなかった。