拝啓、岩切秀夫様
もう、自身が子育て真っ最中のひでおくんへ。
君が、意気揚々と上京後胸を張って自分の世界へ戻ってきた高校生ボランティアの瞬間瞬間は忘れてはいないでしょう。
そして、まだ、本当の答えは掴めていないことも想像できます。
だって、私たちが譲り合いながらぎゅうっと詰め込まれていたあの狭い空間の青年期は、何でもあり過ぎで熱っぽかったからね。
そう、思い出すでしょう。福祉センター・ビュウロウ、そしてひむか村子供文庫の活動。
その成果を引っさげて、上京し全国からのツワモノたちとの喧嘩になりながらも、ダンスで自分の今を発信した表現の場を。
引率した私が、ボランティアコンクール風な研修で見守って、あれからも、ずっと気にかけていたあなた達と活動文化祭のことを。
昨日は、あのカツブンが遂に地元の宮崎公立大学でミニ再現されたのです。
指導者向けの日本ボランティア学習学会というアカデミックなものが、やはり宮崎の手にかかると、カツブンになった初日でした。
何故なら、国際の切り口で高校生と先生たちを牽引していた蘇陽高校の榊定信(故人/写真顔半分・笑顔のジャーナリスト永井、西村両人&JYVA長津嬢
@青島全ボラ1989)さんとの約束が果たされる、九州総集編という歴史的事実があるからです。あの頃は自然発生的に群れていた高校生ボラは今や県立高校生間でも
学校の極くずし(日本文理大・高見大介さんのコメント)的な地域かつ文化活動に位置付けられています。じゅんぺいの女子校は共学になってるなど変化も多彩ですが。高校生の発表はどれも好感を与えてくれました。ひでおくん流の遊び精神は(農高のスライドショウのBGMでマイケルジャクソンの曲を使用)継承。
ところで、興梠寛学会代表理事の市民の力論はVが学ばされ様としている危機的局面に立たされているのです。学ぶ力こそが社会の力という探求宣言には力がこもっていました。本日の分科会でも議論が持たれます。
宮崎からの発信は現県ボラ会長の辻利則公立大ゼミ生たちが車椅子の仲間との協働をぴーすけシステム開発をベースに、同じく会員の出水和子さんが広報力を報道機関との連携で発信されます。いずれも今の宮崎の地域性と時代性を引っ張っているものです。
あのカツブンの雰囲気は、榊先生のお膝元熊本からの現役高校生も引率されて2名夜の部にも出てくれていたのが良かったです。