Home > お知らせ > セピア色活動に虹の橋

セピア色活動に虹の橋

2015年5月17日 セピア色活動に虹の橋 はコメントを受け付けていません

視覚障害者団体会員(盲導犬とヘルパーを従えた)にはどんな色彩が受け取っていただけただろうか?
FullSizeRender

27年度総会振り返り
「へー昭和57年当時といえば、大学生時代をそばで野球だのに興じていたもんだった〜(当初連絡会時代)。そしてふれあいの旅に参加することでボランティアへの考え方も変わった。」
 三テーブルに分かれて、ランチを囲む交流会には親交を結ぶ時間を求める会員が残り食と回顧がすすんだ。
会員団体の焼きたてパンの店きゅーとが納品してくれた塩パンセットと炊きたての雑穀ごはんにオードブルをつまみ、高崎・海ちゃんの家さんらも湯茶の加勢をして下さり予定どおり深まる活動始めとなった。
 第一テーブルに付いたが、簡易たたみ桟敷では、募金・寄付も気遣う納宏子さんに上京したての元祖歌うボランティアの落合孝通氏がNHK渋谷に宮崎放送局赴任者を訪ねた共通知人の行く末を確かめ合ったり、事務所内で馴染みが深まってきたみやざき教育支援協議会の亀澤代表理事が自身の成長去来を常連のJ子さんに語りかけたり。
最古参の落合氏のテーブルでは、やや信憑性がファジーな展開も聴き及んだが、やや往時のトーンが落ちた同活動界古参、T部さんのテーブルを挟んで適度の風呂敷も膨らんだ昼食となった。
 新任理事2名を承認した議事では副会長役職の関原澄子さんが結の里営業化に専念ということで都城ユネスコ協会の有里泰徳理事に変わった他、質疑では全国手話通訳者問題研究会宮崎県支部の満平一夫氏からの平成元年の参加以来未体験のふれあいの旅佐賀の概要を山崎光代担当が有田焼ワークショップでの小失敗と有田市ボランティアとの交流を説明、イオンの黄色いレシートの認識を矢崎黎子理事が問われた。開会の挨拶でも辻利則会長が代理で授与式に並んだ菊永恵子理事の電動車椅子に揃うため全員が降壇しての記念撮影になった報告を目線効果として評価され、毎月11日のキャンペーンデーのボランティア寄付の盛り上がりへの呼び水が自然と湧いてくるようだった。地道さがきっかけとなり寄付やボランティア文化が醸成されていくその酵母役を担う意味が深化した総会および活動全体像を振り返る機会を得た。話題の主菊永さんからは、猫画家斎藤泉さんが今年の還暦男ということで、何やらどんこや中心のめでたい会の企画も耳に入り、昨年暮の4人を祝ったボランティア熟年年代もここ数年でピークを迎えそうで、時の流れの意味ではボランティア社会の目標達成が急がれるも、また、辻会長の弁ではあるが、今の公立大学生頼みの旅の実行委員会の様子は活動現象化が顕著な下りラインを再び上昇させるか、もしくは社会のボランティア化を社会が促進するかの佳境に入るタイミングであることが定点観測できる。そのような見地に立てる場、駆け込み寺的役割の協会はしばしの蛹の期間をへた羽化の時期になって来た模様。どんなメタモルフォーゼをみせるのかは、会員相互の活動の彩りの反応によることに違いはない。ここのところ補助金助成金事業をスリム化してきた部分の吸収力が好転反応を見せるためにも、事務所に吹き込む風待ちの帆船状態ではあるが・・・。スピード感覚のポテンシャルあってこそのボランティアたる活動である。ダイスは転がされた。

Comments are closed.