みんなネット福岡大会分科会「当時者の力、自立と経験を活かす」
昨日、9/28から開催されている精神障がい者が共に暮らせる地域づくり第8回全国精神保健福祉家族大会〜当事者の力、家族の力、地域の力が未来を拓く〜が本日9/29午前福岡国際会議場で分科会を催す。
その発表者の一人が長友さん。宮崎市民文化ホール・バイキングレストランカフェコリドールと地域センターすみよしでのぴあカウンセリングでご活躍されているご様子を経験報告をされる。
今年は猛暑で悲鳴をあげたという北海道浦河町でのべてるの家生活から帰郷後、宮崎での活動は全国にも発信すべき好事例と評価される結果。
当事者という言葉が定着するまでかれこれ40年ぐらいの間、ボランティアまた家族として三障がいで生じている格差に対処してきた家族会の運動の集大成の大会での発表者が身近に居られることは頼もしい。一度だけ上京して参加してきたデモには障がい当事者の連帯として精神の参加があって盛り上がったのは確かだった。YAHDOの旅行ボランティアとして多摩・永山駅にも遠征し駅のホームで初孫ゆうらちゃん出産の報を受けた。雨で中止の運動会の5年生ということで、そのデモの盛り上がりから11年ということになろうか。自立支援の法制の流れに当事者の声を届けようと厚労省ビルから虎ノ門、霞が関のアップダウンを電動車いすの後先で⚪︎⚪︎シローッシュプレヒコール。カラオケ以外はあんな怒声を上げることは今はもうない。
そうこうで、当事者が強く感じてらっしゃる障がい間格差というものに鈍感なままボランティアシーンが続いているのは悔しい限り。昨今の災害ボランティアでますます光る自発性などが、精神しょうがい理解へ簡単には向かわない理由は差別史に塗り込められ、戦争の何故と平行して70年経った。時代の先端ではGRBTIの性差も乗り越えようとするテーマは脚光を得ているのに、不安と孤独感にさいなまれる患者さん、高齢と認知への想像力と理解はタブー視という隠れ蓑世論困難の上に、賛成か反対という形式で隔離収斂されてしまう絶望感に突き当る。・・・と書き出すと堂々巡りになる。ただ、苦しいのをわかって!という声はなかなか届けられていない。
そんな中、どう理解するのかの先例を実行しているのがぴあカウンセリングであろう。当事者同士でそれぞれの苦しさを理解し合うやさしさを社会全体が教えて貰えば徐々に理解の輪が広がる。
このやさしさを習うべきぴあの世界が伸びているだろう宮崎の地から、好感のもたれる発表を長友さんがなさる。
その知恵を知った時のモチベーションこそがボランティアにつながる。その長友さんと遭遇するチャンスを持つ宮崎のボランティアは幸運と言いたい。