力強い ~ごあいさつ~(ふれ旅しおり・先行お披露目)
― ごあいさつ ―
今年も「ふれあいの旅」の日がやってきました!
天草、長崎、湯布院、佐賀と最近は遠いところに行く旅が続いた
ので、今年は近場の鹿屋・志布志でゆっくりしてもらいたいと
思って計画しました。
いろいろとハプニングが起こると思いますけど、普段できないこと
を発見してください。
それでは、よろしくお願い申し上げます。
第31回ふれあいの旅実行委員会
実行委員長 野海靖治
退院後、自宅で休養中の実行委員長の原稿を入手したのでその挨拶文を手にふれ旅をシュミレーションをしてみる。
永峰観光バスのデラックスバスを追走する宮崎市福祉リフトバスゆうあい号、凸凹コンビ2台が宮崎インターから高速に入るのは8時30分頃であろうか。イトウドライバー(永峰)とヤナギダ運転手(たぶん?!@宮崎市社協)の快適な
走行で弥五郎伝説の郷へは一時間余の経過で。最初の休憩でもあり足取り軽く30分を過ごす。ちなみに筆者は5班なので裕也班長にくっ付き、にぎやかな川越ちゃんと買い食いなどしたいものだ。班メンバーのH氏は充分に一服して次の降車地・海上自衛隊鹿屋航空基地資料館までの45分を耐えねばならない。トイレに列ができるのは想定済、あわてないあわてない。
お楽しみを裏切らないだろう「かのやバラ園」、ここではランチも。次の寄り道大久保酒造でも一時間遊べるが、わたしはバラ園に秋晴れの白昼をひたりたい。鹿屋市霧島ケ丘公園に広がる花園、ハロウィン飾りとバラガールが親切に迎えてくれる・・・、5班は男子10名の班なので紳士的に振舞うのである。もち、スロープが大変そうな女子の車いすなどは率先して引っ張り上げ、ぬかるみではコートを広げエスコート、ん?はしないが、学生実行委員二人は力仕事に撮影等に動き役立つ5班精神で活躍。そう、演劇まあるい劇場「奏でる」のシーンのように異次元空間を満喫するのだ。バラ、ばら、薔薇の花園で。
そうか?ボランティアシーンでは、できるだけ素のままで動くことだ。手を出したい、声掛けをと念じるだけで普段押さえているおせっかい衝動を、ここでは躊躇することなく実行に移せる。ただし、余程タイミングを見極めないと、おせっかいがほんとの余計なお世話になる場合だってある。だから、対話が生まれ、思い込みで終わらせない善意が発生する。聴いたほうが良い、という当たり前のことに気づき、あの人は親切だと気づかれ、気疲れしない程度のやり取りがリズムを生み、そこここのありがとう、いいえが大きな一体感を呼ぶものだ。ありがイエィ!な丸二日間を体験すれば、温泉につかるし、寿命が一年は伸びるというもの。数十回は参加させてもらったのでわたしは、数十年はありがイェイ!なまま生きて行きたい。だが、あんまし書くとテンションがもたないのでここいらで〆。