詳報は土曜日特番で「解消法」4/9 16:30MRTニュースNEXT
2016年4月6日
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今回、提案されたのは「障害者差別解消法」をどう意識しながら生活していくか、当事者、市民、企業が協働するカタチのキックオフ!。ゆっくりでもいいから「動き出す社会に参画した」という余韻の渦中にいながら、具体的な思考に入らねばならない。仕掛け人の中枢、山之内俊夫ご母堂急逝の葬儀行き来にリフト車に同乗させてもらいPAみやざき代表理事にガイドラインを聞いた。
式典での祝辞で河野知事が力点を置いたオリンピック!そのものがスタジアム設計に差別解消法の基本ルールが盛り込まれていて、ワールドワイドに車椅子席の位置などが規定値を順守していなければ通らないというシビアさなのだという。鉄道施設で車椅子不可などといってはおれぬ段階に時代は進んだ。実際、我が編集委員野海さんが新富駅を利用できないので慌てた事例などは、施設の耐用年数のための改造時にほど良い予算が組めたらスロープ化が可能という消極さが現状のよう。財源はどこを見回しても無い社会で、高齢化にも対処となる障がい者社会参画の利便性向上の動きに風向きをむけるため、誰もが認めるオリンピックの成功をチャンスとして目に付きにくい差別のテーマにも知恵を出し合おうという概略。立法と司法で行政を糺す原則には、市民も大いに関与して県づくりに関心を持つことが1丁目1番地。障がいのある人にもない人にも関心を寄せてもらう仕掛けは次の準備がなされている。財源の無いかなしさには、県と企業との協定などの底力を借りてリーズナブルに啓蒙のイベントを練り上げなくてはと、永山昌彦さんは語った。
静かなる情熱をそばで感じる。
すでに、協働の時代は進んではいるものの協働の姿が美しく展開しているとは言い難い。担当者がより民へ近づいたとして、呉越同舟で目指す島までの漕ぎ手はアルバイトな技量かも?研修の繰り返しの数が「変える」に見合わない。激変期に流行った言葉に「百番目のサル」がある。串間の幸島、三戸サツエさんと野生猿たちのエピソードがスピンオフしたものだろう。差別意識に縛られっぱなしなのは障害のある人もない人も。このみんなで感じることができた法の下、誰もがサバイバーとして社会で生活していけるよう。情報見極めの習性こそ百番目のサルであるあなたとわたしに課せられた希望であろう。
というところで、お悔やみに寄った野海さんがYAH!DO経由で事務所に現れた。旅日記の執筆が続く。悪戦苦闘しながらも寅さんばりに行脚を続ける彼の人生。障害者差別禁止法の世界では、障害者は外へ出るな!かわいそうだからという決めつけや後ろ向きな対応などはご法度。とはいえ、彼は彼なりの思考でみんながボランティアできやすい、ボランティアで学ぶことを祈念してipadを走らせる。