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イオンどころぢゃねっつ!?

2016年9月11日 イオンどころぢゃねっつ!? はコメントを受け付けていません

あと、一月後に再会、楽しく旅をしましょうと、32回ふれあいの旅事前交流会は休日の午後早めに終えた。帰り際に実行委員の甲斐さんが呼び止め、FB「ふれあいの旅」のネット拡散を了承の上集合写真を撮ろう!となった。49名の参加者集計を発表したあと、幹事山崎は、男性ボランティアの数の不足を訴え、是非さらに声かけてほしいと熱弁。司会とレジュメを担当した和田祥吾、野海実行委員長の二台の電動車椅子は静かにリーダーシップを見せている。アートステーションどんこや所属の和田は第2回アートの力展の最終日と重なり旅はしないが見送り、留守番隊としてフォローにまわる。

そんなそれぞれの秋の旅は、レトロ門司港、キャナルシティ瀑買い、リゾートカラオケの宴と何点かのクライマックスを楽しむ他は、トイレ休憩のためのバス昇降の繰り返し。それが我がふれあいの旅の実体。高速道路のサービスエリアには、数としての配慮、絶対数が足りていない。リゾートホテルとて、皮肉にもブライダルコーナーの方に、とってつけた感じで障がい者用トイレがと、下見報告する山崎。だが条件に負けてはいない。その上を行く。トイレについても意見を求めると、三股からの参加者(運転手が行動力に舌を巻いていた様子の本日はタクシー利用!)のなつみは、混み合うことに判断が薄れ、男性トイレの通路上で待ったことを、ボランティアに改善を求めた。

言語障がいの声は、聞き漏らしがちになる。しかし、声の主の叡智は鋭くなし崩しを拒み、パートーナー共々安心の着地へと導くものである。否定や制御の声は実際上滑りになりがち。

そんなこんなで、下見報告や、恒例の交通公園の散策体験はスムーズに終える。そして、31回分の余裕は、キャナルシティ攻略を充分に予想しておくことに念押しして散会。まあるい劇場の集まりに残るメンバーを残し「いよいよ32回ふれあいの旅の始まりです!」の実行委員長宣言通り、それぞれのこころにわくわくの聖火が灯され、日々さらに準備をつめ、10月15日16日玄界灘へと旅のトーチは運ばれる。女性多数の旅ということで、入浴ボランティアにもより具体的な指示が出た。昨年の報告で学生ボランティアが着衣をとりスムーズに介助できた事例を讃え、恥ずかしいとジェスチャーを交えながらも、勇気ある介助も推奨した。視覚障がい、聴覚障がいへのレクチャーも取り上げると、発達障がいをカミングアウトしますという声や、できる限りボランティアしたいのに無理せずにのやや駄目押しに「正直、落ち込んでしまってます」という悩みの吐露までもあった。

ほとんどが、当事者自己完結企画の旅は、さらなる高みへと内容を濃くしている。実行委員長の胸の内では、33回は近場で参加を促進したいと念じているようだ。リゾート泊、瀑買ツアーの今回はどんなふれあいを見せてくれるのか?多分満足度の高かった?!ハウステンボス「帰りは台風でフェリーキャンセルのハプニング」旅規模のクォリティも期待できる。

イオンどこぢやね〜キャナルシティをどう攻略するのか!11日黄色いレシートDAYのイオン雑踏で宮崎の当事者&ボランティアの55名が愉しむ奇跡をきっと起こす「32回ふれ旅」へエールを!送る。残り6席のシートに貴殿も座ってみませんか!土産は有形無形に大きいはず。

 

 

 

 

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