障害者地域支援協議会(昭島市)
郵便物に会費納入の振替受払通知(これは大変うれしい)の緑の封筒とSSKU(第三種郵便物認可)CILあきしま通信が入っている。
全国からのボランタリーな情報は書架にファイリングするが、初めて帯を解いて一面に見入った。通例の年末年始のあいさつ文の中に、うまく日本福祉の今を整理してくれている。CIL(自立生活センター)の団体なので2016年は、障害者や自立生活運動を取り巻く大きな出来事が、次々とありました。とふりかえりは開始される。まず4月に障害者差別解消法の施行。行政機関の法的義務、民間事業者は努力義務。ただし、合理的配慮の定義の中で、過重な負担は伴わないとありますが、これについては、具体的な事例を積み上げて明文化していく事が大事だと言われており、これからこの法律が成長していく事を望むものです。と講評。
さて、水曜日の事務所の13時。それぞれPC、ipadにむかい師走の静かな時間は流れている。メスカはITネットワーク的救済を教育業界へ広げる仕事。我々はボランティアの力を福祉のみならず社会へ敷衍すべく時間を作っていく。そんな相乗り事務所に立ち寄る人からはとっておきのニュースがもたらされ、郵便物やメールには知恵が盛り込まれている。クリスマスクッキ―を注文していたが、森冨貴子さんのご主人サンタがさっそうと現れた。さあ、では、CILあきしま通信の内容を共有しましょう。
地震のことにもふれ、多くの障害者が熊本学園大学に一時的に避難できたそうです。一方で、昭島市において、それだけの避難所が効果的に機能できるのかという疑念が残ると総括。そいて、後半は「悲しく、痛ましく、忘れる事がないよう肝に銘じならない年でもありました。「津久井やまゆり園」での殺傷事件です。」と問題提起。この、事件と言うよりおぞましい出来事は私たち障害者が差別され、社会から排除された結果で起こったと言っても過言ではありません。・・・この事件は差別が地域の中で深く静かに蔓延しており、その一角が歪な形で表出したのだ・・・しかし結果として、匿名化は私たち一人一人の差別心の結果だと思います。と当事者組織からの見解が。そして、最後にと希望的見解に入り「昭島市では障害者地域支援協議会が立ち上がりました。地域の実情に応じた支援体制の整備を諮る事を目的としています。」来年の20周年のCIL・昭島の実りを祈念して第1面となっている。遠方から届いたニュースレターは同じ空の下に宮崎の我々も在ることを感じさせる。その他の紙面は、防災プログラムの報告と事前アンケート集計の提示。進行中の新春お出かけ企画「冬の小江戸 川越を散歩しよう!」の募集記事。冬の江の島観光報告。当事者スタッフの自己紹介など楽しい紙面が続く。アナログなニュースレターならではの臨場感があふれる。
我が、ふれあい新年号も待機中。野海靖治旅日記三年前の出来事2013年編を同封する。事務局ボランティアからの一言も。お楽しみに。