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差別解消法&県づくり条例

2017年3月1日 差別解消法&県づくり条例 はコメントを受け付けていません

飫肥へと今夜向かう板子乗り

延岡会場 平成29年3月1日(水)13:30~16:30延岡市社会教育センター1階・研修室1

主催:特活PAみやざき*の展開する協働事業も三番目の会場で現在進行中。無事終われば、最終会場:日南市生涯学習センターまなびピア2階・視聴覚室を3/17(金)を残すのみと次第に盛り上がりを見せている。本日は留守番と送り役を仰せつかり、夕方までは、県ボラ事務所で通常の野海さんとのライター作業で過ごしている。都合3度の研修に加わったのでおさらいをしておきたい。

いずれもDPI(障がい者インタ―ナショナル)会議のNGOとしてのテキストを研修を受けた上で、座学と身近な仲間が進行役で話し合い「差別」あたるのか当たらないのか、事例をもむプログラムであった。メモを読み直すと、義務教育からスタートする人生で、養護学校という限られた体験で社会参加へと行動を広げようとする時にすでに在る社会はバリアフルな状態が改善されないまま。齟齬が生じても当たり前。世界的にも同時進行で権利としての確立を各国に呼びかけが始まったのが、思えば国際障害者年スタートの1981年。わたぼうし宮崎コンサート黎明期にいきなり旧宮崎市民会館の舞台に言葉として降りて来た。常に当事者の声を踏まえながらも法の制定は危うさを抱えながら、遂に昨年からの施行となった。県の条例しかり。

昨年の今頃から、法律と条例制定を祝おう!との要請から知り始めた「解消法関連の動き」。実質、4/2のパレード祝賀会はイベントとしてはうまくいって ホッとしたものだ。そして、法が伝えるものの真剣さは年間を通じ浸透しはじめた。そして遂に声が上がるようにようにまでなったと言うのが現状。社会全体が真剣に差別解消に動き出すまでのプロセスの途上に就いたばかりとも言える。当事者の声を待たずに率先した動きが連動する手立ては地方公共団体が一手に引き受けているようなもので、行政府でも内閣府からの指示を縦割り行政が、配下の民間事業者に新たな規律として目を光らせていくという延々とした流れ。だが、法の意味は、比較的自由者であらんとする我々ボランティア団体とて順守せねばならない。

家族同然の気持ちの上で、いつのまにか立ち位置をうやむやにしてきたような気がするが、法の上では、あらゆる事業者と同列で差別に真剣に取り組まなければならないことが明白にされ、家族間へまで律することはうたってないが、ハラスメントやネグレクトとして家族の中での緊急性へは立ち入ることで子供を守る事例では明白化されている。

是非、当事者ファシリテーターが挑戦しているワークショップやタウンミーティングに参加することで、障がいのあるなしを超えることで見えてくる社会改革へともに進みたい。

協会の当初からの会員である飫肥在住の岩切秀樹さんもファシリテートを学びながら実行に移し、草の根の障がい者運動の一役を担う覚悟である。彼がいざ鉄道を使い当事者と交流しようとする今時点では過疎化した飫肥駅となってしまっているのが現状。そこで板子乗りの登場である。写真のスロープを持参しても社会参加の質を上げ、過疎でないまちへと汗をかき合うのだ、楽しくを合言葉に。

*特活PAみやざきは、YAH!DOみやざきから派生したサービス提供業者名。ちなみに「どこでもドアー」も名称はニュークリエートとしてヘルパー派遣業に励んでいる。

おまけ。活動には支障がない野海さんにとってipad操作での細かいミスタッチを防ぐソフトがないかなあ?!教えて城戸さん!とのこと。移動バリアに果敢に向かい勝利した彼にも、ITのバリアとの奮闘は続くのである。終わりっ!

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