HANAWO OKURUKAI 2017 0625 SUN
花山手にて、鶴を捧げる偲ぶ会。宮崎市&県ボランティア協会とが友人、ヘルパー、他・多団体へ呼び掛けたまれな試みは、遺された菊永ファミリーを力づける思わぬ成果を得たイベントとして見事にクリアした。
ソフトウェアは県の事務所から発信、収集しストーリーの大枠を建て、静寂と盛り上がりを兼ね備えた会場の雰囲気づくりは市ボラのホーム同階の視聴覚室と両グループを使いつくした故人にぴったしのロケーション。
市・県混合の実行委員会で固められたアイデアは折鶴を折って献花とする。献杯は桟敷に待機して頂いた主賓ともいえる納宏子さんにお願いする。スクリーンにはわたぼうしコンサートステージをお借りして上映する。3時間もの時間のふれあいは、市社協を退職されたばかりの坂本智子課長に締めていただく。そして同行者も含めると60名超の参加からの一言で個人を偲び、歌で彼女らしさに迫る。台本はこうだった。
私は司会進行に専念したが、野海氏と佐土原のアトリエから画伯・斉藤泉氏をお迎えする送迎をやった。こんな風にスタッフ、参加者も自分のいつものやり方で通し意外性に満ち満ちた菊永恵子追想という体験をしたのだった。
そして、思いを新たにし、力づけられ、何よりも絆の意味にさらにこころが開かれた体験を持ち帰ることができた。体験はおっくう、面倒、しがらみに巻かれる、用心用心といくらでも避けることが簡単。でも動き、出会いと体験なくしては人生は成り立たない。ぼんやり空想のままの境地は、永遠という並行する世界であって、多分この会場に彼女はいるという感覚を述べた人が多数のように、やはり、体験の場を作って、参加して良かったと深く明るい心が軽くなる思いが刻まれた。なお、オープニングに口火を切ったのはあわいやを名乗る最新の場を展開する生駒新一郎さん。