Category: お知らせ

花をおくる会

2017年5月24日 at 6:52 PMCategory:お知らせ

日時 2017年6月25日(日)13:00-16:00(受付開始 12:30)
会場 宮崎市総合福祉保健センター2階 視聴覚室 〒880-0930宮崎県宮崎市花山手東三丁目25番地2
会費 1人千円(飲み物とクッキー、お供えのお花代として)
お願いしたいこと 会費制とさせていただきますので、ご香典、ご供花等は固くご辞退申し上げます。また、当日は平服でお気軽にご参加くださるようお願いたします。
拝啓 新緑の候、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
すでにご承知のことと思いますが、菊永恵子さん(宮崎県ボランティア協会前理事、宮崎市ボランティア協会運営委員)は本年3月11日に病のため64歳でご逝去されました。心より哀悼の意を表します。皆様には突然のお知らせであったかと存じますが、ご遺志により、近親者、ご家族のみで葬儀が執り行われました。


この度、菊永恵子さんとご縁のあった方々にお集まり頂き、恵子さんの思い出やエピソードを語り合いながら、故人が歩まれた足跡を振り返りたく、「菊永恵子さんを偲ぶ『花をおくる会』を計画しました。
ご多用中とは存じますが、ご臨席賜りますよう、ご案内を申し上げます。   敬具

お手数ですが、準備の都合上、6月17日(土)までにご都合を下記の実行委員会事務局、またはこの会のご案内をさせていただいた実行委員までお知らせください。団体様の場合は、ご出席いただく方のお名前について、皆様分をまとめてお示しいただきますよう、お願いいたします。介助の方がご一緒の場合はその旨も合わせてお言葉添えください。
なお、恵子さんへのメッツセージにつきましては、この会のご案内をさせていただいた実行委員までメールをお寄せください。
≪実行委員≫ ■NPO法人宮崎県ボランティア協会 辻利則 落合孝通 永山倫太郎 永山由美好 野海靖治 和田祥吾 岩切貴代美 山崎光代 長友香保利 生駒新一郎 ■宮崎市ボランティア協会 田尻敏行 芝崎敏之 平原勝利 岩切貴代美 山崎光代 長友香保利 
連絡先 〒880-0007 宮崎県宮崎市原町2-22 特定非営利法人宮崎県ボランティア協会気付 菊永恵子さんを偲ぶ「花をおくる会」実行委員会事務局 電話FAX 0985-29-2949

古都奈良ボーン昭和50年

2017年5月22日 at 10:57 AMCategory:お知らせ

一昨日、鳴り物入りで開催が待たれた「in川南 わたぼうしコンサート」が盛況にうちにエンディングでは定番のふーんわりふわふわの大合唱で終了。MCの女性がこころ目線でインタビューするのが特色の定型。川南でも司会者は盛り沢山の登場者を軽妙にさばいてくれた。まず、宮崎のわたぼうしコンサートを回顧し、発祥の奈良にリスペクトを込めた宮崎版からスタート。全国にも波及した宮崎では車椅子ディスコが当たり前現象に代表されるならではの一大ブームの余韻は37年バイブを続け、8/20には、同様の長崎コンサートと回を更新する。
入場者の顔ぶれも、日高のおばあちゃんら福祉を愛してくださっている女性陣が酒井靖ボーカルに引き込まれ、協会事務局にも席を置いたるんるんは現職の石井十次社から少年を率いていた。37年ぶりの歌うボランティア結集でもあり、舞台スタッフから車誘導の奈良修業に出された福祉管理専門学校卒業生立根氏らと今ではそれぞれの部屋の親方クラスにおさまった面々が懐かしく迎えていた。
そう、人権的配慮を掲げたコンセプトはボランティア自身のライフスタイルをも同じ空の下、励ましあっての元祖40年、5年後に種が降り立ったこの地、宮崎。そして復活祭の川南。
プログラムは中盤にかけプロフェッショナルな奈良の演奏と山口周南のバンド客演で沸点を迎える。かってエデンの園のグレープフルーツはわたぼうしの枠を超え世界へ鳴り響いたが、今が旬のファミリーごとやって来てくれたみかん達は、メッセージングを言葉と表現力でぶつけてきて、奈良の演奏と互角のパフォーマンスを繰り広げた。
いつもは眠っている感性を呼び起こすわたぼうし。やさしさに包まれるヘブンズ体験を来場者、縁の下の皆さん、そして川南の地に刻印する仕事を終えた。
「誰々は?」とさながら、避難所で親戚を探すというようなサンA川南ホールの陽光が降り注ぐエントランス。逢えた人も逢えなかった人も新しい相互の出会いもあり、参加してこその意義を特にこのイベントは学ばせてくれる。「マッチは来てますか!」の呼びかけに財部さんとの同伴と答え、えっ?きてないの?と不安がよぎったが。序盤のアイスブレイク的コーナー[Dont’Be Sorry] がダンサーで盛り上がると3台目の電動が登場し永山昌彦氏は照れながらスポットライトを浴び健在を証明してくれたのだった。財部豊隆さんと田島さん↓37年ぶりの開場前


ビデオの田島さんは当時高鍋高校生だった。リーマンショック以降の苦難にもあうが帰郷後のリフレッシュの意味も秘めていると近況を語られた。

歳こし男

2017年5月17日 at 3:31 PMCategory:お知らせ

水曜日、早いねー!の事務所の面々に迎えられた野海靖治さん。先週、JR駅頭で迎え車両に乗って以来。やけにさっそうと48歳の道を驀進中の気配。車と接触した直後であるというが、小事にはこだわらぬ勢いで、亀さんが敷いてくれた座敷に座す成りipadに向かう。そして、見よ!フェースブックの百越えいいね!を示した。酔った勢いで3シーンビデオを撮らせてくれたのでUPをそそのかした当夜だったが、当事者が自己表現の意をますます強くした結果となり良かった。3時前にはすでにヤッド隣の子ども文化センターまで外出して、入れ替わりに和田ッチが事務所でMESC事業に今後どう食い込んでいけるか相談中。少なからずこの事務所は男性障がい当事者の梁山泊化を続けている。その和田ッチも野海さんも夜の会議まで残る。「菊永恵子さんを偲ぶ会」実行委員会が一カ月後に開催されるイベントの内容を練る。

みんなの共通の友人だった稲垣政安さん

低床リフト路線バスに乗り、最後のわたぼうしコンサートを後にした世界で一番動いたであろう偉人。氏の場合は妹さんの急逝から独居に入るのを機に隣家が老人施設になっていたという事態が功を奏した。出歩きは無理であったが生活圏の中での見守り、相変わらずの若い人との奮闘の日々の内に後期高齢期を終えられた。あの気迫のこもったは咆哮は地域の文化財でもあった。さて、今夜の目論見で菊永さんの足跡、わだちはどうふりかえられるのだろう。もう、誰の電話口にも切れ味の良いセリフは聴こえてこない。しかし本人も予想だにしなかったであろう花の会で惜しまれ、彼女があきらめきれずに挑み続け、ついには手を離れて行ってしまった紙片が周りの人々のこころの広場に花を咲かせている奇跡はあったことなのだ。

ダークウェブ

2017年5月17日 at 2:44 PMCategory:お知らせ

上京し表参道をふらついていた。何か有益な事物はと見渡すと、3月の大野城ボランティアコーディネーター研究集会分科会でのトピックだったホームレスの人がビックイッシュウを販売しているところに遭遇した。月曜日の真昼、他にも東田直樹著書2冊も並んでいた。前の女性が買った後に販売員のおじさんからおのぼりさんの私も買った。さあ、生活困窮者支援のしかもスマートな光景を観ただけではあるが、その雑誌の中身が流石なのである。特集「あぶないネット社会」で初耳だったダークウェブ。協会のメール受信にもダーク(闇)ウェブで売買されている個人情報を介したような危険な物も入って来る。日夜を通じビックデータによる監視社会も構築され続ける現在過去近未来。生き方を再構築しようとゆるやかな自己改革中の当事者が知らせる情報はほんもの感に溢れている。

350円のうち、180円が販売者の収入になります。定価350円

助成プログラム2題

2017年5月10日 at 6:39 PMCategory:お知らせ

トヨタ財団国内両助成

JOINT THE TOYATA  FOUNDATION 広報誌P21~に掲載されているプロジェクトは研究・国際・国内等からに分野別「事業計画」が決定されたことを知らせている。高嶺の花、他人事と眺めてばかりはおれぬ。我が道として学ぶところは大きい。事業実施に向けた調査への助成を目的とした「しらべる助成」と、地域課題解決とその担い手育成をめざす事業への助成を目的とした「そだてる助成」の二つの領域を設定するとある。そして、これまでの知見に基づく政策提言を通じ、社会の仕組みそのものを変えることをめざす事業への助成を検討します。ともある。過去の助成対象者を中心にとあるから、チャレンジの先を目論む必要がある。

さらに読み込むと、ジャーナルP28では、2月24日、大阪ボラ協事務所CANVAS谷町にてフォーラム「社会課題・地域課題に取り組む組織が、選ぶべきは法人格は何か?非営利法人格に関する制度はどうあるべきか?」に鷲澤記者が参加した記事が。「認定」や「公益」の法人格を取得する際に期待したメリットと現実とのギャップに悩んでいる様子が見て取れ、政府や中間支援組織、助成機関等の支援者側の理解不足と支援体制の未整備が課題となっていることが共有されました。また、制度については、当面の間は統合せず、それぞれの活動形態にあった法人格を「選べる」ことが良いのではないかという意見が数多く聞かれました。とレポートされている。

手作りで成し遂げられたNPO法は会計面でも活動が見やすい改訂の道につき、制度をも改革し、助成側の踏み込んだ理解を求め続けている。非営利という在野精神が息づくのはまだ見たことのない社会構造の世界なのだ。

新たなチャレンジャーの群れ2017

 

どうも、FAX受信1件が出力されないままあった。後の祭りではあるがプリントすると会員Iさんからの委任状であったという顛末。確かめなければ意味を活かせないのが情報。情報過多で埋没しかねない個のひらめき。そして、頼らざるを得ないのがお金とボランティア志願者。どちらも追えば追うほどつかみとれぬもの。が、そうばかりではない。情報の中を精査すればお宝も。そんな助成プログラムについてもう1題ほど。

すぐ近辺で開催される「第2回まだ間に合う、とうたった助成金講座」市民プラザ4階会議室、5/15(月)申込締切で、5月18日(木)の講座。受付18:30。開始19:00~21:00.フライヤーにはメインにろうきんNPO助成、MRT環境賞が明記される。この情報は事務所に更新したフライヤーを持参されたゆるゆる・なんでもPC教室の新村カーソル出張型パソコン教室の池上松子氏へも伝えた。どう伝えたかというと「吉野由夏ちゃんが毎週水曜日に事務局ボランティアで座している」事を伝え、彼女を介してNPO団体が集うプラザということもあり、助成金講座とMIXすればゆるゆる情報拡散間違いなしという無手勝流儀。新しさこそはボランティア沈滞期に活性化をもたらす。ボランティアの出番があれば、きっとそこはもはや未開拓地ではない。ボランティアが無償性から芽を出さずにはおれぬ野には風が吹き出した。

熊本を応援しよう!!

2017年5月10日 at 3:28 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

水曜日、GW黄金週間の休みが空いて二週ぶりに平常な事務局ボランティアに戻った。先に席についた城戸松豪さんから伝言を受け生活学校が定例会を終え帰路に就かれるのを足止めしてしまった。申し訳ない。会計の武田令子さんの時間を無駄にお待たせした。

5/6(土)の総会終了で糸の切れた凧の気分。通常業務にスッキリ戻れていない。再度、足を運ばせるのには忍びず集金に伺うこととした。

さて、本日が生誕48周年酉年男の野海さんは機嫌良く出勤し、さっそくフェースブックの更新を示した。そこには昨日のふれあいの旅実行委員会で決定した33回テーマ「熊本を応援しよう!!」ということで参加を募ること、次回5/23(火)からは学生さんにも参加をうながす事の決定がなされたことが。そして、野海委員長と山崎幹事両名は公立大辻ゼミへと講話へ向かった。

ふれ旅受付風景

引き続き旅行社の南さんも顔を出され、前回は資格試験のため休まれ、見事合格されて今年は難しいであろう”熊本を応援しよう!!”と決まった諸調整をバックアップされている。かって旅にインパクトを与え続けた故菊永恵子さん関連のイベント『花をおくる会』≪2017年6月25日(日)13:00-16:00(受付12:30)会場:宮崎市総合福祉保健センター2階視聴覚室〒880-0930宮崎県宮崎市花山手東三丁目25番地2にも情報源の枠を広げられておられ感服した次第。

さて、応援!!できるのか?ボランティアの世話疲れというような風潮がありそうな現場で、なりたてのボランティアたちがどうするどうする。マニュアルは口伝でしか、体験実験で勘をつかむしか、というようなアプリ化していない比較的短い歴史の業界。我々のアイデアこそがプログラミングであろう超バーチャルで極リアリティの世界。ひとりひとりのボランティア体験者がたった一つの行いをすることでしか全体が回らないという気の遠くなるような人間関係世界。その世界の中心で誰かが叫び続ける。

第一回理事会

2017年5月6日 at 8:25 PMCategory:お知らせ

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平成29年度総会は、議事録署名人に廣瀬真(宮崎県難病団体連絡協議会)、平川喜章(宮崎わたぼうし会)両理事になってもらいつつがなく議事すべてを承認の後、休憩をはさんだ間に第一回理事会を持った。昨年度は2回の開催だったが本年度は夏場に一回持ち3回の事業の進捗を議論することを決める。新しい課題である障害者差別解消法に関する事は、辻会長が宮崎市の当該協議会の会長の任にあり、推進協力体制にあるが、様々な取り組みがある中で、一歩一歩障がいのある人が差別解消に進む途上で抱える厳しい現状に一緒に!取り組む活動をして行くことを目指そうとなった。例えば手帳のない難病患者さんらも就労という壁に立ち向かわねばならない。また、時代は慰問というやり取りでは解決し得ない被災等の身近な事例にも動かざるを得ない。一段と協会36年の積み重ねの素であるアイデアのブラッシュアップ出番、ひたひたと要請の浪も押し寄せている。最古のアイデアマン落合孝通副会長、並びに延岡市のボランティア中間支援に奮闘する松下宏副会長、都城のユネスコ協会事務局で高校生間のネットワークをつなぎ広げる有里泰徳副会長の三方のそれぞれの異なるが手を携える活動つまりふれあいを一義とする知恵と力の循環が頼りになる理事会が新任期2年のスタートでゆるやかにすべり始めた。
思えば、NPO前夜の一人一人と協会事務所に集まり出したことで形成されて行ったボランティア活動。ミレニアム期を経てNPOにしてしまった活動家達。そして、思わぬ貧困や、被災という景気の落ち込みと共にそがれていきそうな自発性を担保とした諸活動の時代の今を生きる。
しかし、総会の前列に並んだ承認理事もふくみ20名の喜びの参加となった全員からは自身の活動テーマは協会のエンジンへ潤滑油となりこれまでと同じくはるかな灯火をめざしていることを思うのだった。交流会に残れなかった参加者へはきゅーとのパンセットを持ち帰っていただき、2次会に原町カフェに繰り出した車椅子勇者の他、ゆったりと旧交を温める婦人団体現役組など3時くらいまで福祉総合センターはふれあいに包まれた。(^-^)/写真は発足当時のなつかしきメンバーたち。

総会すぐそこ

2017年5月4日 at 2:38 PMCategory:お知らせ

諸般の事情につき、早まった宮崎県ボランティア協会総会。開催日時の平成29年5月6日(土)9:30受付10:00開始県福祉総合センター1Fミーティングルームに向けGW木曜日午後、出席者にプラスして定足数に達した委任状葉書が無事に回収された。というのは今年の往復ハガキに、両面とも同じ印刷の失敗をしっかり発送したため、返信が危ぶまれたからだった。催促の電話を会員各位に入れたところやんわりと指摘してくださった仲間の皆さんも。懐かしい声の連続にほっかり感と冷や汗の確認係だった。

20170504-140023.jpg宮崎のボランティア活動のバロメーターとしてなごやかな情報交換の場を自負する協会ならではのイベントを成立させるには過半数の46名の数が条件。委任状を返信してくださり感謝いたします。いとおしくも感じる葉書の発信元で展開している活動のアラカルトには、自ら立ち働くという共通した意志が想像できる。会員外でも事務所にやってくる様々な案件は生活に根ざしたという自立意志を強く帯びている。
そんな機能を循環させるエンジンの定期検診である総会。ポジティブな会長の旗振りのもとに、ふれあいの歌を懸命に口ずさみ続ける。
お楽しみとしての恒例のランチにももちろん力が入っているので是非、ご参集、お声かけください。あなたが発するひかりをお待ち申し上げております。

錯覚!

2017年4月26日 at 5:25 PMCategory:お知らせ

小雨の中、送迎サービスを利用した野海さん。黒木さんは両手にアルコール飲料空缶の袋を提げて。おのずとフェースブック投稿の話に飛んだ。みずからの行動は自分的には普通のつもりだが、アート商品化に苦慮するプロデューサーのつぶやきに錯覚に過ぎないと意見表明を返している。そこへ最近ウェブ工房でクリエイターの仕事に挑戦している和田ッチが城戸さんに相談に現れ、WEB表現の話が盛り上がっている。デザイン力と機材の話は在宅勤務が可能な時代ならではの精密な域に進む。昨日のMESC塾生もテレビ授業にPCに向かっていた。ヘルパー利用の人的支援計画のみならずITを使いこなし自己実現への道を進むのが普通なのに、アートの力を売り込む悩みは錯覚!すぎやしないかというところか?

さて、どれだけのネットサーファーが野海靖治フェイスブックに感心を持っているのかは、その後の一言に対する反応が今のところ2件あることで少なからず影響力を示している。「好きだった人に会った+快適マーク」の書き込みをせずにはおれなかったのだろう。このことも普通!決して錯覚!ではないという意思表示であろう。恋の終わりは一体何なのだろうか?その答えも持ったのかも。

家族会「あかり」

今日の長友香保利さんが高次脳機能障害・家族会あかりのフライヤーの配布に来所時にも、菊永恵子さんを偲ぶ花の会の司会をリンタロウと長友さんでするらしいがよろしい。しかし、僕の時は司会して欲しくないとジョークも鮮烈!そんな野海さんがどう才覚を開花させるか。それも普通の野海さん次第ではある。

私は自分もみこしに乗りはしゃぎやすい。その乗りで過分に接近しすぎるきらいはストーカー的でもある。そんなぶんぶん蠅にもめげず普通!の完成度を酉男野海さんは築くのみである。ネット上はそんな人間関係の比ではないこと、WEB上の詐欺行為に巻き込まれないようにと注意を促してくれる城戸さん。ツールとして利用するWEB世界でも普通に!は困難なようだ。

カッパを着せてもらい花山手に向かうという和田ッチを見送る城戸さん。かっぱを着てる電動車椅子を自分と間違う人がいると笑う野海さん。障がいのある人の見分けがつかないというのもなるほど錯覚!ではある。自分の審美眼を正確なものと鍛え上げていく上で表面上の感情の揺らぎのみに左右されていてはアートの力もみなぎらない。錯覚!に込められた向上心には厳しく厳しく応じていくのがいつか障害のある人も含めた普通の人が地平にすっくと立ち夕日をあびる丘への道筋であろう。我々は単にこの世界へ「客」として在るのではない。ちなみに「菊永恵子さんを偲ぶ花の会」の日程は再来月6/25花山手宮崎市総合福祉センター視聴覚室。

雲の階段

2017年4月26日 at 1:27 PMCategory:お知らせ

母性父性あそばせい

宮崎県福祉総合センターの掲示板には、県子ども若者総合相談センター「わかば」、こどもの学習に関する相談、まだ誕生しない「いのちをぎゅっと抱きしめて」と三種の子どもにまつわるポスターが情報を奏でている。そんなメッセージを新規採用職員研修(自治学院)のニューカマーらしき若者が読んでいる。どうも20代後期までは子供から大人への脱皮状態であることは子供を次第に脱ぎ捨てた経験を忘却したものの記憶に残されているはず。そんなさなかに今度は子育てに突入する。結婚はできちゃっても、子育てとなると育てられた記憶からエキスを抽出して挑まなければならない。記憶が不確かな部分は、それを呼び戻すツールが手助けしてくれる。そしてツールを選び間違えると子育てが教育、お勉強と狭い道、門を親子で進んでいることに気づかない。勉強が大人になるための手段と大いなる間違いを進む。

ここで、見つけた報告書より、興味深いアンケートを抜き書きする。「・子どもの育っていく環境について興味があった。まさに私が流れるように大学まで行き、やりたいことがない。見つからない。わからないまま生きているので、自分のことだと思いました。だからこそ自分の子育てはいろいろ気になります。いろいろな情報・知識を入れても結局どうすれば良いか正解もわからない。最終的には自分がどう思うかが大切なんだということに気づきました(30代主婦)」~昨年末の平成28年度NPO法人日本冒険遊び場づくり協会開拓支援事業実施報告書(宮崎県)主催団体 宮崎冒険遊び場ひみつきち 『2016天野秀昭講演会、小松台プレイパークin winter』より

大きな感動を呼んだ講演と翌日の大躍動のプレイパーク実施。その後ひみつきちは大々的にひみつを開示しながら新学期を活動している。おとながひみつを持つと悪いことをするが、こどもの成長のひみつを守り抜き、こどもに自然や命の大切さを知ってもらうことにすべてを懸けるのが親のしごと。昨日読んだ文庫にはそんなフィクションを雲の階段をのぼるようにとあった。(打木村治著)

世田谷だからできるのかと半分以上指をくわえていたプレイパークがご近所に出現し、こどもたちがプレイパークデビュウをしている。見晴らしの良い宮崎平野の一角、自然に包まれたロケーション内外に、少しづつ出来上がっていくプレイパーク。今日は小雨だが、晴れた日にこどもたちが競い合って雲の階段を目指す姿からは光が反射するであろう。