食べるボランティア 第三回宮崎オーガニックフェスティバル
サングラスのダウン症カイさんを探してます!ボーカルのHOZUのアナウンスは、太陽光パネル発電で増幅されJBLスピーカーから響いた。市民の最高の憩いの場、フローランテは入場無料が後押しして、シーガイヤ開業当時、グリーン博並みの動員で湧いた行列。
始まりは、ボランティアの飯島未来さんが新聞を制作したり、ネットファンドを募集したり、二回目は有機農業大会とドッキングしたりと周知度を上げて、会場の快適さにマッチしたワクワクな冬の散歩道となった。
なのはな村の藤崎さん、鬼が島父子、なっぱの会日野原さんらボランティア支援側が、本業を市で開き、お客さんは食べることで交流に応える。個性が際立つ各テントは販路を手つむぎで道づけて来ているので昭和の商店街の雰囲気、ズバリ買い手も売り主も三十代が核になっているのでスマートなやり取り。
マイナーな健気な売り主の列には、移住のハンディ相互扶助のチャリティーを願う店もあり、関心のニーズから今日の一品を探す時間も嬉しい。
組まれた青生竹のピラミッドとブランコは、群がり離れようとしない子供たちに格好のプレーパークとなっている。司会のシローもゆるくタモリみたいにリラックスしている。
冒頭の浮浪雲の綾作業所メンバーも、探し求めた何かを気持ちのカバンに詰め込んで帰路についた事だろう。
ジョーコッカーの訃報が流れラジオでは、サタデーライブでの物真似ベルーシとのパフォーマンス差別指摘炎上のエピソードが語られたが、知も愚もない、スマートなかつ表参道くらいクールな市が宮崎一の環境で、最高にボランタリーに開催された訳である。
美味しさが保証する食べるボランティア価値はロックなものである本来性を再確認した。南九大で教鞭をとる手話名人ブライアンやカリスマ農指導者山口さんらこころで聴く仲間たちの顔も満足げであった。
買った野菜らで感想料理が並び、身体にオーガニックが満ちている夜の食卓とこのレポート。