さとわ企画🔙子ども*若者の貧困を考えるシンポジウムin宮崎
ディーン「お断わりする❗️」ふかきょん「しゅに〜ん?」
何とも愉しいドラマにうつつを抜かしている場合ではない。
メスカ事業がブレイクしつつある。昼食をはさんだ半日のイベントというのが肝なのか。
終えたばかりの「ふれあいPSK」を振り返りつつイベント成功の要因を整理しておこうか。
公立大凌雲会館に集まったのは婦人が多かったものの、空気は回想法にも使われる「昭和ジオラマ」の落ち着きが流れていた。「ふれあい」は辻会長が県ボランティア協会の指針として就任当初から掲げられ、ご自身のゼミネットワーク研究室のIT汎用ぴ~すけとも連動する理想のコミュニティの呼び名と解説しておこう。
さて、高齢者の居場所としてのサロンのメンバーが地域センター長にうながされ参加したイベントとは?、まずは彼女らの日常を体験する演歌体操で開始された。水戸黄門を操し終えた頃には身体が脳とつながった感触がみなぎってきた(ところで)、昼食を囲む本館ロビーへ移動。バラ寿司は民生委員さん方の作、豚汁は去川定番似たの具だくさん。そうそう、デスクワークで手始めに色カルタのデモもやったせいで、自己紹介に自身をPRする色をそれぞれが纏っているはずなのが面白い。もう多数に紛れた個人ではなく私としてイベントを愉しみ始めている。
ここのところ、権の利するところによって我々は学習する、学び続けることこそ生きること。昼食時間に遅れて駆け付けた純子さんもグループの机を囲んでいる。お腹が一杯で、、、なところという定番コメントの後、ふれあいアートの演技観賞は仮設シートの舞台に接近して。大きなかぶの読み聴かせは、一人芝居の域に達している和田翔吾。「力」を先に書した野海靖治の左に山崎光代の「協」が加わりメッセージが出来上がった。観覧者からも ❗️の誘いにシートに現れたのは、藤崎アヤ。二文字をうまく収めて「式部」。説明は後ほどということで、次第は進み、トークショウコーナー。前年までは無かったもので、ふれあいの新企画とは一体何と感心が否が応でも高まる。司会はもやいの会の写真家の小林さん。並んだ男女5名は、自己紹介をクイズ形式で三択でカミングアウトという、好奇心全開のやりとりが5人分あった。
医療が現場に遅れをとっていた、新種の障がいといっても差し支えない発達障がいのある仲間たちの交流会が希望に満ちたものであるか理解しやすいコーナーとなった。
違いを学ぶことが新境地を拓く。人は違いを学び続けて生きるのだということをふれあいをキーワードに掴むことができた。
さて、3月13日には貧困下に置かれた子ども若者に希望をもたらす知恵を生み出さねばならない。自然や食という要因が整えばおのずと直感がフル回転し始め、内在する力をよもや吸い揚げることなく、交流のネットワークに結び枯れることのない仕組みが広がることであろう。大地に生きる感覚こそが脱貧困のささやきに呼応する。文明的に貧困に陥ることがあっても自然との共生は閉ざされてはいまい。人格的な豊かさこそエネルギーの循環を回すことを可能にする。
最後に今の気持ちを色カルタで選ぶコーナーとなった。自分の高校時代の色という前段も設けられた。同じテーブルの旧知の瀬戸口康成さんから「世古札せこふだ」という言葉が出た。15年以上前のワークショップを瞬時には思い出せなかったが、繰り返し違いこそ重要という基本に立ち返ること違いを包摂したところでの磁場の重要性だ。そこに進化は萌芽する。