バスにて
先ずは、野海さんからの情報
「みやこんじょボランティアフェスティバル2016!」
毎年行われています「みやこんじょボランティアフェスティバル2016in南九州大学」が3月13日(日)に開催されます。
日にち:3月13日(日)
時間:10:00~15:00(雨天決行)
場所:南九州大学 都城キャンパス
お問い合わせ先
都城市ボランティア・福祉共育おうえんセンター
TEL 0986-25-7318
メール volunteer@m-syakyo.or.jp
映画「共喰い」はバス停のシーンから印象深く始まり、再度場面に登場した。今朝自転車で無謀にも雨の中へ飛びだそうとバックに靴下を潜ませたものの、奥さんの一言でバスにした。nimocaもpitapaも持っている。9:40に来たのは11人乗りのミニバスだった。オンタイムな運転手さんで標語には心を込めたあいさつをします。とある。席を選ぶ余席もなく優先席の向かいに座した。かって大渋滞を起こした「フラワーショウ」木花運動公園の伝説は遠く成りにけりだが、青島の植物園がリニューアルするポスターを眺めていた。宮崎大橋を渡り大工町、東大工町あたりから微小渋滞でひゃらひゃーっと並び時刻表に差し障りがでかけた。雨+高齢化社会のシーンがそこから展開した。県病院前には待ち人が二三人。ミニバス車内は後部席は二段高くベンチシートがある仕様なので、前部を占めたシチュエーションから、咄嗟に席を空けなければと判断しつつ後部へ移った。その様子に気が付いたのか、すぐ後ろの男性も続いた気配を感じた。
その譲り合いは上手くいったようで、やや麻痺のある方ともう一人の女性が席につかれた。まあ、せまいミニバス車内のことなのでパズルのように動いて回りの気持ちの流れを促せた。そして、横に並んだことで初めてさっきまでの後ろのお客の全貌が明らかになった。そして、驚いた。彼は外国人のようだった。郷に入っては郷に従うローマ人か?チラッと見るしかなかったが、横顔は睫毛が栗色で若い。もう一見ぐらいはしたが、髪は結び、手のひらに入るくらいのphoneでパチパチしている。何やら次男の寡黙な雰囲気に似た人種である。親馬鹿で、オーランドブルームと認じている。土曜に観たBIG SHORT、88回アカデミー賞脚本賞の強烈な感想を引きずっているままなので、隣席のしかも席を上手に譲った彼が果たしてこの宮崎の地でバスに乗る何者かは知れずじまい。
彼は、周りを観察していただろうから、果たして私が気に留めず動かずとも、一席は上手く空いたかもしれない。そうだ、私より先に乗車していたのだから、コート(青島ーっ!風)に自転車装備の手ぬぐいを頭に被った私の動向も気にしていたのかもしれない。誰かに何かを確かめたかったやや不安感も漂わせていたのかも知れない。まあ、雨の午前10時の美談を共同演出してくれた相棒が、国際交流も巻き起こしてくれたのだから確かに、早起きは三文の徳だった。
なぜ、水曜日の午後からとの週一のルーティンワークが先週から早まったのかというと、メスカ塾生が現れたからである。3月分WAM学習支援員実績簿つまり出勤簿が待っているからだ。今日も生徒さんが協会事務所の机で、熱心にテキストを広げてペンを走らせている。出入りの多い場所が逆に、集中力を後押ししている県ボラ効果の一つなのだ。人が元気に、ふれあいに国境はなしなsince1981は誰でも来れる、集える居場所を展開して来た。今年度はWAM事業のお陰でほとんど毎日この居場所展開が可能であった。にぎやかな一角で、自分に集中。客人とのやり取り、コミュニティーの意義の縮図ではないだろうか。
もう一人の水曜担当者野海靖治氏は本日はどんな爆弾を持ち込むか、それもまた水曜ならでは。このWAM事業は恒久の学遊館でも展開していて、当初学校での学習には大疑問の中学生にどう説得、納得学習の意義をという丁寧な展開を続けている内に、当の本人は自身で気づきを得て進学に燃えだしたらしい。クレームが発生したような時も対処法をとるならば常に有機的つながりの中の安心感を意識しておくことだろう。具体的には待つ姿勢のこと。そんなこんなでもうしばらく野海さんが電動でやって来るのを待つとしよう。