Big Wednesday
2018年6月6日
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一台の電動車椅子が動く度に、波乱を起こす、時には。
毎水曜日にその奇譚を聴き取るのが、愉しみ。ちなみに上京時に公共機関に駆け込みトイレを懇願し、冷たい反応に憤然とする、、、いわば寅さんパターンは相手が権威であるだけに人権の水平のゆがみが見てとれ少し重い。この障がいのある生きづらさを超え続ける意志の揺るがなさ、かたくなさは、一見で価値付けることの不毛を訴えている。
も、少し私を見て、耳を傾け、嗅ぎとって、治してとさらけ出す体躯。決して壊してはならない魂以外、ふれあいの瞬間のために命は輪になってここにある。
毎水曜日、電動車椅子に乗ってやってる作家の日常の無常は三年目に文字化され、昇華されゆく。