集中

2017年12月20日 at 5:29 PMCategory:エッセイ

本日はふれあいアートの反省会へと別室につき不在。

水曜日の常連MESCのホームページ作成訓練中のI上さんにシンクロするように野海さんは4:30からの反省会開始のギリギリまで執筆した。書き上げた途端に、もう一つやることをまで済ませた。リュックに詰めて来た都城の情報誌に連載した野海靖治「福祉」日記を写真としてipadで保存すること。2001年前半のバックナンバーをめくっていき似顔絵の付いたページを拾い続けた。カメラマンとしてipadを抱えたが、チラ見すると2001年当時の記事には口蹄疫を考えるという見出しもあり、一瞬数年前と誤解しそうになるが、2000年代当初口蹄疫禍が発生していることを思い直す。速い収束でその後の29億の雫が勃発するとは思いもよらぬ当時。写すだけで読めなかったが、今は旅日記としているが、当時は福祉的な色をタイトルにも押し出していた。情報誌に現場からの話題を提供する役目があった。その後自立生活、すなわち電動車椅子での生活とともに暮らすというより旅をするという人生途上に続き、書くという使命感が定着した。

新年号

2017年12月20日 at 2:57 PMCategory:お知らせ

年末の事務所の仕事の一番は、紙媒体「ふれあい」416号の発行である。インターネットという広いが視野で捉えるには途方もない世界の中心で愛を叫び続けるわれわれには必要最低限、応援者とのつながりを担保するアイテムである。ボランティア時間が在る事から個人がフロンティアに成り得た微小な衝動、気づきへの道しるべ。かっての手書き原稿の頃からの儀礼。各地の活動団体でも同様に自家出版が続いているのにも励まされる。情報が飛び込んでくるタイミングから活動が萌芽を始める。仕事中にかけっぱなしのラジオから、想像力を得て活動の門を叩いたという先輩たちも多かった。想像力の森へと誘うツールの一つとして紙版ふれあいには力を入れなければという思いは不変である。

新年号、1面辻会長原稿依頼2面ふれあいの旅報告3面ふれあいアート4面インフォメーション

会員宅のポストに楽しい年賀状に交じり、ボランティアに振り向かせる時間を過して下さいとお届けします。

スティグマ

2017年12月13日 at 4:16 PMCategory:お知らせ

今年のエポックであった「菊永恵子さんを送る花の会」で司会を進行した長友香保利さんの企画されている間近のイベントのご紹介。以下FBより再掲載。
来る12月16日、土曜日の午前10時から宮崎市の 宮崎駅東にある宮崎市中央公民館2階中研修室において、別添ちらしの通り、宮崎市ボランティア協会との共催で、「見えない障害をまなぼう」と題して、講演会を開催します。
講師は、一昨年、「18才のビッグバン~見えない障害を抱えて生きるということ」を出版、みずからの高次脳機能障がいへの理解を進める活動に取り組まれている「小林春彦」さんにお願いしております。
また、ご講演のあと、宮崎の高次脳機能障がいの当事者、家族、支援者の体験発表や小林春彦さんとのトークを予定しています。
見えない障害に関心をお持ちの方々の参加をお待ちしております。参加を希望される皆様は会場の都合(定員50名)もありますので
⭕ 宮崎市ボランティア協会
電話 0985-51-1550
⭕ または、あかり事務局
電話 0985-72-8282
まで、ご連絡ください。
なお、講演会への参加は無料ですが、中央公民館の立体駐車場は、はじめの1時間のみ無料、あとは、有料となりますので、ご留意ください。
さて、講師が出版されている書籍の推薦ビデオ集の中に、以前ニパプ文化ストリート開催のイベントで来県された倉田めば氏が登場されている。
<a href="http://[youtube https://www.youtube.com/watch?v=2nJJOFbd_og&w=560&h=315]”>倉田めば

カキ

2017年12月13日 at 3:46 PMCategory:お知らせ

いろいろあった217年。酉年年男野海さんも年末を無事に終えんとしている。
今年の出来事が旅日記に記されるのはローテーション上は、元号が代わっている頃になろうか。紙背に社会を写し込んだ描写が読み取れるので面白く解読できるのが特徴。なにしろ電動車椅子で宮崎市内を行き来する途中には看過できない社会現象が渦巻いている、その同じ空気を吸って吐くのだから、社会同様へこみもし、快感も味わえる。

豊作な柿。隣の客と柿、柿食えば鐘が鳴る成り217も師走

カーポートを購入予定の電動カーのために設置した財部豊隆さん74歳。ダルクに次いで至近な会員さん宅なので寄ってみる。無造作によこした柿の実は親の代に移住した時には生えていたという。俺の年より上という柿の木、今年は表作だったようだ。NPO界隈の通信でも土呂久の十連寺柿が高鍋野の花館へお裾分けされた由。 本年もまた豊作な柿。隣の客は、柿食えば鐘が鳴る成り217も師走

ただいま障がい者週間

2017年12月6日 at 2:26 PMCategory:お知らせ

毎年12月3日~9日は障害者週間です。障害や障害のある人に対する国民の関心、理解を深めるための啓発・広報活動がちょうど今現在!

ちょうど今現在、障害者週間

12月1日は世界エイズデー先週、事務所に行くわとの連絡だったが来なかったので近所の清水町財部豊隆宅を訪ねた。キッチンの窓越しの会話。来年1月7日で運転免許返納が決まり、それにともない電動車いすに乗り換えるので協力を!との一大事。気持ちはもう新移動手段生活に切り替わっていて、カーポートを注文したらしい。電動が戸外では濡れるから~玄関ドアより縁側からアクセスが簡単かもしれないので雨除けは必須という先取りは彼らしい。しかし、県ボラ・福祉センター界隈で半生以上を過した70代男性は自動車生活から道を征く椅子の座位からウオッチングを愉しむことになろう。
ひるがえって、内閣府下の障害者政策委員会は第40回(第4次障害者基本計画策定に向けた)政策委員会意見(案)について一般傍聴希望者を受け付け中。開催日は平成29年12月22日(金)13:00~17:00.場所は中央合同庁舎第8号館1階講堂。申込締切は12月13日(水)〈17時必着〉申込先・内閣府障害者制度改革担当室 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 中央合同庁舎第8号館8階FAX:03-3581-0902

鼻水

2017年11月29日 at 5:46 PMCategory:お知らせ

パワフルふれ旅実行委員長の開口一番「宮崎神宮駅で降りた!」と。また一つ行動スキルが増し、意気盛んな模様。もっぱら永山昌彦マッチ氏が車椅子と宮崎を結ぶ場面に駆り出されているメディアである。その孤軍奮闘はこのように先行く仲間に続いている。それは良いが本日は鼻水がのどに落ちるのに困った咳払いで筆が止まる。居合わせる渡辺純子さんが差し出すティッシュペーパーも枚挙にいとまない。宮崎神宮駅は無人駅であるが配慮が行き届き始めた。くしくも熊本市交通局の路面電車体験からは色々示唆を感じた。昇降介助の繰り返しに身体もへとへとになる男性ボランティアとバス運転手さん。その電車の運転手さんの体躯は見事なもので軽々と持ち上げることが可能。また、リフトバスも宮崎市社協の配慮で二人運転手体制で大いに助けられた。パワフルふれ旅、動くふれあい。
幾星霜、街で見かけた野海さん、鼻が滝のように落ちていた。当然膝の手ぬぐいで拭って立ち去ったわたし。今日は事務所の暖房を上げてもらい、残りの時間執筆に再集中始める野海さん。する事がないと悪い考えに走ると名言も発する。ふれ旅に参加した仲間は同様にパワーアップして冬に向かうのである。絢香コンサートも近い野海さん。

コツ

2017年11月29日 at 4:22 PMCategory:お知らせ

新春は伝える学ぶコツ掴む

第5水曜日事務所には、和田ッチが先に来ていた。少々深刻な顔。リフト車で受電にてこずっていたのを介助したのを感謝された。ががが!その電話はクレーマー的な旅行中を狙った迷惑な代物だったようだ。ここから先は詳報しにくい個人情報を洩らす洩らさぬボランティアを責め立てる内容が留守電にも残されていた。この個人情報の扱いの線引きは、協会史の中で体験し、乱用されないようそれまでの名簿作成など当時消えた。自由❕博愛!とボランティア黄金期を遊んだ世代には、当時はセクハラと馴れ馴れしさを糾弾されたキャンプもあった。
さて、ボランティアであろうと守秘義務は厳重にという内容のクレームには、宗教、政治、営利は当然ご法度の慣習文化史の上で、悪意のない情報拡散は当然有りであるとひるむ必要はなし!基本は忘れる!ことこそではないか
誤解を恐れずに言うと、個人情報保護法で社会が見通しにくくなった時を経て、合理的配慮はボランティアにも網が被せられた。共生社会に躊躇していると段々と自由博愛では済まされない社会へとなっちまう。

急・ふれ旅

2017年11月26日 at 1:57 PMCategory:お知らせ

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バッテリーも切れる。二日間の異空間「被災の地へのふれあいの風」を巻き起こしたイベントも雨以外ははばむものは吸収しながら宮原インターへと二台バスを連ねる。電話でエージェント南氏と組み立てを改良し大団円へと光代司令塔は回転する頭脳を振る。その後ろ、リフトには委員長野海が構える。直前のまあるい劇場公演はほとんどダブル役者たちにもエポックメイキングだったことを聴いた。ギャラが配給された。永山智行監督は画期的なプレゼントをうたうたう公演に対して配慮された。どこかわざとらしい子供らしさを纏う役者の様子が凛としていた。そんな多様な可能性に先に進む仲間と普通の仲間が混じり合いいったんは古き作法と手を引っ込め掛けられたボランティアの活動の伝搬が今年も明るい結果の層を創った。

破 ふれあいの旅

2017年11月26日 at 12:56 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

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路面電車、貸切。熊本市交通局⇆健軍のアトラクションも仕組まれていた今回。熊本の障害のある仲間との交流も並行して熊本暮らし歴の持ち主山崎光代ネットワークで実現。
さて、繁華街を走るコースではなく県庁辺りの生活感のある市街地。運転席越しにサンフランシスコのような傾斜が町をアップダウンしているのも確かめられる。この起伏に富んだ丘の街を襲った熊本地震の実話は、その夜、宿泊ホテルでコンシェルジェが物語った二番目の阿蘇の深夜震災の実像へつながる。
この生活に近づいた経験は、参加者の一人、筆名・雨宮コウの思索の源泉にどう光を当てただろうか。

ふれあいの旅 序

2017年11月26日 at 11:57 AMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

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一番早いエントリーはYAH!DOみやざきからの初参加の片山麻由子さんで盛り上がり出した熊本阿蘇泊の今回。帰路昼食会へ向かうリフトバスに彼女も乗り込み車椅子に座したまま30時間経過の疲れも見せぬ。数知れぬ小アクシデントを放出し、帰り道その記憶のかけらを回収しながら家路につく。普段は怯えがちな失敗をやり切り体験としてこころの層に降ろす。アクシデントありが前提のふれあいの旅から新たなニューカマーの技が産まれ賞賛と継承され地球の記憶として軽い存在を記する。