破 ふれあいの旅

2017年11月26日 at 12:56 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

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路面電車、貸切。熊本市交通局⇆健軍のアトラクションも仕組まれていた今回。熊本の障害のある仲間との交流も並行して熊本暮らし歴の持ち主山崎光代ネットワークで実現。
さて、繁華街を走るコースではなく県庁辺りの生活感のある市街地。運転席越しにサンフランシスコのような傾斜が町をアップダウンしているのも確かめられる。この起伏に富んだ丘の街を襲った熊本地震の実話は、その夜、宿泊ホテルでコンシェルジェが物語った二番目の阿蘇の深夜震災の実像へつながる。
この生活に近づいた経験は、参加者の一人、筆名・雨宮コウの思索の源泉にどう光を当てただろうか。

ふれあいの旅 序

2017年11月26日 at 11:57 AMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

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一番早いエントリーはYAH!DOみやざきからの初参加の片山麻由子さんで盛り上がり出した熊本阿蘇泊の今回。帰路昼食会へ向かうリフトバスに彼女も乗り込み車椅子に座したまま30時間経過の疲れも見せぬ。数知れぬ小アクシデントを放出し、帰り道その記憶のかけらを回収しながら家路につく。普段は怯えがちな失敗をやり切り体験としてこころの層に降ろす。アクシデントありが前提のふれあいの旅から新たなニューカマーの技が産まれ賞賛と継承され地球の記憶として軽い存在を記する。

わ ばん しょう

2017年11月22日 at 5:27 PMCategory:お知らせ

ピリリヒリヒリ初回飫肥からキムチの里へたどり着く

FAXが入り、ふれ旅2日目の昼食会場キムチの里の席割表の提示。旅行社の南さんからの手配。旅のしおり作成を補助してくれている城戸さんに渡す。通算32回は少なくとも第3回宿泊から×2=60数食は九州を食べたことになる。新聞報道では日向市ではひまわり号を再開したということで、我々と同じ楽しさを一足先に味わったであろう。
記念すべき第1回目の昼食は飫肥の街中、体育館でのお弁当だった。今でこそイベント時に臨時の駅長さんが現れる過疎の現状だが、あの日初春の飫肥駅にらくだ号は数百人の参加者を降ろし、途中トンネルはいくつあるかクイズを坂本智ちゃんが拡声器でアナウンスした。車内販売は斎藤せーろくだった。どこまでも進む一行は天守閣まで登り、鐘を突き、城下町をめぐり戻った。社会面を飾った事件であった。それから期待は膨らみ飫肥藩にお世話になった意趣返しで西都原御陵前広場へバスを仕立て、3回目に高千穂宿泊へとらくだ号を走らせるまで気力も期待も溢れていた。
さて、現実は日曜日の昼食会場でどう座席を割り振るかである。キムチの里は阿蘇から戻る大津町に位置し、キムチ工場は益城にあるという。そのキムチ漬けのこだわりが地産の唐辛子、名付けて「わ ばん しょう」。
33回目にして、被災の地への旅、福祉を拡大する意気込みの始まりから、どちらかというと困ったことが拡大してしまった今を旅ゆく。今回の旅がきっと我々と周りの社会にピりりひりひりの快感の風を吹かせる。

permobile

2017年11月22日 at 3:07 PMCategory:お知らせ

「全ての障がい者が使う機器は、我々が日常生活で使用するモノと同じ技術レベルで制作されるべきである。全ての障がい者は、その機器を使い援助される権利を持っている」
本日は役職を受けているまほろば福祉会翼に午前中お邪魔した。ふれあいの旅のお仲間の古株も多く、話に花が咲いた。そのお一人I切さん。先週、柳田留美子さんが話題にしていたことを伝えると、欠席の訳はご母堂の急逝で喪中とのこと。吉田さんも加わり欠席の残念話が盛り上がった。そのI切さんの座している電動がスムーズに動くのでリハビリ師などから外車の特徴を説明してもらった。協会で検索すると冒頭のキャッチフレーズがうたわれている。
その後山中道夫さんも加わり、移送サービスのことに及んだ。宮崎市のプランで運転ボランティアが組織され安く親切なサービスも業者競合の今は以前ほど利用がしにくく、チケットが宙に浮いた状態という。生活の総てを施設に依存する生活はその若さの減り具合とともに、思いを形にしにくくなって、せめて会話の中だけでも風を吹かせたいといった状態。
今週末はいよいよ7時出発のふれあいの旅ウィーク。ペレモビールにさっそうと乗車した彼女の姿はないが、現状打破の気持ちの参加者たちはあこがれて旅立つ。

前輪駆動でカラーも多種

ビデオレター

2017年11月15日 at 4:35 PMCategory:お知らせ

ビデオレター
水曜日の野海さん、先ず見よ!とipadを差し出した。ビデオレターの送り主は健康をそこねご迷惑をおかけして恐縮・・・と。いろいろ難しいが口癖の野海さん、個性的生活は自身の健康在ってこそ、そして、今回は支援者の皆さんの健康もあってこそという事を思い知る近況。1980年直前の頃映画スターウォーズが公開され、レイヤ姫のメッツセージがちょうどビデオレターのように共和国の危機を教えた場面があったが、IT世界の平成末期私たちもメッツセージを伝えるツールに事欠かない。いってみれば、ソフトを使いソフトに心境を伝えられる。しかしダメなものはダメと断ることは一番難しいことには変わりない。
と、同時に他者の考え方を読み取ることも難しいと思われる風潮が蔓延している。忖度という超技巧が政界では通用し、利益を誘導するという。そんなトップの成り立ちは理解し合えない社会のすそ野に不利益をばらまく。変えてはならないものはちゃんとお断りする。健康のためには誘因は断つ。実行委員長のアタマの中ではボランティアが決まりに従い楽しく旅を終え、笑顔いっぱいなのがビデオレターのように浮かんでいる。

手作り品

2017年11月15日 at 3:02 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

車中や懇親会ゲーム等にプレゼントされる手作り品


第33回ふれあいの旅に寄贈品が届いた。いづみの会・なごみ会のY田R美子様より、路面電車初乗車など間近に迫った楽しい旅へ。ご自身も参加者として盛り上げて下さるが、クイズの景品など集めるのに大変な賞品をたくさん提供下さった。事前交流会は欠席されたのでタイムスケジュールをお渡しすると7:00出発を知らされ、路面電車を貸し切る為に時間あわせ上早い出発時間を野海実行委員長と和田資料製作者からステレオで説明を受け大きく納得された。参加歴や実行委員歴も豊富で、シーガイヤ泊の20年前の回には家族ぐるみでボランティア参加された思い出をよく引き合いに出され、貴重なリピーターのお一人。今回の熊本での新しい交流に胸ときめかせ、所属ボランティアグループでの作品制作を楽しまれた様子。
また、近年、圧巻だったのが巨大ビンゴゲームを手作りして来てご当地クイズ「鹿屋・志布志」で参加者を驚かせた
個性派も出現したように、ボランティアの活動は準備の段階から胸ときめかせる。本日入力中の名札を和田っちは個性を思い浮かべながら並べていく。50名の名前のようにみんなの名前が揃い一枚の絵として1泊2日の旅が描かれる。路面電車に揺れながら、宮崎でも揺れた地震の夜に実際現地で思いを寄せ、定番の大入浴で裸の付き合いをし、猿劇場ではしぐさに笑い転げ、別れの寂しさも実感する。あと、10日に迫った。健康第1で25日を迎えよう。

ポリティカル

2017年11月8日 at 3:58 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

本日の野海さんは、苦い顔をしてやって来た。日曜日のふれあいの旅事前交流会での一コマ。実行委員会のメンバーには目立つ障がいのあるなしにかかわらずアート、政治的な活動と二股三股かけ持ちの者もいて、主張の場を繰り広げる場面に困ったという。「実行委員会で決まったとおりのことをする!」を今後徹底することを実行委員長として糺していくことで執筆に専念し始めた。
ふれあいの旅33回の軌跡の中でも今回の政治持ち込みは目立つものであるのだ。昨年はボランティアとのメールアドレス交換が思わぬ波紋を旅の後の学園祭会場で引き起こすことになった経緯もある。そもそも学園闘争の時代、近隣の国立大学各学部でも政治闘争があった。おまけに宗教勧誘もピークに達したバブル期前、同時進行でボランティア活動も推進された。公的なセンターに設置されたボランティア拠点であったので、政治信条宗教を網羅した宮崎の時間が比較する必要なしな磁場となりそれは今も同じである。
数の論理の上に成り立つ政治と親密なコミュニティを形成するボランティアシーンはそのキャパシティーからして150人くらいが広がりの限度である身の丈の活動なのでDNAからして分野を分け歩むはずだ。これからも。

不偏不党が信条の実行委員長

DreamArt

2017年11月8日 at 2:34 PMCategory:お知らせ

事務所入り口は、不在時にも切手など持ち込めるように記名簿ノートがお留守番している。その横にイベントフライヤーを持ち帰れるよう置いている。
本日紹介するのは、ピンクのファイルに入っている11月後半の県立美術館県民室で開催のDreamArt展。
お隣の映画「僕がジョンと呼ばれるまで」の写真とは対照的なアバンギャルドな女性像作品とポップなロゴが目を引く。呼称は多様だが前衛の分野にご当地宮崎からの発信の意味を込め坂元牧子さんらが会員加入して道を進んでおられる。では、正確なインフォメーションをDREAM ART MIYAZAKI VOL3.
【魂の芸術/ソウルアート】はココロの対話 ドリームアート作品展
 純粋な眼差しでペンを握る、無限の可能性を秘めたアーティスト魂。
そんな創り手から生まれた魂のアートを「ドリームアート」と名付けました。
宮崎県内で活動している作家たちのドリームアートとココロの対話をしてみませんか。
2017.11.22(WED)-11.26(SUN)*24日(金)休館日
宮崎県立美術館 県民ギャラリー1
入場無料
主催 ドリームアート宮崎(宮崎市民活動センター登録団体)

お問合せ 090-5721-3596

企業と社会のしあわせな関係とは?

2017年11月1日 at 5:20 PMCategory:お知らせ

12月4日(月)午後1時から午後4時都城ロイヤルホテル 2階「紅鶴」 都城市北原町1106-48
12月5日(火)午後1時から午後4時キャトルセゾンマツイ 3階「エメラルド」 延岡市祇園町2-5-6
プログラムは、講義(60分)ふくおかNPOセンター 代表 古賀桃子氏 【都城会場】企業からの提言(20分)白玄堂 茶師 白尾尚美 事例発表(40分)~地域と連携した学習支援~都城社会福祉協議会 地域福祉課(調整中) 住友ゴム工業株式会社 宮崎工場 総務課 課長代理 日高義人氏 
【延岡会場】企業からの提言(20分)株式会社日向利久庵 代表取締役 弓削龍生氏 事例発表(40分)~中山間地域での買い物支援~ 日向市社会福祉協議会東郷支所 支所長 大野靖文氏 スーパーやまさ 店長 鶴田大介氏
ワールドカフェ(45分)「『できること』を探そう」 文字通り「カフェ」のようなゆるやかな雰囲気の中、何か決め事をするというわけでもなく、交流しつつ、ざっくばらんに意見交換をする時間です。おいしいお茶や和菓子も堪能してください。
参加申込書提出先及び問合せ先 宮崎県社会福祉協議会(宮崎県ボランティアセンター)担当:大山
 〒880-8515 宮崎市原町2-22 宮崎県福祉総合センター本館1階 TEL:0985-25-0539 FAX0985-31-6575
E-mail:vc@mkensha.or.jp
以上、地域課題に取り組むためのパートナーミーティング 開催要綱 より転載

ランチ会

2017年11月1日 at 4:32 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

次の水曜日に、野海さんができるだけ参加しているFB的異業種交流の勉強会「ランチ会」が実家の都城で開催というので、母親百合子さん手作りのお菓子を差し入れするという。お付き合い、気遣いには熱心な野海流である。母智丘の実家から自立生活の場・宮崎へ飛び立って幾星霜。ファミリーが要所でバックアップしている姿は我々が越えやすい高さにプライベートな境の線を低くしてくれているのも一貫している。 事前交流会は11月5日、参加費は23,000円。現在男性ボラが足りていません。ご一緒に路面電車貸し切りのふれあいの旅へ!それに旅立ち前夜祭のようなバーべキュウに集まったその頃は、ひな鳥や飼い猫やら庭先に動物たちもあふれていて、その環境がたまに帰還する野海さんを静かに包み込む。誰もがささやかでも成功を目指し、起業やネットワークに参加する。案外と成功した先には、自然につつまれた田園生活のような静けさが待っているのかも。渡り鳥が厳寒の地から飛来するように。
と、のんびり気分にひたっているものだから、ふれあいの旅参加費を1,000円安く徴収する不手際のいよいよ実施月11月1日となった。