Category: 「ふれあいの旅」エッセイ

報告書製本32thふれあいの旅実行委員会

2017年3月8日 at 6:18 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

水曜日の夕刻、遂にふれあいの旅報告書の製本が始まった。実行委員と山崎光代の手作業は、アンケートのページがくっついてない!とホチキスどめ位置でやり直しと、全身全霊を傾けた旅の成果を最期まで丁寧に手作りしている。ブログの内容と同じ、福岡市ボランティアセンターの正木さんが山崎の出現に驚かされたエピソードをしっかり憶えていた報告に光代の笑顔が増した。ふりかえりをしようにも、報告書ができるまでは気が気ではなかったろう。しかし、あと数冊をホチキス止めすれば大きく息が吸える。

光代はフットワークあってこそのふれあいの旅コーディネーターである。愛車LAB4を駆って、門司港~宗像のリゾートホテル~キャナルシティと現場を踏み、現地ボランティア調達のため臆せず、餅は餅屋のボラセンに託した買い物付添いボラ。陥没も近かった時期のキャナルシティでは、出会ったばかりのボランティアと爆買いのひと時を過ごせた。

現在、実行委員会の構成は宮崎公立大学学生に頼りっぱなしの情況。MESCのITアドバイザーとして水曜日勤務の城戸松豪さんが旅の質を上げてきた後を順調に引き継いできた。その旅の軸が、彼女のアウトリーチ、下見であった。土産物屋さんを兼ねた、バリアフルな昼食会場にも交渉して人手の確保を取り付けた。何しろ杖歩行と携帯式電動車いすを使い分ける、八重歯のかわいい交渉人が来れば、最後には甘く見てはいけない、その真剣さは本物だという好印象を与え続けた。長年旅行のプロとして係わる旅行会社さんも、現場のホスピタリティが的を得たものではないことも承知であるが、山崎が単独で交渉した内容には信頼をしてくれているようだ。

ひと旅毎にネットワークを広げる、多様性受容力は、普段の友達付き合いにも、地域コーディネーターとして係わる生活者としての様々な仲間たちにも自然と伝わっている。そして、彼女の眼を通して観た現地の様子に色どりをつけていく参加者のパフォーマンス、学生たちのピュアな感性が重なり合って旅は終わり、次の旅までの生活を後押しし、新たな旅へと脱皮を続ける。少しづつ、社会へも影響力を及ぼしながら。

参加者のみならず、報告書を手に取ったら、段取りでほぼ7部までは完成している旅と、参加者の数だけあるドラマをどうぞ読み取って下さい。正真正銘みんなが作った楽しい旅のあふれる思いの数々を想像してみてください。

痛む手のため、最後の作業を渡辺純子に託した光代は、机にうつぶす程の疲労を一日の終わりには感じる。しかし、もう終わった。

泣いてもいいが、君は笑顔が良すぎるので、どうぞ笑って疲労回復してください。お疲れさまでした。純子さんもフォローご苦労様。隣の机より。

「ラスマイ!」ふれ旅実行委

2016年10月5日 at 6:42 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

小さな幸せの羽根

小さな幸せの羽根

水曜日の事務所には、我々ふれあい誌編集係と事務局ボランティア兼務の二人に昼過ぎると伊地知誠さんがMESC(メスカ)の要員として加わる。SHARPをリタイヤされ様々な活動で日々過ごされているご様子。おもにPC関連の学習指導がメインだが、DJとしての側面も。2回ターンテーブルを回されているイベントに駆け付けた。レコードを自作アンプでと高音質コンサートを開催するメンバーに加わってらっしゃる。前回は宮崎映画祭の日と重なり、映画音楽特集を聴いた余韻のまま「ひそひそ星」のオルブライトホールへと野海実行委員長にも負けないフットワークだった私。ほぼ退職者の趣味の団体のようで曲順の紹介で「ラスマイ!」(麻雀隠語)で 幸せの黄色いリボン(ド-ン 1973・S51)を紹介された。ちなみの第2部映画音楽のラスマイ!はエデンの東。

さて、昨日の実行委では旅のしおりは、14日印刷と決まり15日早朝出発に向けて大筋までたどり着いた。皆さんご苦労様です。本日も山崎幹事が詳細連絡に余念がない夕刻となり、机を移動して野海桟敷の半畳に座して、これを記している。多次元で展開する実行委は、和田編集長へメールで実行委員長の挨拶文が送られ「しおり」も刻々と完成する。ペア表を開示してもらうと私と武智さんペアはリフトバス乗車組である。おー懐かしい。運転手の柳田さんもラストランらしいので新参の瀬之口添乗員さんとともに盛り上げよう。

電動バレー

電動バレー

毎日がふれあいの旅状態の野海さん、10/22.3(土、日)はMJ10周年記念イベントのDANCE部門にも、先のダンスワークの縁で参画が決まり、実家滞在も増えているようだ。踊る!都城のキャッチコピーはどうやら本物へと息づいている。

そして、台風の影響で自粛した自走往復のため、送迎のどこでもドアーの黒木さんと募金箱の前でポーズをとる。今年のコピーには小さなことに対して、特にというニュアンスが、小さなフライヤーに記されている。大きなことや、出来事に目を奪われている内にやり過ごしてしまいがちな善意の発露。収集ボランティアには伝え聞いたと善なるひとが遠路供物を運ばれ、我々に加勢も加わり、善意を換金や寄付としてバトンする。大きなボランティアや小さなボランティアが織り続けられながら出来上がるタペストリーには紛れもない我々の生活の歴史が描かれているだろう。

さあ、ラスマイ!の実行委も終え、いろんな人を代表するかたちで52名の参加者はバスに乗り込む。川南から乗り込むバージョンも決まった。私とペアの武智さんをそそのかして、洋膳茶房にしきに寄ってみたいもんだ、門司の自由時間には。キャナルでは武智さんに譲るとしよう。昨年同行した川畑さんは今年は辻会長と先陣を切ることになろう。その他、公立大女子中心のボランティアはどんな不思議の国のアリスぶりで我々と旅を繰り広げることになるか。先輩の日高健太さんの参画もたのもしいかぎり・・・。

おあとは、バス司会に決まった甲斐祐輔氏にまかせるとして、気持ちは門司。もう行ってきまーす!の段階に達した。

 

プレゼン

2016年8月3日 at 5:26 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

昨日の第32回ふれあいの旅実行委員会の主な議題は、今年度の共同募金の一次審査通過を受けて、プレゼンについてであった。

野海実行委員長、吉野由夏、外山結美恵の三人の実行委員が熱くふれ旅の意義を審査員に伝える。ここで、昨年の分から実行委員の坂本夏美の文章が使われていたので転載する。

『養護学校を卒業した時は近くに通う事業所がなかったので、私は親とはなれて、自由に楽しめる場所をさがして「ふれあいの旅」に出会いました。ふれあいの旅で出会ったボランティアの人とふれあいの旅以外の交流もたくさんありました。 ふれあい旅の実行委員をすすめられた時、自信がありませんでしたが、思い切って参加しました。準備が大変な事を知りました。でも自分達で作り上げたふれあいの旅は、今までと違った楽しさがありました。とても勉強になりました。 今、私は自立の勉強をしています。親が年を取ったら施設に入所。それまで楽しもうと思っていた私が、これからも地域で生きていく道が見つかりました。ふれあいの旅と出会って、いろんな人に勇気をもらって、今の私があります。これからもいろんな人に出会って、ささえられて、自立した人になりたいと思っています。』

今回のシナリオは、実行委員長が作成し、外山、吉野の二人が発表となる。さて、坂本夏美は自立した人になりたい。と締めくくっていたがすでに、自立生活13年もうすぐ14年の野海はどんなメッセージを共同募金に訴えるのだろうか。

本日の事務局当番には一番乗りして、MESC亀澤氏に畳スペースを出してもらい、わたしが到着した時にはipadで執筆中、しかも元気が良かった。わけを聴くと、MRTラジオ「ボランティアワールド」にあわいや生駒氏と出演する。火曜の朝の定番長寿番組に出水和子さんからチャンスをもらった。相手のアナウンサーとどう話が展開するか必聴である。

14年目にしてやっと自分のしたいことができるようになったという野海さん。障がいがあってもなくても自分のしたいことをできるようになることのエネルギーの配分や楽しさを教えてくれている。

13年目からはや14年

13年目からはや14年

門司へ博多へGO! 赤い羽根にマッチした静かなるフライヤー

2016年7月6日 at 5:37 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

お待たせしました!遂に解禁。ふれあいの旅・門司、博多(福岡へは初挑戦!)昨日の実行委員会ではポスター、フライヤー、申し込み要項の三種の宣材が各委員に割り当てられた。リフトバスの修理問題も宮崎市社会福祉協議会の対応は好感触。現地ボランティアも福岡市ボランティアセンターに光代節であたる。目立つところではFB活用も。公立大訪問から帰った野海実行委員長は早速MRTへ宣伝をお願いに電動を走らせる。もう一人の電動男の和田祥吾さんは、貪欲にUMK,
サンシャインFM,ケーブルテレビ、宮日と動く。FM宮崎には甲斐祐輔が迫る。
もうすでに福祉総合センター内掲示板には目立っている。その他市社協(リハビリ室)、市民プラザ、コープ各店と目立たせようと奮闘開始。来月20日にはすでに来年度33回の助成金プレゼンの為の参加者決めも次回7/19(火)の実行委員会での議題にあがっている。
さあ、フライヤーを手にした人には、涼しげな初秋の旅路がイメージできるであろう、季節感と落ち着きに満ちたデザインとなっている。エージェント南さんの脱九州の秘策は、福祉バス規定上お流れになったものの、本州を目前とした門司の地に降り立った55名の旅人は、玄界灘の風に吹かれ、手を取り合って新しい自分との出会いを感じることだろう。目覚めた朝には、朝風呂につかるものもあるだろう。見慣れた水平線の太平洋とは違う、邪馬台国を思い浮かばせる西からの風を受け、博多の賑わいに気持ちがきっとひとまわり大きくなるはず。

「自分だって人間だから、まわりにばかり気をつかっていたらなんにもできない。自分の行きたいところには行き、したいことはやってみなければ、もしかしてできることも一生できないまま終わるかもしれない。それなら、なんでもやってみよう、ためしてみよう。そうゆう考え方に変わってきました。
それは、いい方に変わったのか、わるい方に変わったのかわかりませんが、私はこれでいいのではないかと思っています。」
                                 秦 喜代子
ボランティアの考え方 秦 辰也著(岩波ジュニア新書324)の序章~とても大きな勇気と、そして生きる力を与え続けてくれる人が何人もいます。~とりわけ大切な人「喜代ちゃん」という叔母にあたる女性の文章の引用。から参考として抜粋させていただきました。

アジアでの国際協力という道を歩ませた著者が、思考の基にしている家族的体験を敬意を持って序文に掲げてある。

実行委員の学生作の女性ならではの静と動のイメージを手にした若者、壮年、障がいのある人、ない人が感じてくれることだろう。
締切は、9月2日。参加費:銀行振り込み9月5日または事前交流会時(9/11)に持参。*表記に宮崎県総合福祉センターとあるのは、宮崎県福祉総合センターに訂正します。

学生料金20,000。’16体験の9.11(事前交流会)10.15.16(旅)

学生料金20,000。’16体験の9.11(事前交流会)10.15.16(旅)

10月15日第32回ふれあいの旅

2016年6月8日 at 12:09 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

日向市産のちりめんパイをパリパリやりながら、昨日の実行委員会メモを山崎幹事ファイルから取り出し読む。8名の女性大半のメンバーにより日程、行程、チラシ(まだフライヤーとは言ってないようだ)、リフトバス(今回は老朽化の為一抹の不安をはらみつつ、らしい)、広報を粛々と決定したとある。そして、珍しい案件もあったようだ。親子参加は自立への旅ということで丁重に単独を薦めてきた慣行があったが、楽しく旅してもらうことが一番大事!と記してある。近い過去にも一人で出歩くな社会があったので、「おひとりさま」自立生活の確立を希望する旅でもあったのだ。親子参加も有りという逆転が発想される順調な実行委員会の議論だったようだ。良い風が吹いている。image
ところで、女性ばかりでは不活発になるのではという危惧はいらない。藤原彩香の参画があった。あの手作り拡大オリジナルビンゴを製作した逸材。彼女と愛犬たちの再々?新生活の為に協会事務所で使われないままの電子レンジを譲った御礼。協会は非核三原則にのっとっているので持って行ってもらい湯茶スペースもスッキリ。彼女のあっけらかんとしたキャラクターが加わり幹事も長も委員たちも手綱の閉め具合があるというもの。
ここで、相当はしょるが。彼女からも熊本へボランティアをという意見が出たそうな。尚早ということで、ふれあいアート熊本編を練るというところで理事会等の議論を経て対応している。待たせている。
あの宮崎での震度の夜を、感じた時、3.11後に映画チャイナシンドロームを再見した時と同じシンクロを得た。今回4.14、16の場合は映画黄泉がえりだった。そしてツイッターで原作者に行きつき毎日の更新をニュースのように読むこととなった。最新版は納豆の生産が追いついていないとの食堂メニューのこと。
映画は死んだ人が蘇る現象のエンターテイメント。柴崎コウのコンサートへとクライマックスがたたみかけるような展開だった。そして、ふれ旅も半分くらいは阿蘇方面だったので、三井グリーンランドの回を追想する。あの時の参加者に高木葉子さん、清武町の茶房リーフの姿があり、親しくさせてもらっていたが、急逝されたと聞き驚くばかりである。熊本大学の新入生時に通学中の大事故で・・・。「もうこうなってからの人生の方が長くなった」と静かに笑う長身の綺麗な女性だった。喫茶店が点訳グループの溜り場だったり、母子ともにネットワークが広く安井息軒の塾かとも思わせる和風な空間は四季を発信し続けた。チャレンジ精神は針路が消えはしたが教職を追い続け、身障国体の水泳選手にもエントリーを続けていた矢先、激震が体内で起きたようだ。まるで事故後も生き続け蘇り続けたかのように想わずにはいられない。
話が湿っぽくなり過ぎた、梅雨の晴れ間だというのに。こんなグレーな季節にも、ほかの時期にもおぼろげながらも光を発する人がいる気がしてならない。ボランティアという価値観が現実主義世界と精神世界のあわいに靄のように漂っている、そんな世界のナビを事務所でしているからかもしれない。

実行委員会メモ2回分を読む 

2016年5月11日 at 1:27 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

第32回はこうテーマを立てている「ボランティアさん、障がいのある人の交流を深める」、なお、メモには障害持った人とある。2枚のメモは幹事役の山崎光代氏の公式記録。第1回からすると学生2名、実行委員会復帰の吉野由夏さんが増え、坂本夏美さん、ヘルパーは所用欠席のようである。新顔があるための自己紹介が改めてなされた。野海実行委員長は昨年の手痛い長期入院にリベンジで元気でやり抜く宣言。和田祥吾さんは演劇に電動サッカーに燃えている。吉野さんからはポジティブな今紹介もあった。具体的にはテーマに近づけるため事前交流会への参加から交流を盛り上げていく作戦を共有。そう、実行委員会が月2回のペースで旅を作り上げていく過程で、学生との交流がどう芽を出し、旅で花開くか話し合いの時間は大切な肥料となる。その過程で8月20日には共同募金申請のプレゼンテーションも33回のために関所として立ち塞がる。なんのこれしきで毎回、本番に強い実行委員会は伝統に裏打ちされている。そう目立ちたがり精神が充分発揮されてこそボランティアなのだ!欲しがりましょ勝つまでは!精神に戦後障がい者とボランティアはタッグを組んできた。そして変わり身も早い速い。旅行会社の提案の九州脱出が福祉バス制度上の無理と気づけば、ターゲットとは未泊の博多んもんに修正された模様。今回は諸事情で北九方面へのアクセスということでスペースワールドの文字がキラリ光っている。仕切り直しも早い。
この辺は私的好みであるが、懇親会後の街へという文字さえ記録されている。煽る訳ではないが、夜の街の賑わいに車いすごと紛れ込む冒険は、どこでもドアー設立動機にもあり、実際熊本ですでに経験していることでもある。スマートだったのはハウステンボスに再入園して夜の観覧車や夜風に吹かれたなんていうグレードの高さも経験済み。なお、熊本の時は、クマ牧場猿回しと相場が決まっていたのを実行委員会でコアな体験こそと熊本城とセットで仕掛けた。そうすべては実行委員会の裁量なのである。これが伝統。 
時節柄、プラン見直しと災害支援を考えると熊本泊で支援をという熱い声もあったようだが、来年以降という支援の継続性で落ち着いたようだ。
兎に角、実行委員長の「ボランティアのためのふれあいの旅」とはどう展開していくのか次回5月24日(火)の会議でさらに進化する。
その野海靖治さんは昨日47歳の誕生日を迎えて、上京している。どんな旅日記が書かれるかも目を離せない。彼は人生でボランティアとの交流なしには生活を繫げないことを真剣に咀嚼してここまで生きている。そして無数の障がいのある人また、同じであるからして、不確実な存在であろうとボランティアに寄せる思いは確かで潔い。そんな弱者への想像力を鍛えられるのは当事者の力だと張り切らざるを得ないのである。第32回ふれあいの旅

定点観測ふれあいの旅・平成16年度(第20回)

2016年4月27日 at 10:59 AMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

ボランティアの活躍が復興の基軸に位置付けられるとは思いもよらぬノンビリしたふれあいの旅。果たして我々の得意とするふれあいボランティアが数々の華々しい復興ボランティアとどうリンクしているのか、今日は考えよう。
参考資料は、平成16年度時の会議用に作られた資料。干支は規則的なので一暦前の申歳の協会はどんなプランを練っていたのだろう。
外へ、社会へ連れだそう!親離れぇ!!など自立を目指す当事者リーダーたちは立ち位置は違えど趣向を凝らし参加者を元気付けるテーマを毎年繰り出していた。施設入所などあり得ないという夢を追う風潮はテーゼとしてあった。親なき後の生活のデザインを常に考えていた家族らの淡い夢の共有の時間でもあった。
ふれあいで良いんだという現方針に行きつくまで、ああでもないこうでもないとボランティアたちがそれぞれの旬の時期をふれあいという体験に没入した。
32回目にして、目の前の隣県の被災という緊急な旅姿をじわじわと感じながら、一夜の枕を共にしてきて通算一月越えをしてきた訳だから何か教訓めいた知恵はあるのではないか。
現実行委員長はトラブルが無ければ旅ではない!とハードボイルドな名言で実行員会を唸らせた達人ではあるが、人生途上そのものが自己責任に向き合っている訳で、様々な障がいにはそこにある対処法は細かく別れる。心の病、自閉症系は常識、認識を強要すべきではない。みんな違ってみんな良いというフレーズが登場した時は、ずいぶん気持ちが広がったものだ。千の風の時はややマイナーな風に吹かれもした。ボランティア自身もこれが学びだと気づき、一過性と期間を区切る者も、体験メニューへの動きを次は自身へも向けるのだと、その時の感動はどうにか整理して障害のある人と同様に生活に帰るのであった。               
体験の基本ベースになっていることは普段のライフスタイルが「共に生きる」を理解できていて、共にとはそれぞれが独立を犯さない上でのこと。ヒエラルキーの加重が分散され、うまく経済を回す国家を創る国民の義務には奮闘し、風来坊からよく学ぶ。そんなボランティアになっていれば、みんながそのことを認め合っていれば猛威を振るう自然の異変にも向かい合う人間としての生命力も途切れないのでは。
ただ、コミュニケーション苦手、想像して思いやるスキルの少なさなどが育まれにくい現代となっている以上、ボランティア衝動がうまくニーズとの着地をみせるかは失敗例が多い。コントロール不能な自分のある部分が忍ぶことができないことだって多いことを繰り返してしまう。文章も空回り始めたので辞めよう。
そう、辞める選択肢、逃げるというよりハードな選択肢も重要。被災した人、障がいのある人同様、生きている生身の人間なのだ。人間万歳(木城町白木牧場・武者小路実篤の碑にもある。)
現地のボランティアの皆さんどうぞ集合無意識(The BeatlesのSomethingとJhon LennonのImagin他Rockメッセージ的と解する。私は)との気持ちの交換をしながら頑張ったり憩いをしたりして下さい。どうも旅にこだわる我々と現場も意識は繋がりたいと願えば繋がるような気がしてますから。

以下、平成20年度ふれあいの旅のための参考資料(過去のデータ表)               
柳田留美子・細川倍世/森 冨貴子担当

20年史 平成16年度 第20回     
        
     年度 回数   行き先
                          備考
(平成)16年度  20
     15  19 指宿
     14  18 日南
     13  17 シェラトン     黒木耕二(Barガス燈マスター)実行委員長
     12  16 高千穂・阿蘇9/15     
     11  15 熊本・阿蘇11/13,14   小松養子実行委員長
     10  14 大分サファリ11/2425   別府湯の森パレス
     9  13 えびの・鹿児5/2425 えびの高原荘
     8  12 熊本5/2526     丸小ホテルふれあいのつばさ21 9/7 10
     7  11 指宿         シーサイドホテル
     6  10 熊本11/12     鵬閣
     5  9 三井グリーンランド2/5  *スピンオフ版ソウル元気組ツアー
     4  8 竹田          岡城址・竹田南高校観劇
     3  7 京町          やたけ荘
     2  6 米良          米良の里
     1  5 別府          白鷺荘
 昭和63年度  4 指宿          国民休暇村別館
    62  3 高千穂          初の一泊(県営高千穂荘・大和屋旅館)
    61  2 西都原
    60  1 飫肥
プレ企画   0 飫肥          元祖・木曜教室版ふれあいの旅

第32回ふれあいの旅実行委員会スタート

2016年4月20日 at 2:22 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

ふれあいの旅!九州脱出なるか?

ふれあいの旅!九州脱出なるか?

野海実行委員長、山崎幹事、坂本、甲斐、外山、渡辺、和田、旅行会社ー名鉄ー南。計8名で会議を開催。時期は10月の連休以外の土日案が出された。一応、下関市行きのパンフが配られ楽しみな展開となった。継続審議の次回は5月とし福祉バスが使える範囲内に変更せざるをえない苦しい情況。以上実行委員長談。昨日の振り返り。敬称略。

ふれ旅ボランティア募集はあと7日間続けます!

2015年10月7日 at 8:16 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

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ストレスを消し合う関係

人を感じさせて動かす

ダイナミックな活動訓練

人をその気にさせる技を学び

無償で体験しあえるハウツー

bodhránガールが必ず絡み

君は新米エージェント さあ 謎の運の月はどっちだ

水曜日のメスカとの共同事務所には、先日のふれあいの旅・事前交流会後の通知を手紙で受け取った女性ボランティアからの連絡電話が鳴った。
想像力豊かな初参加のご婦人。福祉総合センターに泊め置くマイカーのナンバーを伝えられ、入浴時の介護ボランティアの服装なども確かめたいとのこと。社福「翼」の施設旅行の経験も持たれていて、知人にボランティアを誘ったが、有料は当然とのご自身のポリシーとのギャップがあり、一人の参加なのも恐縮されてらっしゃる。何なら主人もとお声も考え方もポジティブなやりとりがあった。また、別の電話が鳴り尺八の演奏ボランティアにおもむきたいが、所属が無いので登録して身分を証明することは可能かという初老の男性。住まいの近さから宮崎市ボランティアセンターと市民プラザの窓口番号を伝えてたらい回しのようで申し訳ないと業界の導入部を説明した。成る程、アコーディオン奏者が個人会員に入会し熱心にふれあいの旅にも来て下さった事例もあるので、ボランティア気質が自身の中で高まり協会に繋がる、また、別の活動分野での活躍に繋がる時期は、ひたひたと近づくものである。また静かな夜のセンターの部屋では自助グループのネームプレートを掛けて仲間との語らいを待つそれぞれのグループ所属の当番の方も回復の道途上の姿を置いておられる。
そのグループでも長老といえば宮崎ダルク、くしくも創設者コウ河野俊夫氏の命日を告げに寄ってくれたりもする。
地道なグループ活動、私のような自画自賛型、それぞれが限りなく発色を拒むヒエラルキー安泰系の銀河に居続けようとの常識へ挑む内に、その常識が実は誤解だったと世界は新しいページへ向いてゆく。

10月4日は、事前交流会(31回ふれあいの旅)

2015年9月30日 at 4:52 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

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幹事、山崎光代の顔にもようやく笑顔が。電話のやり取りにも安堵感が。事前交流会のお弁当の手配の様子では35個ということで、締め切りした参加者募集には45、6名の申し込み。志布志市社会福祉協議会の呼び掛けでは高校生も含む十数名が揃っている。4日は、初参加の方には不安を安心に変えられる出会いの場になる。
なお、ボランティアは10月14日(水)までは募集を続ける。
人とふれあう楽しさややさしさを感じられる充実した二日間になることでしょう!

なお、事前交流会のスケジュールは、
実行委員9:30集合10:00受付
会場は、宮崎県福祉総合センター本館1階

11:00開会・行程説明
11:10グループ・ペア決め
11:20介護体験1(車いす
12:00昼食
13:00介護体験2階段ののぼり、上がり)
14:00終了