大切な忘れ物 10/5

2014年10月9日 at 1:30 PMCategory:お知らせ

FullSizeRender
日曜日19時には総勢が嵐の中を引き揚げた。そのままだった備品、借用品も木曜には綺麗に片付く。そして気になるのが、大切な忘れ物。
事務局日誌にも申し送りがないのでここに記してお知らせする。
黒い車椅子用クッション名前有 1個 お土産(嬉野温泉ホテル・華翠苑で買ったもの)1個
ビンゴカードは余りだとしても、上記、クッションとお土産にお心当たりの方は、明日は幹事が在事務所ですのでお知らせください。

そして、別件。同日開催予定が延期された講演会について、ヤッドみやざきから連絡があります。
以下

10月5日に行う予定でした第1回目の「出生前診断を考える講演会」は台風18号の影響
で中止としましたが、講師等との相談の結果、下記のように日時・場所で再開が決定
しました。

日時:11月2日(日)13時受付、13時半開始
場所:宮崎市中央公民館 3階 大研修室

未だ、私どもの広報が悪いこともあり、今回の一連の講演会を知らない方も多くい
らっしゃるようです。皆様からもどうぞお知り合いと方々へ周知してくださいますよ
うお願いします。

10月19日には「尊厳死法」について「みやざきアートセンター」で講演会を行いま
す。
日本ALS協会理事の川口さんにおいでいただき、呼吸器等を付けて生活されている
方々から観た尊厳死法の危うさ等について話していただきます。
まだまだ席は十分ありますので、声掛け等宜しくお願いします。

つきましては下記のような開催に変更になります。
第1回 「尊厳死法」を考える講演会
  日時:10月19日(日)13時受付、13時半開始
  場所:みやざきアートセンター 4階 ギャラリーⅠ
  講師:川口有美子 日本ALS協会理事
第2回 「出生前診断」を考える講演会
  日時:11月 2日(日)13時受付、13時半開始
  場所:宮崎市中央公民館 3階 大研修室
  講師:松永正訓 千葉県、小児外科医、第20回小学館ノンフィクション大賞受賞
     岩元 綾 鹿児島県、翻訳家、作家、ダウン症当事者
     岩元昭雄 綾さんの父親
第3回 「重度障害者の生命(いのち)」を考える講演会
  日時:11月15日(土)13時受付 13時半開始
  場所:清武町文化会館小ホール
  講師:立岩真也 立命館大学先端総合学術研究科教授

ヤッドみやざき 池上純啓

田中達昭・NPOネットワークの立役者

2014年10月9日 at 6:58 AMCategory:お知らせ

県福祉総合センター2階研修室三部屋を開いて、田中尚輝講演会が県社協主催で開催。同時進行でマニュアル本も発刊。県ボランティアセンターが看板を上げ、木下センター所長の采配で第八回全国フェスティバルのプレイベントに総力を上げていた。ミレニアム期に、実質上宮崎県のNPOシーンは胎動を始める。法制度なので国から降りてくるものではあるが、土壌には、市民活動あってのことで、その一躍を担っているボランティアは、一層まちづくり色を帯びてゆく。

さて、立ち見も出た田中尚輝講演では、一点「パラダイムの転換」という初耳が明るく腑に落ちた。イマジンが謳う、政府も無い♩理想は考えうる最良の思想として、環境界から波紋を広げ、沈黙の春と両輪で世界を席捲していた。

同じ田中姓の田中達昭さんが尽力して、協会も遂に法人の仲間入りを果たした。それまでの会員への法人化へも講座を展開し、ネットワークを組織した。土呂久鉱害患者支援の会計畑、銀行員経歴、カトリック教会信者と、どれをとっても、その精神は揺るぎなく奉仕と革新に満ちておられた。
(もしかして、講演者は山岡義典だったかもしれぬという、記憶思い込みの不安が湧いてきたので、補足しておく。)

台湾で育った身体と心は、おおらかで障がいのある仲間への励ましはユーモラスで温かだった。

進取の精神に臆する事なく、会長就任時にNPO化を成し遂げた他、ふれあいの旅を、シーガイアと日南へと足元を掘り下げる場所へといざなった実行委員会にも協働された。結果はどれも光となりミレニアム期を協会丸は怒涛の進撃を果たした。

後任を宮崎大学上條氏に分け渡した後も、段ボールコンポスト普及など個人的な活動に入られ80歳代の静かな生活の中から
常にNPOシーンへの眼差しは届けられていた。

青葉町の御自宅の様子、御伴侶のご逝去、不遜ではあったが協会会費滞納と縁が薄れかけたと感じはじめた矢先であった。
30回ふれあいの旅に乗り合わせるかのように、10月始めに帰天されていた。

これまでの法人化の恩、仲間・弱者への励ましの恩、そしてシルバータウン構想とそれらへの多大なる実行力に感謝して
こころからの祈りを協会事務所よりお礼させて頂きます。ありがとうございました。アーメン
各位の敬称は略させていただきました。

皿絵の愉しみ・30回・旅の焼き上がり

2014年10月7日 at 8:44 AMCategory:お知らせ


皿絵の愉しみ

実にゆったりに徹したふれあいの旅は、去年の湯布院で掴んだ感覚をうまく引き継いだようだ。
値段も、ゆったり感にみあう比較的高めに推移したのだが、タイムイズマネー、大切な時間を丸二日買い取った上での差額は値段以上に価値を持つ。
高級な宿舎を貸し切り感覚で使うことができたのもお金の真の力。黒川温泉での悲劇など遠い話にするためにもしっかりお金を使いたい。

まあ、反省会以前に個人的観察だけでリポートしているので、多分に上滑りであるが、今回の特長である「製作」体験のことも振り返ろう。

有田、波佐見ならではの記念を自力で挑戦というプランはエージェントからの提案、それに大賛成で、しかもぶっつけ本番ではあったが、大ヒットでもあった。

絵付け作業などとあなどってはならない、実は障がい者就労の現場を普段からこなしているので、こつこつとした集中作業は得意中の得意とする集団なのであった。

私は、松尾智美とガチンコ勝負で逆自画像に専念していたので周りを観察する余裕は無かったが、特に有田社協からのボランティア婦人の手をお借りして下手ウマなプーさんが目前で出来上がっていたり、しっかり作業は進み、余裕で次の一般観光客に作業場を受け渡す事ができた。このあたりもゆったり感にぶれはなかった。行程を詰めた実行委員会の真価と南添乗員の経験値と冴えである。

どんな焼き上がりで宮崎まで戻ってくるのかワクワク待つ身だが、高級料理の思い出を、自分の皿で回顧するもよし、机に立ててぬるかった湯の感触にうっとりするもよし、30回記念品の51枚のお皿はレアものとして残るのである。

 記念と銘打った旅はこうして終わった。反省会の実行委員会では、もう感動はうすれているはず、31回のことを目指すか否かも決定しなければならない。辻会長が表彰される名誉ある旅であると鼓舞されたはしたが、家賃支払いが重くのしかかる協会台所である。旅のみの延命を考えれば事業NPO化などの作戦も取らざるをえないのが近未来像であろう。これまでの蓄積からすれば、十分パック旅行となりうる商品としてのクオリティまで出来上がったとも言える。かっては県の委託事業として平行してふれあいの翼も飛ばしたが、財源次第なのでもう舞い戻らない。

明かりが見えたのは、チープトリップ向きではなく、高級クルーズや七つ星に匹敵する優雅な旅の「ゆったり」感が適度な料金(互いの)と障がい当事者とボランティアの知恵と勇気(互いの)、お金・当事者・ボランティアの三位一体が確立して30回を成功させたということだとここに記す。

佐賀旅の印象

2014年10月6日 at 11:57 AMCategory:お知らせ

佐賀旅の印象

以下敬称略。

車中がほとんどの二日間。51名の旅人各人の個性が否が応でも際立つ。
たとえば、試飲から昼食会にやって来た武智ハンペイタ!真っ赤な顔に照れて曰く。
中村幸広の分まで呑んだ。ここでニヤリな人は、ふれ旅wikiにリーチ!
大中バス2台のそれぞれのシーンを同時に愉しめるのは神のみぞ知るであるが、長年の勘もまじえ総括の杖とし振り返ってみる。

女性ボランティアが千手観音の働きをしても参加者数が超カワイイ流れの増加傾向の近年ふれあいの旅。
私が座った中程の席も通路を挟み、まほろば系ヤングレディが窓際に三連つらなり、チラチラと視線を浴びても上品に微笑み返ししてくれる。
去年の湯布院では、王思那さんという留学生も前方実行委員側に混じり座って千夏、夏美そして由夏ゾーンが一際華やいで昇降が実に楽しかった。
今年は、仲間の家・どこドア系からの牧野裕子がポイントとなった。原則先乗り、後降り、リフト車では位置配置順と車椅子の展開収納の小気味よさは
楽しげなリズムを毎年刻んでくれる。この点は、グッドパフォーマンスアワード連続受賞クラスのチームワーク真骨頂。
実行委員長は、貴君の不徳のせいと一刀両断だが、吉野ヶ里への移動が始まった昼前の時点でリフト車の要メンテナンスの事態となり、早急の高速上の
修理が繰り広げられるも大事には到らなかった。ただ、だだっ広い邪馬台国の炎天下に待つ先乗りの私達は、暇だった。山崎守ペアの身としては、ノートに
記された仮面ライダーを意味する暗号を解読し、園外近くのミニストップへ探検する時間を持ってもまだまだ、余裕があった。
有明海が育んだ風土、佐賀は邪馬台国から幕末の長崎街道に到る要衝であったため太平洋派の日向の陽に比べ陰、謎深き里。
そんな地域性に乗り込んだ我々の能天気さは風のシルエットを残していった。

能天気、陽気な面々の顔を記憶しておこう。明け方前から日向方面から送迎役をテキパキとこなしたのが甲斐ユースケサンタマリア。NHKのパーソナリティ顔だが、
良く動き疲れをみせない気遣いは、実行委員会ミーティングでは見せなかったので驚きの本番。学生では許容無理の児玉健が各種チャンピョンをゲットする能力に
対応できるオプションも持つ。あゆみの里6名には、前実行委員長の和田ショー吾とふれ旅アイコン坂本夏美と延べヨウ同期生としての再会もあり、初参加の大山貢席には
辻会長が並び、若い世代を見守る役もあった。婦人連も常連のトリスらはお好きなように手を取らせず動かれ、普段の運動不足を解消とニコニコと食事介護に専念していただけた
青木夫人の複数介助は大きく光った。

部品事故で集団が結果ばらけたのも効を奏した。ゆっくりと佐賀牛ハンバーグを空きっ腹に流し込んだ実行委員長であった。

断片的になってしまうが、初日遅れを逆手にとって、少々の遅れは気にしないまま、遅い宴会も気にならず、不思議と実行委員集合時にも良し、このペースで行こうとストレスが飛び交わずに済んだ。多分、身体で考え、身体で応えるテレパシー交流が支配する二日間であったのではないか。
疲労するばかりの身体能力に、さほど動きにキレのない頭で思考するため答えがでないもどかしさを共有してしまうミーティングが通常であった。しかし、吐露することで汗にながせた有効な実行委員の夜のミーティングが通常だったのが、その夜のミーティングはラウンジから漏れ聞こえるカラオケのはしゃぎに早く混じりたいとさっと終えるほど、一体感に揺るぎはなかった。

そうこうして、颱風が最強になる寸前に家路につき。来週の反省会を確認してあらしの中散っていった。

ただ、〆の挨拶で号泣した光代さんの泪の訳は誰も知らない。唐突に感じたヤングもいた。だって、数秒後一段とショートヘアの笑顔が数段輝きを増したのだから。

臨席の藤原彩香と旅の終わりに聴いた川越達男の職場の近さなど、新顔たちがすんなり同期してくれたことを含め、感謝する次第。

なお、映像は今朝の朝食で戴いた湯豆腐キット。旅の元締めから留守番の奥さんへのお土産。おいしかったです。

無事・帰還 30th*ふれ旅

2014年10月5日 at 4:12 PMCategory:お知らせ

trim.7E084A70-429F-4736-8033-F33814C5D5C1
台風NO.18の思わぬ追走に、帰りを急ぎ、バスはやがて霧島サービスエリアに、最後のトイレ休憩に立ち寄ろうとしている。
昨夜の宴会、ラウンジでのカラオケの上気分を、有田焼体験に皿絵として残して。
夜の実行委員長のミーティングも、自身の小トラブルくらいが反省材料で、それも投薬指示という細かな事実で、総体はつつがない初日を乗り切った。稀有なストレスを残さずに済んだ旅になりそうな、笑顔の進行。

多分、台風さえも押さえて、全体の力のバランスで終わるはず。

しおり・天草~ハウステンボス、再び西へ

2014年10月1日 at 2:47 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

image履いて行こうと、アウトドアシューズを試してみたが、靴紐を緩めないと。笑って笑っても三日後にはふれあいの旅の朝を迎える。
事務所の畳には、何やら誕生日プレゼント(これは極秘サプライズだから!読み飛ばして!!)、有田・ボランティアたちへのお土産が景品の数袋に混じってバス積み込みを鶴首して待っている。男手が無いとと危惧していたシャワーチェア2脚も組み立てられ行儀よく並んでいる。
ではないか。

第30回佐賀・ふれあいの旅も準備はかなりすすんでる模様。光代さんは夕方出勤し事務作業に拍車を掛ける。班編成表をのぞくと10人ずつくらいのペア、トリオが5班に整理され、リフト車名簿も完成している。やはり、自分の名前があると安心し、ニヤついてしまう。

くちびるに歌をの文庫本を小旅行のために買い求めたのを個人的にはリュックにつめよう。
さあ、旅に出よう。最年長は80歳の原点、以下後期高齢者(障がい者は10年前倒しのようだ)の原点、中年の原点、壮年の原点、学生のリアル二十歳の原点、高校生の原点まで一大家族が辻会長の元、佐賀を目指す。

あと三日、幹事には事後処理を含め重圧がかなりのものだろうが、参加しないFB仲間からの激励や安穏祈願のメールが降り注ぎ続けるに違いない。

そして、ホームページ上で参加してくれているボランティア派の各位も吉野ヶ里を見張るかし、嬉野の美湯に浸かり、有田焼を体験を追体験してお楽しみあれ!
送迎できる方々は、4日は7:45、5日は18:20宮崎県福祉総合センター発着。西中学西。おっと参加者自家用車は職員駐車場でのあらかじめ登録制駐車可もお忘れなく。

では、ラジャー。
 

続サルママ〜郷里へのラブレター

2014年9月26日 at 6:39 AMCategory:お知らせ

スキャン 9「地域を愛し、ふるさとを愛し、そこで一生懸命生きて行こうとすれば、何かしてみたくなる!それがボランティア」89年に青島で全国ボランティア研究集会が行われる前段に数回九州ブロックが長崎でもたれ、そこで基調講演した小松光一の現代の宮沢賢治的解題。以後、この言葉を反芻しながら暴走した青春期。

 と前置きした上で、この頃のわけもんの元気と煩悶をその頃の私的シーンを重ね合わせる。結局「すること」と短く呑みこんで活動は続くがどうも、自他とも積み重ねが無く浮遊感だけではモチベーションと拡散力が足りなかった。しかし、毎年2.11に開催されるミーティングが発散と勉強の場であった。ある程度経験を重ねた上で得た「砂を噛むような」徒労感な症状に劇的に効いた分科会があった。座長は静岡の小野田全宏氏。当時状況を突破したい人集合といったメニューを持たない・ミッションを掴めてない人向けのディスカッションだった。
実行委員レベルではKJ法が活用されていたが、討議が主流で今のようにワークショップ形式での研修はまだ確立されてはなく、助言者・水先案内人と呼称される人の個性が頼りで、勝手に悟らされる覚醒のネットワークの時代を成していた。その分科会で私が腑に落ちて意気揚々と帰郷して取りかかったのが「MEDOL」おせっかいという名の情報誌創刊号であった。とにかく発信しなければ意味が無いとボランティア活動フラストレーション打壊のために私が私の未来の為にマッチの加勢をもらった数ページ。彼は表紙にボランティア観光都市宣言をしてくれた。音楽のページもナミゾウが甲斐聖二論を電気椅子の希有なミュージシャンとライナーノーツしてくれた。松浦哲也氏がボランティア夫婦論を展開し美容室から展開される活き活きした視覚障碍シーンを筆で。わたしは架空デートという実況を平賀錠二を登場させ、実際「ライトスタッフ」でデートさせフォーカスした。
編集後記は写植から仕上げまで頼んだ新城写植の平田寛に任せた。おあえつらえにページの隅に「ボランティア365OG浜砂由美好に捧ぐ」と入れてもらった。

何が、目立ちたがりが活動で生産されるフラストレーションを出版と云う手だてで解消したに過ぎず、次号は無く、広報という手段が業界に定着した訳ではない、今も上質のジャーナリズムは最重要課題となっている。

 本題のサルママについてに書かないまま終わるが、何と言っても伝説のサルママの5号が本拠地若草通の外山模型に入荷してなかったから仕方ない。

  懇意にしている喫茶店のムー氏がおまけのCDの責任編集ということでブログしている情報とツイッッターでのニュースから想像するに、サブカルチャーが面白いという大発信を郷里の若者が内紛と正しい討議を重ね、おまけに手作業で仕上げた一大事のようだ。サルママに連帯し活字とグラビアとCDで網羅された内容は、私が知事なら経費を一億くらいあげる価値のあるものである。
  
  かって、県立図書館がまだ楠並木にあったころ、ホールではスキャンティー桃沢がサティファクションに身をくねらせていた。そこに敬意を表しにいったものだ。黒テントにも人は群がって小野和道氏は自転車でふるさとを巡っていた。
  サブカルチャーの存在感がニシタチのそれとあいまって活況を呈していたミレニアム前。

とにかく隗より始めよ精神で、若者が連帯したようだ。マスコミは誰も知らないと警鐘を鳴らすが、サルママも常識も「我がふるさとへラブレターを書きたくて書きたくて」そんな気持ちの沸騰があるのだ。

つまり、冒頭の小松氏が説いた「何かしたくなる」それがボランティアの根源の愛。

かって、出版というしでかしをして、少しはふるさとへの愛が通じたと自負できている私から、サルママに賛辞を贈りたい。まだ手にしてないが、CDも聴いてないが。
でも、一曲目のキリワイは太鼓判をペタペタ押してあげよう。そして、総てのサルママラバーにも。

なお、写真も撮れてないので、今年最大の事件ニパフ、文化ストリートでの催し、ダルク総出の客席の地べたで並んだパフォーマンスのときカンパ購入した自画像を掲げておこう。彼女は対話という表現をした比人レディ。

出生前診断[10/5]・尊厳死法[10/19]・重度障がい者の生命[11/15] ~を考える 3連続講演会

2014年9月18日 at 2:13 PMCategory:お知らせ

写真
@①県電ホール、②みやざきアートセンター4FギャラリーⅠ、③清武町文化会館小ホール/いずれも開始13:30
主催:NPO障害者自立応援センターYAH!DOみやざき
① 講師 松永 正訓(まつなが ただし)さん 小児外科医。『運命の子 トリソミー』にて、小学館ノンフィクション大賞。他に『がんを生きる子』『小児がん外科医』など。岩元 綾(いわもと あや)さんと父・岩元 昭雄(いわもと あきお)さん ダウン症や「出生前診断」などの講演、交流の活動。「第3回アジア太平洋ダウン症会議」に参加英語でスピーチした鹿児島女子大学(現志学館大学)英語英文学科卒。

② 講師:川口 有美子(かわぐち ゆみこ)さん『逝かない身体―ALS的日常を生きる』で大宅壮一ノンフィクション大賞。現在、人体と機械の融合によるQOL向上に関する研究に携わっている。

③ 講義1:重度障がい者の地域生活について ALSの当事者 重度障がい児(者)の家族 ダウン症児(者)の家族 筋ジストロフィー症の当事者
講義2:講演「自己責任」について 立岩 真也(たていわ しんや)さん 社会学者。立命館大学先端総合学術研究科教授。

参加申し込み、問い合わせは、FAX0985-75-0150 メール yahdo@r9.dion.ne.jp 
住所〒880-0051 宮崎市江平西1丁目5番11号江平ビル102号
NPO法人障害者自立応援センターYAH!DOみやざき 
電話0985-31-4800

第31回共同連全国大会熊本へ参加

2014年9月14日 at 7:57 PMCategory:お知らせ

image
第5分科会共に働く事業振興セミナーなう
@熊本学園大学

三人目のスターは、シンガーらしいが自然農法の実践の感動を語る。奇跡の林檎の木村さんの一番弟子と紹介。その前の新潟の事例は、売るとデザインを進化させるスペシャルなものだったので、オーガニックな福祉の話に転じた訳で、。コーディネーター がんばカンパニー「滋賀」中崎ひとみのチョイスはすごいのだ。一人目のわが宮崎からの事例に間にあった。その聴き取りメモは「肉を食べさせるのがレストランなら、変化をジワジワ味あわせるのがコリドール。バイキングにしてから、数がこなせる慌てない精神障がい、客がヤル気を起こす安めのコリドール。繁盛しないと意味が無い」

何でもありの主催の共同連ならではの人選。なのはな村のお父ちゃんから、宮崎の隠し球として呼ばれたマラソントーク・プレイベントへの御礼参りに日豊本線経由で新幹線で駆け付けたのは、大正解のようだ。

スターの佐伯康人氏の事例は、農と根本の健康へと話は進む。三つ子を授かり、それぞれの障がいと立ち向かう内に、入り込んだ「降りてゆく生き方」。

自然栽培の作物が売れている今、農業と福祉の新たな展開。
ここで、お父ちゃんがコメント、先輩30年の有機農法vs自然栽培へクリーンな炎上。

なかなか、この対面は濃くなってきた。他に農の作業所から除草の大変さなど農業の話は耳がダンボになる。もっと農法を知りたいと会場が沸いてきた。

なお、なのはな村に歩叶(アルト)ちゃんが誕生したことも聴けた。

朝5時前にジェローム山下103・野海宅を出て、南宮崎ステーションへは一直線。
始発に乗り込み、新幹線で熊本駅、水前寺駅から熊本県立劇場、you meの前が会場。帰路は、路面電車で駅目指し、最終南宮崎駅各駅停車に鹿児島中央から。

フル丸一日の行程。旅は死のよう。この世の延長に在るところの死へ行って戻った。
死を生き、生を死んだごとし。今、ゆっくりと旅=死からまた、生へと戻る。
誰も知った人がいない街は、死の世界。知った人と歩む死の世界。
なんだ、旅は死ぬことで、復活を楽しむ生と死の喜び。
日々解決できない諸事情からいっとき解放され、足のある幽霊の如く振る舞い、
適当なところで戻る。そんな気分を強くした今回のレール上の旅だった。。

パワープレー まあるい劇場参戦

2014年9月11日 at 2:40 PMCategory:お知らせ

写真
前ふれあいの旅実行委員長、5年間事務局ボランティア勤務経験者の和田祥吾さんとふれあいの旅常連の森菜都子さんが遠征する鳥の演劇祭7のA2見開きフライヤーで詳細を識る。山里、鹿野町で二週間にわたり繰り広げられる。第14回全国障がい者 芸術・文化祭とっとり大会&鳥取藝住祭とも共催。5年前から「あいサポート運動」~障がいを知り、共に生きるをテーマに7月から11月までアートイベントが繰り広げられる鳥取県。プラスして、アーティストとそのアートを土着させるアーティストリゾート構想の施策も力が入っている。後援に駐大阪大韓民国総領事館韓国文化院、ほか仏、米、加など世界的。その初日と二日目を飾るのが「青空カラー」(たしか、お笑い兄弟のエピソードでメディキッド初演、まあるいのスプリングボードとなった初期作品のリメイク深化版)。今回も観劇はかなわぬが、2009年時には舞台裏で八面六臂の活躍の大島寛さんのパシリをしてモニターで感動した。時は経て、県ボラ仲間へ波及効果大の役者や台本家の卵らから精鋭二人と永山智行監督以下こふく系の面々が「奏でる」につづき再演する鳥の演劇祭7。

 さて、目を引くのがクロージングを飾る、TBTB[アメリカ]。障がいを社会的に普遍的なものにするための理解を呼び起こす6作品が「パワー・プレー~障がいをめぐる6本のアメリカ短編戯曲~」として上演される。さらにその「障がいを突破する演劇」TBTB正式団名はTheater Breaking Through Barriers (since1979)による演劇ワークショップが翌日にプログラムされていて、もちろんMiyazaki◎Maarui-Gekijyoへのスポンサー同様第14回全国障がい者 芸術・文化祭とっとり大会。
劇作家たちが書き下ろした作品は『取り戻せない』作:ジェフ・タブニック 『完全バリアフリー』作:ブルース・グラハム 『人殺し』べカ・ブランステッカー 『私たちの職場にようこそ』:サミュエル・D・ハンター 『なんでお前が幸せなんだ』:ブルース・グラハム 『地下鉄』:デビット・ヘンリー・ホワン
題名からいろいろ想像できる。日本では絆に収斂されがちだが、コテコテの関西発の運動がニューヨークを経てやって来ると予測可能である。しかし、世界は広く、狭いニッポン。ほんたふのやさしさがもたらされることが期待できる。とりの國に一足先に舞い降りるのはうらやましい限りだ。
 かといって、頑張るみやざき市民らがオープニングをかざるのは、また喜ばしからずや。TPPやら自衛やら守ることに必死だが、自国内で古く壊したほうが安心なものも多い。いや、突破するという演劇的発想こそ生で体得してしかるべし。
 先般の事前交流会の福祉総合センター前、おもいやり駐車スペースに三社のリフトカーが並んだのに感嘆した。どこドア、YAHDO!&天領の杜。この十年でバリアフリー作戦は外出ヘルパーの養成で目を見張るものがある。仕事も増えた訳で、見えない戦争渦中にしっかり生きているみやざき人。次の10年では、高期高齢化介護保険との格闘やらなんやら。こちらの予測は、我が身こそ今日を十分楽しみながら自由に生きていなければ、体力もまわりの介護状況も厳しいバリア菌が蔓延して苦しめる社会にカビていきかねないだろふ。だから、どんなバリアもひとまかせでなく突破していくことをしっかりボランティアシーンで識り、備えておこうっと。そばにバリア突破者が元気に真似させてくれる内に、経験積んどこう。この透明なる突破感既得者こそが未来を切り拓くパワー・プレーに参戦できるだらふ。