不登校新聞 7月4日に宮崎県で無料講演会

2015年6月2日 at 7:20 PMCategory:お知らせ

www.futoko.org
紙面広告によると、南九州で初の講演会です!!
ぜひお越しください!!

”不登校からの進路、どう考えれば?”
会 場  KITENビル8階(JR九州ホテル宮崎)
    (JR「宮崎」駅西口徒歩1分)
時 間  午後2時30分〜午後5時(開場2時)
講 師  石井志昴(本紙編集長)
参加費  無料
参加方法 要事前申し込み(定員30名)
連絡先  TEL 03-5963-5526/090-7552-2864(当日)
     FAX 03-5963-5527
     メール tokyo@futoko.org
主催   NPO法人 全国不登校新聞社
助成   公益財団法人 倶進会 

六月

2015年6月2日 at 9:50 AMCategory:お知らせ

六月    
                 茨木 のり子         

どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終わりには一杯の黒ビール
鍬を立てかけ 籠をおき
男も女も大きなジョッキをかたむける

どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮れは
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

どこかに美しい人と人の力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる

ボランティア活動が動き出した頃、宣伝役として講演や地域発の情報発信の開拓者だった埼玉県の杉浦光子さん。
文庫活動というジャンル、今ではサロン活動がいわゆる自宅を開放するスタイルで継承されていると言って良いが、
女性の生き方をボランティアの裾野で花開かせた姐御といった風格の婦人であった。
その光子さんは、いつでも声を掛けてをキャッチフレーズに、自前のコーディネーターとして福祉の在り方に寄与された。ご主人のお仕事が社協マンということで、地域での生活にボランティアの発見の種を豊かにまかれ、賛同者や応援者がその考えに常に影響をもらっていた。その発信の形が、「六月」という名前の自分発の情報誌であった。パート内職で添削をこなされる程の文章力は、詩と挿絵が一杯に詰まった定期便として私家版ながら同時進行している各地のボランティアたちに届けられた。その「六月」の意味が、茨木のり子さんの詩に象徴されていることで、名前が付いていた。ユートピアを想像する生活の希望は、日本の成長期に我慢や統制が覆っていた光ある生き方を懸命に主張していた。

宮崎でも、日向市の研修に講師として来ていただいた。せっかくのチャンスということで、医療ライターとしての仕事の取材のお手伝いで精神医療で全国に往診することで貴重な存在の水野昭夫ドクターと引き合わせることもできた。

ヤッドの昌彦さんがフランス研修に選ばれた時には、ご主人と一緒だったという縁もあった。

後進の我々からすると団塊の世代の急先鋒みたいな頼り甲斐のある存在の群れも、高齢者として実生活に向かい合っておられるだろう。まだまだ学び合うことを続けたい。「六月」と中島みゆきを教えてくれた世代から。

宮崎の心を伝える 川原一之

2015年6月1日 at 8:58 AMCategory:お知らせ

東芝アジア・パシフィック バングラデシュ事務所が事業を始めるというビジネスニュースの一方で、アジア砒素ネットワーク(ANN)の川原一之さんは「バングラに宮崎の技術と心を伝える」ーおいしくて安全な水をいつまでもーJICA草の根技術協力・「地方行政(ユニオン)による飲料水サービス事業」のレポートの真ん中に「宮崎の心を伝える」をすえている。
知事は、グルメやスポットで観光戦略を広げつつ、草莽の志士たちも愛する郷土とアジアを行き来し活動を続けている。
宮崎の心を伝えるとは多くの水源が破棄される原因として、①必要でない土地に作られた、②工事がずさんですぐに故障する、③利用者が水源の管理に熱心でないことがあげられる。これを克服するためにアジア砒素ネットワークは①計画にもとずく安全な水供給、②住民に喜ばれる水源建設、③維持管理システムづくり、を主な目的とするJICA草の根技術協力「地方行政(ユニオン)による飲料水サービス支援事業」(2011年12月〜2015年5月)をおこなった。目ざしたのは、行政が安全な水供給の計画をつくり、業者は誠意を持って水源を建設し、おいしいと喜んで飲める水を提供された住民が、水源に愛着をもって維持管理をするという「飲料水サービス」の仕組みをつくることだった。この仕組みの中に宮崎の「心」を盛り込みたかったのだ。(2015年5月31日のレポートからⅢを転載)
そして、レポートⅴ番目には宮崎の心(神楽宿のもてなし、土呂久の助け合い)も伝え現地の砒素対策に協力する一方、そこで発展している生物浄化法によるおいしい水づくりを日本で活かす研究(宮崎大学)も進んでいると双方向の国際協力を強調している。

最初にお目にかかったのは、モンクレールテニスコート側のご自宅にボランティア研究集会の柱に立てようとお頼みに伺った時。当時のボランティア協会中心の運営委員会からこの人をの声が上がり、また様々な豊かなコネクションを生かしそれぞれが活動現場から人を集め、それが成功の要因となった。四半世紀も過ぎ、その旗頭はアジアに活動の域を広げ基本には「宮崎の心」を強調している。10年前には我々もバングラに呼んで下さり、福祉系の宮崎の心を伝えることができた。ヤッド&どんこやもまた自立とはと格闘する途上に国際交流の視点で学ぶことを続けている。

さて、レポートにある宮崎の心とは、抜き出せば「もてなしと助け合い」となりけっしててげてげではないようだ。そしてその心と連動するかのような技術、ここでは具体的に宮崎大:水供給技術の開発、砒素中毒の診断、宮崎水道局:水道技術、宮崎公立大:IT技術)とある、を結集した総合的な宮崎の技術と心の伝道師となられておられる。

記録作家というテーマは、わかりやくす道を説くことで成就されている。健康に留意され、我々にもっと宮崎の心についての実践と情報をもたらしていただきたい。

椿事ペット事情

2015年5月30日 at 7:39 AMCategory:お知らせ

中吉の七日間

中吉の七日間


日豊本線は電化、国営化からJR移行、駅の高架など宮崎市の玄関口としてボランティア視界にもランドマークとして様々なシーンの舞台裏となってきた。
週末の昼、保健所に電話した。インターネット上に保護犬の写真を掲載しているので確認するようにと、三日戻らない愚犬「大吉」の行方を窓口に尋ねると丁寧な応対である。問われた首輪の色を青と答えたが実際は、柴でオスというところは一致するので画像を見た時は「やっぱり?あいつ、またコスモス薬局に侵入したな!」としばらく前の春の日の逃走劇が再現されたんだと先ずは、行政サービスのスムーズな対応に安心。
この辺りから、4年前の宮崎ロケ映画「ひまわりと子犬の七日間」堺雅人主演モードに入ってきた。彼は捕獲した母犬の物語に仕事上巻き込まれてペット殺処分に何とか希望を持たせようと家族ぐるみで制度と格闘したという実話に基づく脚色の松竹作品。宮崎手話サークルで活躍した上野さんというナイスガイがモデルだということで真面目な映画に注目していた。
さて、2時には映画でも実際ロケされた殺処分場から保健所に戻るので、今回は登録の長女から委任状を取り、保管料金5,400円を用意してもらい引き取りに来るようにとのスムーズな流れに乗った。さすが、ペット殺処分への飼い主モラル啓蒙の世論を巻き起こした映画の舞台であるやさしい行政の一面を見た。小林稔侍が演じた課長さんは変り、主人公のモデル母犬ひまわりも亡くなったと窓口の職員は早く着き過ぎた、やや怪しい風体の私に親切である。
今になって思い起こせば、あの場所に後々、宮崎の福祉シーンを動かした「自立サービスセンター」があった記憶が蘇る。
単線なので浄土江町の踏切から取り壊された刑務所跡の荒涼とした広場をバックに民家が数件残されていて、そこを拠点としてボランティアが砦を作っていた。現社会福祉法人げんきの森冨貴子さんらは台所を借り牛乳パック紙漉き、まほろば福祉会の山下ヤス子さんと新城写植の平田寛さんらが印刷所を開設し、我々はセーロクが中心となり宮崎初のフリーマーケットを庭でやった。育成会と筋ジストロフィーを考える会とボランティアの三つ巴が回転し始めた。

80年代初頭から時を戻す。元々迷い犬だったのを近所の老婦人から引き取った「大吉」くんは女性職員から大切に扱われこちらの車に乗り移った。環境の変化の連続に息も荒い柴犬の本能のまま、二度目の出所など理解はしたかどうだか。シートを敷いた車内で帰還が始まった。夏日の白昼なのでウインドウを半開きにして駅前通りクス並木を進んだ。やれやれと思った瞬間、新たな展開が我々に降りかかった。風を受けているうちに路上で飛び出し、リードのままぶら下がる事態に後続車が止まり知らせた。車線を変えず停車して車の後方に回ると、窓から垂れた青いリードと首輪が揺れているだけで、一瞬マジックのように本体は消えていた。便意を感じて駅前の植え込みにしゃがみ込んでいた。観光地の玄関先にである。しかも首輪はすっぽり抜け、自由を得たとばかり、オフィスビル街を揚々と駆け出した。
ラッシュ時ではなかったのが幸いし、後続のバスは迷惑そうに除けてくれ再び路側帯に停め直し、先ずは観光宮崎に落下した保健所支給の餌で形成された便を委任状入れに使った封筒で掴んだ。自信はなかったが、捕獲前に気を落ち着かせるには丁度良い数分の後、通行人の歩行に見え隠れする尾を追い車で追った。
さあ、結末までもう少しかかるのでこの辺で終わる。駅にまつわる話題が、去年の不発弾処理に引き続き起こったわけだ。大吉帰還は中吉という訳。

ハートtoハートチャリティーコンサート

2015年5月29日 at 7:15 PMCategory:お知らせ

こころとこころをつないでゆく・・・。第16回ハートtoハートチャリティコンサート
2015年7月12日(日)
⚪︎開場/12:30
⚪︎開演/13:00
◻会場/宮崎市民文化ホールイベントホール
◾️入場料/1,000円(中学生以上)障がい者手帳をご持参されると、ご本人は無料で入場いただけます。
【お知らせとお願い】私たちと一緒にコンサートを盛り上げてみませんか!!
このハートtoハートチャリティコンサートは、毎回多数のボランティアの皆さんに支えられ開催されてきた手作りのコンサートです。ステージ出演者、ステージスタッフ、運営スタッフ、チケット販売スタッフ、産品即売出品施設、ロビーイベントなど、ご紹介でもOK。興味のある方からの連絡をお待ちしております。◎お問い合わせ先・・・実行委員会代表:井上清春TEL090-3799-0646
過去の模様

夢に挑んだ父と子

2015年5月28日 at 7:04 PMCategory:お知らせ

グレートデイズ
ビューティフルライフ オレンジデイズ 君がおしえてくれたこと 色んなドラマを観てきたわたしたち
仲間たちの生活はドラマチックが止まらない
同様に、高齢化してきたら毎日がいよいよ劇的になっていく
more drama more life more days more you more teach =voluntary action

総会後の事務所

2015年5月27日 at 4:42 PMCategory:お知らせ

法務局への登記も終え、NPO法人として新年度は順調に進む。
拠点の宮崎県福祉総合センターも研修の潤滑な運営管理の為大駐車場整備や人員配置に知恵を絞っている。
ちなみに1台確保するスペースは研修棟の目立つところコーンには県ボランティア協会名が。
水曜日は野海編集委員がipadにむかい、自分の旅行の計画などしている。以前講演で聴いた伊勢志摩の障がい者旅行応援団体へサポートを依頼したが、さすが都会は高い!と渋い顔。
何かと経費がいる世の中、せめてリーズナブルにと、31回ふれあいの旅も近場でという案が浮上している。リーズナブルに一層充実した旅になりそうだ。
市民活動センターからは、会計と助成金講座のお知らせが来ている。元協会スタッフの出水和子さんと、社会福祉会計で力量を発揮されている飯田三和さんが連続2回で講師を務められる模様。
そんなニュースを開きながら事務所はスタートしている。
水曜日の協会

しみん活動

2015年5月25日 at 8:36 AMCategory:お知らせ

宮市の市民活動センターの運営を委託されているNPOの総会へ出た。個人会員を続けている。事業決算報告では幽霊会員の整理をしてスリム化した名簿でスタートされるとのこと。幽霊の一人だが会費も受付で納め今年は少しは活動に参加せねばと期す会となった。質疑も盛んで、一昔前、つまり個人情報保護法等の制度以前の意見百出の会議を彷彿とさせた。少しではあるが。ボラ協の総会なども必ず意見を言う、やや緊迫した空気が流れるといった盛り上がりが鎮まりお開きという話し合いのプロセスだった。思えば、意見も出なくなった社会になった。投票率を憂うる声が続くが、意見さえ徒労感に消えてしまっているのが本当のところ。ある場面を経て。それは、前日の社会福祉法人ゆくりの理事会で、外前田理事がつぶやいた「小泉改革以降・・・」のことといえるのかも。我々は、市民活動の活性化をNPO法に託し、啓蒙にも尽力したものの、活動の深さは沈静化している。幅は広がっても、一歩踏み込んで、当協会やNPOみやざきなどの中間支援にも属し広い世界観で自身の活動を進めていくというようなのり代が持てないようだ。自身の活動で手一杯な空気がのどかな郷里にも満ちている。
例えば、印刷費の値上げと、民間業者と変わらぬ拡大カラー印刷の値段について熱心な小グループから提案が出た。印刷費収入がセンターで重要な部分を占めているのは、当協会でも活動の数的バロメーターとなっている。その額から、市民活動センターでの活用も現れている。頼りになる簡易印刷所を仲間に得て、活動がなされていることが重要な事実である。市民は何か言いたがっている。それを行政力の委託で助けている。しかし、その中間的役割には中々加わる余力を持てる人、余裕のない人がいて、余裕のない人が段々と無党派層へと飲み込まれていっているようだ。当協会の会員数減は、明らかに高齢化がある。また、行政力委託の支援組織で十分役は足りている。一時はこのことが、一つの目標でもあった。誰もがボランティア精神を行使できれば、その日が我々啓蒙組織のゴールだと。
そして、NPO法や行政力の発揮でインフラは整った。災害などへのスピード感は予想以上に高いレベルへと到達している。だが、生活に根ざした部分での希薄さが、なお顕著になっている。そして、高齢化と貧困とがマイノリティーの問題ではないというスリルに満ちている。誰も生活とボランティアについて動き出せない。かっての消費者婦人運動が鳴らした警鐘と提言を誰も引き継いで社会化することが出来ない。障がい者親の会当事者会への率先した協力の動きが落ち着きすぎている。いつの間にか自身にも何らかの障がいが現れ、先ずはその差し障りをどう解決していくか、仲間作りから始めなければ・・・というような現実の中に誰もがいる。こちらの都合も知って欲しいのに、拾い上げてくれる組織の機能がダウンしている。困ったの連鎖がいっそ、誰にも知られなくて良いというような心理にさえおちいる状況となり怖い。
しかし、各団体は総会を終え、新年度を頑張っている。それに賛同して期待するやや引き気味の会員も期待は消していない。この一年の成果がより生活感に根ざしたものであることを祈ろう。ボランティア活動もしみん活動に準じた扱いになり、細々とはしているが、破天荒な若者が参入してきて思う存分活動しきった場は維持されている。あなたのお試しの場はボランティア協会であり、センターであり、市民活動というお墨付きまで付いている。ドローンやツィートでは味わえない手応え、自分の身体が反応する心が躍る、心強い仲間との活動。それが元祖市民活動、ボランティアである。

今日は西都!オハイエ2

2015年5月23日 at 9:07 AMCategory:お知らせ

imageミニライブでオハイエ体験を盛り上げた、あんべ光俊さんのウェブでのレポート転載。

★映画「オハイエ ! 2」宮崎上映ツアー、
今日は2日目、宮崎市民プラザ・オルブライトホール。
実行委員の皆さんを始めとする沢山の皆さんがボランティアで参加してくださいました。皆さんありがとう!!
◎映画「オハイエ ! 2」宮崎上映ツアー、いよいよ明日が最終日です。ぜひお越しください。
5月23日(土)西都市文化ホール
お問い合わせは 塩月さんtel.090-4993-7599
時間/各会場いずれも18:00開場 / 18:30開演
料金チケット前売り / 大人1,500円 高校生1,000円 当日+200円
写真上は開演前のホール、写真右下は忙しい中、このツアーのために奔走してくださった坂元金一画伯、今は眠る人になっています。

明日:宮崎市上映&ミニライブ

2015年5月21日 at 1:35 PMCategory:お知らせ

オハイエ2
本日の日向市文化交流センター、明日22日オルブライトホール、明後日23日西都市文化ホール。各会場いずれも18:00開場・18:30開演。チケット前売り1,500。当日+200。当協会でも扱っています。電話0985−29−2949。明日・当日は16:00まで受付予定。