配布先・野海靖治旅日記小冊子版6部

2015年6月25日 at 6:48 PMCategory:お知らせ

チャレンジド(日本福祉大学の学生だった人たちが立ち上げた団体)
日本福祉大学通信教育部
ヘルパーをしてくれた寺田さん
伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
ゆきわりそう
サンクチュアリ出版(売り込み )
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名古屋と東京と日本の中央部を電動車椅子で探検した、ふれあいの旅実行委員長の足取りの一部を知る事ができた。
原稿をまとめた旅日記冊子を手渡した相手は6ケ所。サンクチュアリ出版は、都内の五輪エリアに住所があるので渋谷区を相当巡回した模様。
トイレ介助で遺恨を残す形になった原宿署は新築移転してきたようだが、その地は元は社事大があった跡地だという。戦後の日本社会福祉を牽引した大橋謙策氏など著名な教授陣らが厚労省とアイデアを創造した磁場。
何の因果か?野海さん系の起こるべくして招いた小惨事だったようだが。意地悪く観れば 話題の おもてなし五輪 へ、福祉的な配慮が創造力の源であることは自明の理。
動いた電動が付けた轍に、ボランティアの芽がきざすことを信じよう。

UMKギャラリー

2015年6月20日 at 7:05 PMCategory:お知らせ

UMKギャラリーで、こころの杜と題して、国富町の障がい者施設天領の杜「書」教室の展示会が来週頭まで開催中。土曜の午前・午後お邪魔した。千客万来となり、ボランティアビューローの賑わいが再現されたようなデジャブなテレビ局ならではの空間。
局の玄関に立ち、雲行きを見ていると天気コーナーに映り込むからと注意された。そう、画面では精選された美女らと笑いが席巻するが、日常の細やかな人つながりは描きがたい。なれば自身で渦中に入らずんば虎児を得ずってとこか。発信はするが、吸収理解編集しがたき人々の側になれば、なおさら共にあることの安心を共有せねば。あなたがたが安心できなければほんたふの安心は創れない。そんな思いが駆け巡る局の一つのスペースを借りた1日を振り返る。
 午前のプログラムを書展鑑賞にあてたどんこやメンバー、菊永恵子さん森奈都子さんが後藤職員とやって来た。今展のプロデューサー兼書の指導者生駒新一郎さんの呼びかけに応えてくれた。斎藤泉とのここでの二人展の実績もある菊永は慣れた雰囲気で、乙女チックな森はTV局ロビーの華やぎやポスターにも好奇の眼を。完璧なバリアフリーにして大理石調のトイレの清掃婦の気遣い等、おもてなしの基本が身につく好環境の一角を拝借して、次々に人出が続く。ふれあいの旅実行委員会OBOGの日高健太&本田春加。東京帰りの野海実行委員長、造形作家、吹き矢山元氏、飛び込みの自閉症娘さんとの母子、Mr&Mrs池上、生駒同級生氏などなど。
 特に、野海さんを囲んでの輪の中に一瞬”怖かった”原宿警察署のエピソードが読解された時には、ひときわボルテージが上がった。生駒プロデューサーが要介護度では上回る作家たちとのワークショップの醍醐味を解説した作品から影響を読み取ろうとするお客たちにはオマケだが、何が怖かったかといって実際新宿と原宿の境に位置するロケーションにある警察署にトイレを頼もうと駆け込んだが、一千万都市の警察署のトイレは用を足す雰囲気とはかけ離れた場所。
子供には罰せられるぞという懲戒の代名詞の警察は、お上りさんの電動男に訓示はするものも、リラックスさせて、気持ち良くトイレをすまさせてあげるおもてなしは勉強不足のようだ。いつもトイレで大笑いするエピソードをカミングアウトして、トイレ介助の基本を提言しておこう。
 もう故人になられたが、田中達昭さんは野海さんを介助する時、恥ずかしがるな!と自分もおちんちん出し人類皆兄弟式に励まされた。その大胆さにカルチャーショックを受けた野海さん、拾数年を経てパフォーマンス集団とも邂逅し、繊細なこころが次第に強く成長していった。そんなものだ。しかし、生警察署トイレは怖かったのであった。

キラキラ談話室。

2015年6月19日 at 6:12 PMCategory:お知らせ

ちょっと休憩を。
唐辛子のまち

ふれあいの旅実行委員会(第4回)

2015年6月17日 at 3:10 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

ボルべリア
昨日、6月16日(火)和田、藤原、甲斐、山崎(川﨑)永廣、外山結美恵、酒井美樹~敬称略の参加で、実行委員長旅行中の無事を気にかけながらの会議が持たれた。事前に資料を届けられたMWT(meitetsu world travel)南典宏さんからの聞き取りによると、上條前会長時代の旅で昼食に立ち寄ったボルべリアダグリとのことで、常連の幾人かは二度目の訪問となる近しい宿舎とのこと。資料にはかのやばら園、イルカランドなどのパンフも添えられ10月24、25日当日の想定がしだいに現実味を帯びてきている。
月内にチラシポスター案を検討し終え、難関のボランティア集めへの挑戦が始まる。案内文が決め手となるが、公立大学OB日高健太さんらの頑張りを継承して今回は永廣さんが人を呼ぶキャッチコピーを創造する当番。ちなみに卒業後の就職も決めた前回のまーやんのポスターには「決定!!」赤文字が目を引いていた。経験も交流も自ら引き寄せて格闘することに意義がある。鉄は熱いうちに打て!という周りの大人や障がいのある仲間からのメッセージがどれくらい響くか見もの。例えば、40年間ボランティアシーンを引っ張ったわたぼうし奈良からのイベントコピーは「人間・こころ・音楽」とある。真似すれば、「人・旅・こころ」なんてのもできそう。名古屋では近鉄で鳥羽へ向かった実行委員長がどんなボランタリーな経験を相互作用として引き起こしたか手配の南さん共々気になるが、ボランティアと自身の責任を問う氏の気持ちは「ボランティア・歌・こころ」といったところか。「わたしが電動車椅子を走らせる時、まわりから応援するボランティアの歌声が響く、わたしはわたしらしく走ろう」
「そして、旅は道連れ、二日間の同行でボランティアたちにも自然と自分を励ます歌が、聴こえはじめる」
閑話休題。31回目の宿のボルべリアダグリは、指定管理者として宮崎交通が経営に入ったばかり。
国民宿舎の展望を任されたからには、この旅が本県の観光に寄与する面も多々あるのでは。
やっぱり人との関わりが旅の楽しさを倍増する権化として今後のプロセスが工夫多きものであれかし。
ダグリ

なお、野海靖治実行委員長は明18日夕刻には渋谷宇田川町界隈の某ライブハウスジージへ登場する。
観客としてだが、そのようなハレの場では、誰もがフレンドリーでボランタリーであることは、宮崎でも東京でも変わらない。そんな渦中の氏に応援歌が注がれる。じっと耳を澄まそうではないか。
なお、今夜からの滞在はあの著名な「ゆきわりそう」@池袋東長崎。

わたぼうし音楽祭(奈良)

2015年6月16日 at 2:18 PMCategory:お知らせ

わたぼうし音楽祭40周年記念フォーラム
人間 こころ 音楽
◎日時:2015年7月7日(火)18:30〜21:00(開場18:00)
◎会場:学園前ホール 西部会館3F
◎入場無料*お申し込みが必要です。締切・7/3(金)→ホームページ
18:00 開場、受付
18:30 開始
基調講演「人間・こころ・音楽」
上田紀行/文化人類学者、医学博士
東京工業大学リベラルアーツセンター教授 兼任・社会理工学研究科価値システム専攻
19:30 休憩
19:40 ディスカッション
◎パネラー
サワン・スリソム
小林聡
中川直子

◎コーディネーター
播磨靖夫
21:00 終了

宮崎映画祭(今秋、第21回)を後援 。〜概要

2015年6月11日 at 5:52 PMCategory:お知らせ

こんなワークショップになればね(全く無関係だけど)
5月20日付の実施計画書からの概要
【本祭】
宮崎映画祭の目的は、宮崎で映画を心から楽しめる場所を年一回、いつもは観客である地元の人たちの手で作り上げ、宮崎では見る機会の少ない作品を、低料金で通常の映画とは違う空間を演出し、普段映画を観に行かない人たち(障がいを持つ方々、小さいお子様を持つ方を含め)に、もっと映画を観てもらい、映画の素晴らしさを再認識してもらう機会を作ることです。
「ニューヨークの舞台は観客がつくった」という言葉があるように、観る眼をもつ観客を育てることが文化、芸術の発展につながると考え、多種多様な表現を持つ様々な映画の上映から、映像分野の第一人者による映画解説・講座・ワークショップなどを開催することにより、作者と観客の架け橋となるような映画祭を目指します。
【巡回上映】
映画館の存在しない地域で、公民館など広く地域住民が集合しやすい場所において映画を見ることによって、地域コミュニティの形成の一助を担うと同時に、宮崎映画祭本祭への広報効果も狙う。また、同地域において、かつての映画館の存在を聞き取ることによって、同地域の映像文化の足跡などを探る。
【屋外上映】
普段、映画館に足を運ぶことのない市民に対して、宮崎市内では滅多に実施されることのなくなった「屋外上映」を行うことで話題性を作るとともに、映画本来の大勢で映画を見る喜びを再認識してもらう。またここでの興味を、プレイベントである自主映画祭や本祭に繋げることによって、宮崎における映像文化の担い手の底上げを図る。
【自主映画祭】
宮崎県内外の映像作家が制作する自主映画作品を宮崎映画祭において上映することにより、刺激を与え、宮崎市内においても映像を自主的に制作する映像文化の担い手を育成し、発展をうながすことを目的とする。映画祭本祭への告知へもつなげる。
【市民参加の映画祭予告編作成】
宮崎市民の手による宮崎映画祭の予告編を作成し、宮崎映画祭への興味を持っていただくとともに、市民の手による予告編の作成という話題をメディア等で取り上げていただき、宮崎映画祭本祭の告知へとつなげる。

開催日程及び会場
①巡回上映(宮崎市内で1ヶ所で実施)
平成27年8月9日で実施予定
市内から離れた地域の公民館等で映画祭の告知を兼ねた上映会を実施する
宮崎自然休養村センター
②自主映画祭(プレイベント)
平成27年8月30日(日)実施予定
映画祭の告知を兼ねて県内外の自主映画作家の作品を集めて上映会を実施
会場はカリーノ宮崎8階シアター88を検討中
カリーノ宮崎:宮崎市橘通東4-8-1
③屋外上映
平成27年8月29日(土)実施予定
会場は宮崎市若草通り東3丁目3-7
④宮崎映画祭本祭
平成27年9月19日(土)〜9月26日(土)宮崎キネマ館1(定員93名)#24〜26日は夜のみの実施で検討中
宮崎キネマ館:宮崎市橘通東3丁目1-11アゲインビル2F
平成27年9月27日(日)宮崎市民プラザ オルブライトホール(定員500名)
宮崎市民プラザ:宮崎市橘通西1-1-2
⑤市民参加の映画祭予告編作成
宮崎映画祭の広報をするために市民に参加していただき作成するPR映像
6月完成予定で鋭意製作中

入場料金
本祭:フリーチケット:3,000円(本祭全作品を鑑賞可)
一般前売り:1,000円(当日1,300円)
シニア券:1,000円
子ども券:500円
#シニア券、子ども券は当日券のみ

屋外上映:屋外上映前売り券 無料
巡回上映:当日のみ500円

目標動員数:4,000人
(本祭:3,400人、自主映画祭(プレイベント):300人、屋外上映:200人、巡回上映:100人)

本祭上映検討作品
①戦争はすべてを狂わせる(仮題)戦後70年の節目に「戦争」を主題とした代表作を上映する「チャップリンの独裁者」「ゆきゆきて進軍」「地獄の黙示録」
②平和について考える 宮崎出身の黒木和雄監督没後10年に、地元宮崎で撮影された作品とその代表作を上映する。
「美しい夏キリシマ」「紙屋悦子の青春」
③今時の青春映画 吉田大八監督特集(仮題):南九州を代表する映画監督・吉田大八氏の作品を特集
「桐島、部活やめるってよ」「紙の月」
③ゴジラとワルツ(仮題)
「ゴジラ」
「ラストワルツ」
④今、文化について考える(仮題)
「聖者たちの食卓」
「百日紅」
「深夜食堂」
⑤英国の至宝(仮題)
「ナショナルギャラリー英国の至宝」
「ジミー、野を駆ける伝説」
⚫️ゲスト予定
吉田大八監督
原恵一監督
松岡錠司監督

野海靖治旅日記・名古屋編

2015年6月10日 at 3:28 PMCategory:お知らせ

野海靖治旅行日記
日本福祉大学通信制に入学した協会誌ふれあい編集員の野海靖治さん。来週にかけキャンパス探訪にセントレアへ飛ぶ。手土産にとふれあい誌に連載した「旅日記」を製本して持参することになった。
伊勢志摩バリアフリーツアー社とも連絡を取り合いながらも、実際は未知との遭遇の旅になるのは必至。
さあ、宮崎で鍛えた徘徊能力が生かされる時!ふれあいの旅の実行委員長としてヴォランティア育成の為にも動く事を信条とする男!出発は6月16日ANA、新幹線で上京後6月19日にソラシドで帰還。
鳥羽に一泊するのに名鉄観光の南さんから特急の車椅子席を手配してもらい準備OK
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鬼に金棒。婦人!と車椅子!

2015年6月4日 at 5:57 PMCategory:お知らせ

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ボランティア活動が勢いを減らし、往年の元気はほぼ特定非営利活動の方に傾注されていると言っても過言ではない。今までの仲間は値札が付いているお客さまみたいとまで言うと反論も出そうだが。
本当に、宮崎のシーンでは生活学校という婦人ボランティア団体が一世を風靡していたのは確かだ。どっちかというと車椅子自立運動の方は地下活動や夜間繁華街謳歌活動&ミーティングにエネルギーを燃やしていた。彼女たちは学校を名乗り、学びの楽しさ真剣さを生活に加えて工夫、改良で社会へ提言力を持った。構図はあらかじめ予想される一歩先の消費生活を企業、行政と牽引していた。元祖NPOだった。
ここにある40年史は8年前のものなので、WEB上の検索でも全貌はたどれないだろうから、少し採録しておこう。

参考資料2 宮崎県生活学校連絡協議会 規約
[名 称]第1条 この会は、宮崎県生活学校連絡協議会という。
[構 成]第2条 この会は、県内市町村にある生活学校の代表者をもって構成する。
[事務局]第3条 この会は、事務局を県新生活運動協議会事務局に置き、事務局長を置く。
[目 的]第4条 この会は、県内の生活学校相互の連絡提携を強め、生活学校の充実と発展を
         図り、新しい住みよい地域づくりに努める。
[活 動]第5条 この会は、前条の目的を達成するために次の活動を行う。
       1 情報交換・連絡提携
       2 県段階の課題、活動方法などの研究と調査
       3 生活学校運動宮崎県大会及び生活学校運動研究交流集会などの開催
       4 ブロック研究集会の開催
       5 その他必要と認める事項
[役 職]第6条 この会は、次の役員を置く。
       1 会長1名、副会長5名、幹事若干名、監事2名
         事務局長、書記、会計1名
         但し、事務局長と書記、会計は会長が委嘱する。
       2 会長、副会長、幹事、監事は総会で選任する。
       3 役員の任期は1年とする。但し再任をすることができるが、会長の任期
         は3年を目途とする。
       4 会長は会務を総括し、この会を代表する。
       5 副会長は会長を補佐し、会長の事故ある時は、その職務を代行する。
       6 幹事は、会長の要請による幹事会で、会の企画を審議する。
[会 議]第7条 この会のすべての会議は、会長がこれを招集する。
[経 費]第8条 この会の経費については、別に定める。

[付 則]    この規約は、昭和45年9月30日から実施する。
             昭和59年 4月25日一部改正
             平成 3年 5月8日一部改正
             平成 9年 5月13日一部改正
             平成10年 4月28日一部改正
             平成14年 5月9日一部改正
             平成15年 5月9日一部改正
さて、世論を形成した要因の一つだった婦人活動はどう、NPOの時代にメタモルフォーゼしているのだろうか?
このケースの場合は学校を名乗り、発見と対話集会の連続で学ぶことの魔術が根底にある。自由さにあふれている。
入沢志津子さんが会長としてボランティア協会の役職も兼任されていたので、年に一回くらいはお呼びがかかった。それは、イズミヤ(昭和47年 10月宮崎に宮崎店を開店) を会場にしてくらし展、バザーなどの企業の社会貢献を引き出していたイベントだった。販促にも協力しながら活動の質と量を進化させる戦略をもっていたのだ。無償の会場提供の見返りに応分の活動と認められていたようだ。
昨今、会場費に関しては経費節減上無償はあり得ない。福祉であろうが生活であろうが。当時はあなたが買うその商品は社会的に観てこうゆう問題をはらんでいるのよ、考えながら使いましょう!という運動は役に立つ情報発信として認知されていた。婦人の真剣で機知に富んだ活動は報道により社会の最新の常識として拡散していった。
ある程度の行政の後押しをスプリングボードとして、型にはまらない婦人が飛翔した。
だったが、成功を見極めるかのようにセンター化されると、型にはめることになり、熱気は半減した。
働く婦人の家などが居場所としてなり得なかった事例がそれを物語る。
婦人は競い合いそれぞれが敷衍し、必ず目的を達成する。
そして、もっと自立する気概は高齢化した今でも決して目標はぶれない、生活学校が目指すものは自分で考え自分で創る生活なのだ。

平成27年度あしたのまち・くらしづくり活動賞 レポート募集

2015年6月3日 at 4:45 PMCategory:お知らせ

みなさんの地域づくりの“元気の素”を
ふるってご応募ください!

あしたの・まち・くらしづくり活動賞
 地域が直面するさまざまな課題を自らの手で解決して、住み良い地域社会の創造をめざし、独自の発想により全国各地で活動に取り組んでいる地域活動団体・企業等の活動の経験や知恵などのストーリーをレポートとしてぜひお寄せください。震災復興のまちづくりや震災復興支援の活動もご応募ください。

本会の矢崎黎子理事は現役で生活学校活動をリードしておられる。系列の本部団体では、活動のレポートを募集し、その活動を側面的に援助する事業を今年も展開されている。
助成金や補助金とは一味違い、レポートの文章力と活動内容表現で評価するもの。
最低額3万円を照準にしてチャレンジしてみようではないか。
これも、先輩達からのボランティア活動の道を励ましていただける糧である。
◆応募の締切  平成27年7月13日(月)必着
主催
公益財団法人 あしたの日本を創る協会

速報!!第31回ふれあいの旅実行委員会

2015年6月3日 at 12:47 PMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

ボルべリアダグリ事務局資料と会議に加わっていただいている「みやざき教育支援協議会」職員の川﨑氏によると、
昨日6月2日の実行委員会・野海靖治委員長(46)の議事で日程 10月24日(土)~25日(日)。行先南九州(鹿屋~志布志)。事前交流会10月4日(日)。が決定した。
記録には野海さん他、甲斐、和田、藤原、坂本、渡辺、山崎以上社会人&酒井、戸山、永廣、清水、黒木(公立大)の12名の話し合いで決定した模様。
心待ちにしていらっしゃる人に伝わると一層実行委員会も盛り上がる。学生に負担がかからないようなボランティア募集もあらゆる手段でおこなっていきたい。要綱、画像等は6月16日(火)6月28日(日)6月30日(火)の今後の実行員会後発表されることだろう。
写真は、予定のボルべリアダグリHPより転載。
帰路は、日南海岸のコースのようで、串間の玉碧が出た、中国との交易の確かな歴史が残る地方へのふれあいの旅は、昨年車両の故障で無念を感じた吉野ヶ里遺跡探訪にも勝るとも劣らないホットスポットなどと、ロマンを掻き立てられる旅の展開にわくわく感がつのる。串間市で出土したと伝えられる玉璧
さて、話は新潟に飛ぶ。新潟ボランティア連絡会発行のビューローだより205号に北陸の障がいしゃ元気情報があるので転載し、また敬意を表したい。
≪訃報≫ 新潟ボランティア連絡会の副会長渡辺浩一さんが、5月6日永眠されました。仲間から”ワタコ―さん”と呼ばれていましたが、電動車椅子の背中に2本の赤色灯を差して、悪天候でも負けずに外へ出ていました。
これまでの活動に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。

障がい者の生きる責任(1992年5月NO29「ビューローだより」より)
                       渡辺浩一

 私が40年以上生きて思うことは、社会は、自分のことが自分で出来ないと役に立たない人間、どうしようもない人間として見ています。一人の人間として見ていないのです。
 一人の人間として見てもらいたいのなら、一人の人間としてみてもらいたいことをやってゆかなければなりません。ではどのようにしたら一人の人間として見てもらえるのかと言うと、「障がいしゃ自身が自分に出来る事をやっていくしかない」と思います。出来る事をやっていれば、出来ない事が見えてきます。その時、障がい者自身の口からできない事、すなわち困っている事をはっきり言っていけば、すぐには変わらなくても段々と良いほうに変わって行くと思います。
 私は今アパートで生活していますが、寝返りや食事つくりや風呂の介助などしてもらいながら毎日を送っています。もちろん年金だけでは食べていけないので行商(バス券・テレホンカード・コーヒー豆など)をしていますが、知らない人に声をかけるということは、精神面の大きなリハビリになっています。
 食事がつくれなくても買い物をすることはできます。電動車椅子に乗ってスーパーに行っていると、いつのまにかスーパーの通路が広くなり、邪魔な段ボールがなくなっています。銀行に行く時も電動車椅子に乗って行っていたら、いつのまにか段差がなくなりスロープがついていました。駅には40段以上の階段があって、そこをちょくちょく使っていたらホームの端にスロープが出来ました。
 私は思うのです。障がい者も社会の中の半分は責任があるんだ!と考える人が多く出てきてくれたら社会は変わる・・・と。