カギは「越境」と「わくわく感」

2015年1月12日 at 3:20 PMCategory:お知らせ

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そろそろ申し込みを済ませ、成果を見据えてみよう。1/26夕方の宮崎カーフェリーに乗ればJVCA2015前日おもてなし企画コース「神戸・ 震災20年まちあるき」から参加できる。
ミレニアム当時には世古一穂さんのワークショップ時に体験したから仕切り直しとして、ここからの参加がベストだろう。
さて、開催趣旨にある1994年から一貫して活動のプロセスと在るべき市民社会にコーディネーションが寄与すべき論にのっとり毎年研修の場を継続して21回目をセンターを自負する浪花の地に英知を結集する。実行委員は漫画さんこと早瀬昇氏に率いられている。
前回まで東京池袋立教大学、愛知淑徳大、栃木カモメのジョナサン曰く付き白鴎大学へと県から派遣のメンバーらと参加した。いよいよ大阪である。2度の震災を経たニッポンの活動をコーディネーターが進化させる研修と交流の場(現場はもちろん修羅場社会)に立ち会い、成果を持ちかえらねば。

肝心の分科会は、第一希望はショート2本、岸和田だんじり祭 車いすマップ&ツアー企画の舞台裏 + その存在意義・可能性に光を当てるボランティアコーディネーターの役割とは。にしてみよう。
二日目には、軽留部 貴行さんのコーディネーションを学びに地域の切り口に出よう。

その他、関心は尽きないが。「顔」たちに出会うことに意義があり、地元の方々と彼の地で現場を振り返る好機でもある。昨年は矢野NPO県担当、黒田奈々女史との行動であった。

成果は、宮崎県内団体活動者の相互扶助関係性の再構築に新鮮な話題を持ち帰ることであることで間違いない。

恭賀新年 since1981 県ボランティア協会

2015年1月6日 at 11:36 AMCategory:お知らせ

会員、支援者の皆様へ
お手元にはふれあい(情報誌)共々お年玉フライヤーの郵送が届けられ、ご挨拶に替えさせていただきました。
が、改めまして今年の皆様、webの閲覧者の方々へお慶びを申し上げる次第です。

何やら首相談話に注目が集まるタイミングです。リーダー理事の古参として協会談話を記します。

たまたま、前の更新にAANアジア砒素ネットワークからの情報を載せて会員の活動へリスペクトを感じております。
ニュースレターによりますとアジアの最貧国でのNGOの開発支援には先が見えにくい様子です。
振り返って、我が協会も紆余曲折があり今年を迎えております。経済的確かな自立と運営の安定には30数年の体験では得られない伝授が積み重ねられないままのようです。

県福祉総合センター新設時に、当時の国体開催の機運に乗り社会福祉協議会に集約されたボランティア力は、2020Tokyoに結実するであろう連携に似た始まりでありました。石井十次が顕彰されキリスト教的博愛が事例と掲げられ白紙の状態から福祉の全方位、障がいの種別を総合した政策への提案型ボランティアが緒に付いたのでした。

行政力は福祉施設充実に走り出し住民参加としてのボランティアに力点はあった。しかし、協会に集まる体験の呼びかけは
援農であったり、台所で滞る牛乳パックのリサイクル推進など、また専門性を問われる点訳朗読、手話などの学びであった。相手の顔を識り、心動かされ、しばらくは志を供にする自己犠牲を涵養してやまないプロセスに多くの人が経験を積んだ。ひこばえ村、みずよ高原の名は十次の実践にも劣らぬ。土呂久、なのはな村、中心の里に集まった魂たちの日向新しき村的生活は自然と融合しユートピアを夢見せた。
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(カットは、化石恐竜の紙模型、もう、すでに化石?ボランティア⁈)

福祉から教育また医療へと拡散するボランティア体験は風と共にやって来た。文部省系列の推進機間から派遣された一年間ボランティアプログラムに参加して来た勇気ある若者たちを一ツ瀬病院や仲間の家が受け入れに手を上げた。
文化を纏い面白く支援を拡げる力を学ぶことこそ活動である。経験不足ながら若者は識った。

そして、20年前最初の震災の知らせが!

自発的な衝動のまま、動いた若者たちの帰省後の受け皿として協会は社会福祉協議会と共に機能し、また力も得た。そこではシルバー壮年と黄金期の若者とのコラボレーションが展開する。今現在も各僻地で展開しているであろうまちづくりの連帯感が拡がる。また、災害と国土開発ラッシュの同時進行に自然からの祈りを唱える串間幸島の老婦人の下へも言葉を探しに智者は集まった。大衆へと飛び火したボランティア力は、ただただ整理しきれぬまま消費の一途にならざるを得なかった。それは今もこれからもであることを肝に銘じて体験を今度は小声で叫ぼう。

さて、各人の現場へと続きNPO時代の新世紀で協会は活動を続けている。年末の理事会には継承者の代表として生活学校も座られアイスブレイクのワークショップも楽しまれ、会員に先駆けぴーすけカードも被支援者本人として携帯されてIT化される活動シーンにおくれはとっていない。私も含めいつかは要援護。サービスを選択する時ボランタリーな商品を当然選べるはず。そんな選択眼を体験から身につけるのも情報整理人としてのボランティア活動家のスタイルである。

また、長々と書いてしまったようだ。書いただけ実践につながる勇気と好奇心をいつまで持ち続けられるか?それこそ自己責任ではある。お後がよろしいようで。今年も徒然なるままに協会事務所の様子をお届けできる望外な喜びを感じさせていただいております。かしこ

アジアからのメッセージ

2014年12月29日 at 2:15 PMCategory:お知らせ

日本のみなさま

今年、アジア砒素ネットワークの上野登代表、土呂久鉱山公害被害者の会の佐藤トネ
会長を亡くしました。そんな年の終わり(12月29日)に、佐藤トネさんを悼む文章が
毎日新聞に掲載されました。私にとって、大きな転換の年を記念する文章になりまし
た。読んでください。

あと数日で2015年に移ります。どうぞ、それぞれの地でよきお年をお迎えください。

川原一之

バングラデシュ・ジョソールにて
悼む(毎日新聞;141229)

足湯ボランティアの知〜湯浅誠講演会

2014年12月25日 at 7:45 PMCategory:お知らせ

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たまたま寄ったろうきんのポスターで識り、これは行かねばと申し込んだ「湯浅 誠 講演会」。忘れない内に振り返ってみる。
佐伯市講演から日を空けず、宮崎日日新聞社のシンポジュウムにも先月初めに呼ばれたとのことで馴染みの地ということで落ち着いた話ぶり。
子どもの貧困が紙面で取り上げられていたのに確かに読まなかったので手を挙げられなかったのは、恥ずかしいことでもある。
繰り返し使われた言葉は「頭の中の洋服ダンスに何着有るか?」を柔軟な思考とサブテーマの今、私たちにできることの実践編を説かれた。
主催が労働組合ということでリーダーが資質を向上させにくい風潮の格差社会に小さな積み重ねとしての多彩な覇気を求め連帯を広げる趣旨に繋げられた。
簡単な隣席同志の会話も仕掛けられ、堅い外観の聴衆に自分の頭を使わせる場面も。その問いは「精神科の医者が被災地で、相談業務をするのにどういう手を使うか?」斉藤環医師がわざわざポンプ式血圧計で寄り添う作戦を思いついたエピソード。

焼いた餅を上下に延ばすジェスチャーで表された閉塞感に満ちた社会。やたらと上下を気にしなければならない。そこから脱却する方法に手をあぐね、抗うことの困難な今。マクロを語りたがるが、ここではミクロに自分をどう変えていけるかが、そして掴んだやり方で解決に進むという各人各様の新しい腕の見せ所にかかっていると、聴衆の覚醒を励ます内容であった。自己責任社会とは批判が先に立ち、声が出せない、届かない、聴く手立ても不毛な情況を作り出してしまった。
そんな被災地からのアイデア「足湯ボランティア」が個の気持ち、集団の気持ち、ひいては地域の抱えた大切な未解決部分を引き出す「場」を創出させていることを評価しながら、人が集まらない、活性化しないという問題を突破できる実践なのだと開こうとしていない知恵を奮い立たせることを強調。それが、服の例え。
後半は島根の離島が活性化している事例に。知人らが職を辞してまで地域づくり、仕事づくりに取り組む魅力は、社会活動家を名乗る自身と重ねる。ホームレス支援からはじまった経験。失敗も成功も数多く済ませる内に多彩な手立てを思いつかざるを得ない1969年生。法政大学教授にも就き、切実な学生らとともに活動を通じ、鍛える役目の側にも在る。

新聞記者とも打ち解けた夜が楽しみと会場を出られた長身に毛糸のジャケットとおしゃれでも社会活動を楽しむ姿は新中高年世代の旗手のさわやかさがあった。

2015年は「知識の年」に日向市系話題・3題

2014年12月17日 at 1:10 PMCategory:お知らせ

日向市といえばトムソーヤ、世界樹ら若者グループ名が想い出される福祉・ボランティア乗りでは名を馳せて来たエリアである。’95ヤングレボリューションの実働は彼ら彼女らに寄るところが大きかった。JAAZMホールに遠征しガイアシンフォニーの龍村仁監督を招き、宮崎市内学生との若者連合が我らに続けと気勢を揚げた。もう十分おとなになった若者たちに新芽が吹き出す春の繰り返しが続くことを信じて疑わない。
そんな日向市が係わる3題とは、日向市から難病センターに通われる首藤正一当会理事からの講座告知。風舎より季節のお楽しみ。再掲になるがボランティア学習学会(代表者が日向市出身、興梠 寛さん)報告。
市民講座のお知らせ平成27年1月10日(土)13:30 ~ 16:00
会場 宮崎市民プラザ 4F ギャラリー
『難病患者に関する大学等の取り組み 医学・産業・科学それぞれの立場から』
13:30~14:10 「最先端機器で難病患者さんのくらしをもっと快適に」
         宮崎大学工学部 環境ロボティクス学科 田村 宏樹氏
14:10~14:20 「いのちの贈りもの」
         宮崎県移植推進財団 臓器移植コーディネーター 中川 かな子氏
14:20~14:40 「新しいお薬の誕生からみなさまに届くまで」
         宮崎県医師会 治験促進センター機構 輝 波子氏
14:50~15:20 「東九州メディカルバレー構想の取り組み」
         宮崎県商工観光労働部産業振興課 産業集積推進室長 富山幸子氏
15:20~16:00 「HTLV-1関連疾患について」
         宮崎大学医学部機能制御学講座・腫傷生化学分野 森下 和広氏
お申し込みは、FAX用紙orお電話で
宮崎県難病団体連絡協議会(0985)31-3414(FAX同じ)
 医学の進歩はそこに携わる人々の地道な努力なしには語れません。今回は県内で活躍されている方々を招き、日頃の取り組みや現在のこと、未来の展望など今まであまり公開されることのなかったお話をしていただきます。「宮崎県って実は時代の最先端を行っているんだ!」ということをきっと実感していただけるのではないでしょうか。

風舎

さて、次の話題。こちらは元どんこやの立根篤則さんの仕事場からのおいしい営業!今週中に申し込めば、おいしいクリスマスに♡ アート担当の生駒新一郎さんが集約してくれる模様。

最後に、先月のボランティア学習学会の理事会報告を再掲。いずれも日向市にゆかりのある3題。
第17回ボランティア学習学会宮崎大会
日本青年奉仕協会事務局長も務めた県出身者が代表である事も含め念願の大会が宮崎公立大で開催された。
権藤猛さんから引き継がれた国際高校生ボランティアの発表とアレックディクソン賞で憲章された熊本県の婦人団体のパワーと学習という軸で教育から変革を推進する研究協議の実りの多い学びの場が持たれた。
以下、ホームページ上のニュース
▼第17回日本ボランティア学習学会を開催しました。
14年度のボランティア学習学会を11月8日~9日にかけて行いました。二日間で約200名の方々に参加いただきました。おかげで素晴らしい発表と活発な意見交換の場となりました。宮崎公立大学の皆さん、宮崎県高等学校文化連盟の皆さん、とりわけ運営を支えてくれた高校生の皆さん、講師の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。(14年11月)

駄目EASYな今年を締めくくるニュース

2014年12月6日 at 1:50 PMCategory:お知らせ

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今年もニュースを纏める時季となった。果たしてニュースとは、お騒がせな椿事なのか。人の口に膾炙され伝わる奇蹟の粉のようなものなのか?新燃岳の噴火以来ダメージの連打、連鎖を解く穏やかさとボランティアの側面が社会的価値を産み始めたとも感じる。政治に求めても叶わない小活動の穏やかな増殖があろう。
さあ、つい先月の末。事務所の模様替えが同居予定のメンバーらと決行された。中小規模同士で県ボラ事務所を活用して協働を開始するための事務所共用のために。もう一団体も都合で移住する希望を受けての三者稼働の予定が浮上し、即実行となった。ただでさえ、30年の実績のNPO
お蔵入りの資料機材が休日の福祉総合センター1階奥の廊下に出され、夕方には三者用デスクとキャビネット、共用ネットワーク、共用ミーティング机のスペースに変身した。すでに火、木には、休眠していたNPO法人ネットワークの7年間が解凍され動きはじめている。
担当者は亀澤克憲さん。高等学校事務職退職者で組織された教育ボランティアのミッションを掲げられている。縁があり辻会長の研究室、近所の公立大からの事務所移転。
豊富な教育現場経営のスキルが福祉教育ともリンクして、かつ7割がたは、弱小と見られるNPO法人同士の集約に応分の責務を自ら担われる意思表明も次の日には、宮崎県の所轄課二カ所に挨拶回りにと迅速なスピード感には敬服させられる。
さらに、会員関連ニュースとしては、かって同居して産声を上げたおもちゃライブラリーの進化形たらちね会の周年祝賀会とV365はにわの会仲間の家OG嵒瀬眞里子歓迎会の両方から声掛けられた最古参婦人ボランティア高嶋恵美さんのお元気な生活。かってのほうれん荘や納宏子宅の家を開くやり方でサロンえみさんの家に仲間を呼び込み理想を現実にされた展開。前出のV365OG嵒瀬眞里子さんは、かっての森冨貴子さんに年齢も福祉職も同じ道に立つ途上に振り返りの旅だと元気付けられた、皆の衆。
そして、そしてそれらを後押しした県ボラの歴史も新進新リニューアルの年の瀬となった。

写真の電動車椅子を24時間テレビから寄贈された頃から、再認識がされるようになった県ボラがかかげる灯り。

街で私達のような人を見かけた時は声をかけてください

2014年12月2日 at 1:30 PMCategory:お知らせ

11月27日(木)のまつぼっくりの報告です。

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■「ふれあいアート」 県ボランティア協会主催
平成26年11月27日(木)実施
(平成26年度 第四回 通算8回目)

幼児期に多様な存在理解を促す意味を下敷きに、アートを媒介に、幼児と障がい
ある人が交わり、アートの持つ力を探る企画。

→本日、11/27(木)
小松にある、まつぼっくり保育園で実施。
今年度、30年の活動の末NPOになった。保護者が運営に携わる共同保育の形態
をとる。遊びは、近くの山や土手。ムカゴやノビルなどの山菜採りを行い、年少
期より料理をする。絵画も同時期より毎日描いている。のびのびとした保育理念
の下、子ども達のたくましさが光る。昨年につづいて2回目。

本日は、9時に同園に到着。主催者側の顔ぶれは、公立大の教授で県ボランティ
ア協会の会長である辻さん、公立大の辻ゼミ学生2名、電動車椅子の光代さん・
靖治さん、心ほぐれる陶芸実践の瀬尾さん、書を柱に据える生駒の7名。
園児さんは、年長年中年少の9名と園長先生。
園につくなり、先生の掛け声の下ダンスをする9人の姿が愛くるしく目に入った。
「ここで回って。はーいくぐって」準備の手を停めて見入ってしまうほど。
主催者側が開始時間まで打ち合わせにあたる最中、9名の園児さんは、ちょこん
と小さい椅子に座り、落ち着いて待っていてくれた。’なにをするのかなーーー’
という興味津津な眼を向けながら。
40畳のブルーシートを広げ、台替わりに外して貰った戸棚の扉を2枚、真ん中
に設置。瀬尾さんが、粘土を周りに置き準備完了。
今日の体験プログラムは、造形。この企画では初めての試み。

9時50分 予定よりも少し早いが開始とする。
冒頭のスタートを生駒がさせていただく。
「みんなで楽しく遊びましょう」の辻会長の挨拶に園児は元気よく返事。
主催者の自己紹介では、呼び方を一人ひとり先生と園児が確認をして進む。園児
の自己紹介では、6才から4才の9が、はっきりとした口調と聞き取りやすい声
の大きさで名前を教えて下さった。
園長先生「今日は土の神様をつくることを聞いてました。楽しみです。」

さーいよいよ、体験スタート。
今回の造形の進行は瀬尾さん。昨日は緊張して眠れなくなるほどであった、との
こと。
粘土2種類を用いたプログラムを準備された。
プログラムの最初は、導入。
2枚の板の周りを園児、光代さん、靖治さん、主催者で囲み、力を伝え合うこと
を行う。
手をつないだり、手のひらにふーっと吹きかけたパワーをお隣の人のほっぺたに
手を当て伝え合ったり。ワクワク感が一つになるようであった。
つづいて、粘土ポトン遊び(土偶(土の偶然)をつくる)。陶芸粘土を使用。
瀬尾さんから促され、年長、年中さんがみんなに粘土を配ると、手元に届いた粘
土を園児たちは早くいじりたいそぶりに。
「みなさん、お布団(濡れた雑巾)を粘土にかぶせてください。動き出す前の静
寂を共感。
「では、寝ている粘土さんに、やまちゃんとのうみさんに元気を注入してもらい
ます」
「やまちゃんからお願いします。どんな掛け声でもいいですから」
その声掛けに応じ、光代さんんが「はーーーっ」と全身を動かして元気を発信。
園児に笑いが。更に靖治さんは、全身を震わせ、上体を浮かせて「ぶぁーーー」
と地響きをかんじさせる元気発信を。園児にまた驚きの笑いが。
そして、2人につづいて園児と学生さんみんなで元気注入「はーーー」と。
大きな元気玉が粘土に注入され、黄土色の固まりの出番となった。

粘土を実際に手にして、ちぎって2つ3つの固まりに。
1つは丸め、1つはぎゅって握って。
光代さんと靖治さんのぎゅっと握る動きに園児達も導かれ、ぎゅっぎゅ。
いろんな形の粘土が現れた。
「4歳、5歳、6歳の今の形です。それぞれの形ですよー」
「どんな形に見えるかな-」
瀬尾さんの声掛けになるほどのような視線を向ける。
丸めた粘土は、座ったままで高いところから落とし、出来た形に筆の反対側で目
や口を入れていく。笑っている顔、叫んでる顔、色んな表情が並んだ。

粘土の神様が出来た後は、光代さんにお話し聞かせてのコーナー。
お話しを聞くだったが、光代さんに園児9名が自分の好きな食べ物や、好きな遊
びや、家族のことなどを聞いてもらう形になった。
園長先生「この年令で人に何かを尋ねるのは高度なんですよね。聞いてほしい自
我の目覚めが起きているお年ごろですから」微笑ましい光景はしばらく続いた。

光代さんと園児のお話しコーナーの後は休憩を挟み靖治さんの文字書きコーナーへ。
全紙(70㌢☓130㌢)の紙を広げ、靖治さんが大筆を動かす。
子ども達の視線は筆先を一心で追う。字形がどうだったか考える腕の動きありな
がらも、2文字を書き上げた。
園児に何に見えますか、と問うと「キリン」「足に見える」「ゾウさんがキャベ
ツを食べているみたい」寝そべってみたり、さかさまでみたりして、いろんなイ
ンスピレーションを園児たちは口にした。
描かれた文字は 「遊ぶ」
野海さんの意図は「みなさん毎日遊んでいます。僕はそれが羨ましく思い書きま
した」と。描かれた作品は、ホールの中央に掲示された。

靖治さんの揮毫の後は最後の造形プログラム。
焼かない粘土を手にして、ローラーでコロコロ。
「さっきみんなが作った神様を入れるお皿を作ります。」
ローラーで伸ばした後は、指や爪などで’つんつん’ ’とんとん’。
瀬尾さんの声掛けと光代さんと学生さんの突付き具合に園児たちは動きを引き出
される。前半で緊張の余り、涙が止まらなかった園児さんもリズミカルな模様の
お皿を作り上げた。
「お皿の裏に足を付けます。今からお団子を3つ配ります。丸めたら、お隣の人
と交換をしてください。」
’ころころ ころころ’出来たお団子を交換し合い、皿の裏に水で接着する。
この行程で、お顔にしたい衝動をどうしても押さえられない園児さんは、皿の足
というよりもリバーシブルデザインを施すことを欲し続けた。
お皿も出来上がり体験終了。

最後の感想では、園児全員が大きくはっきりした声で「粘土が楽しかった」「お
皿がつくれて嬉しかった」など、人と違う本人なりのコメントが響いた。
園長先生の感想「作品表現をありのままに受け入れられる進行は、日頃の保育の
在り方を見つめなおす機会になりました。個人的にも主催の皆様とはお付き合い
をしたいです。」
最後の締めの挨拶は光代さん、「みなさん、一杯お話しできて嬉しかったです。
街で私達のような人を見かけた時は声をかけてください。元気であそんでくださ
い。」

帰り際、「ばいばーい」「又来てねー」
テンポのいい、お腹一杯になる時間があっというまにすぎた。

自分らしさ体験へと進化を遂げたふれあいの旅

2014年11月29日 at 9:50 AMCategory:「ふれあいの旅」エッセイ | お知らせ

ふれあいの旅の打ち上げホテルマリックスを出ると、信号が変わり進みだした車から声が掛かった。呼ばれた私は反射的に危うく駆け寄ろうとしたが侵入車はなくはねられる事なきを得てすれ違った。だけであった。窓を開け呼んだのは生駒新一郎。昨日、協会・どんこや・辻ゼミの三本の矢で実施された保育園アートMIXの担当者。今夜の打ち上げには実行委員ではないので不参加だった。昨日の事業で手応えを得て興奮を維持しているかのようにしっかりした声が伝わり心の通う7秒だった。

私はというと、今夜の幹事光代が酔い過ぎていたらしく3811円の不明朗会計分を教授に戻せないままだったこと、このブログを旅行社のエージェントオブザイヤーの5人に選出された報告をなさった南さんが愛読している褒め言葉などを頭の中で整理しながら駐車場に向かうのであった。

そして、振り返りへと辻利則会長がいざなって14人のコメントが並んだことを検証することも14分の1としてしてここにお知らせすべきだと起き出した頭からそれを引き出しいる。ダーウィンの進化論が普通になるまでは神のみぞ識るだったのが、進化はなぜするのかということを言いたい。
そう、30回目の事業ということが大きな意味を柱として持って始まった。打ち上げに呼ばれたのは初めてだったはずなので、昨年の様子は知る由もないが、実質29回の打ち上げから始まっていた進化だろう。「ふれ旅は進化した」もやもやしたボランティアの活動意義は進化と言える。我々は進化した。以下私が得た進化の中身。なお、釘を刺されていた私は飲酒していないので、幹事光代のような不手際はしでかさず、トイレにも立たなかったので2時間余の映画をロードショウで見終えた感慨を持ちここに記す。

昨年来の野海靖治実行委員長のテーマはボランティアのための旅であった。ヘルパー、障がい者福祉総合法の制定で手薄になったボランティアの手、関心を呼びおこす術に長けていない無償の世界で、でも続いた「ふれあいの旅」はどう進化したのか?どうやらその核は、実行委員会制度にある。野海さんのおかわりは角ハイボールである。

振り返りタイムも三分割であったがそれら振り返りの言葉に通底する言葉が進化「自分らしさのフルスロットルの場体験」と取り纏めることになる。自分の解放は自分に課せられたいのちの使命である。しかし、並大抵のことでは自分は解放することは叶わない。三度目になって気を悪くして口をきいてくれないかもしれないが酔った頭では解放はなされない。
程よい覚醒の中にこそ「解放」はある。身体がもう限界が口癖な幹事があと報告書を成すまでは終われないが、委員たちはもう一足先に進化を得た。それが「自分らしさ」を体験したことである。よほど覚醒がなければ進化しえない「自分らしさ」体験の場である。正確に言うと実行委員体験に燃えたらば出来上がる気体のようなものを発する器官が体内のどこかに形成されたとしか言いようのない。進化である。

酒が、焼酎が五臓六腑にしみわたるように、脳内器官にある自分らしさ体験部位が肥大して効果をもたらす進化である。

さあ、31回目の行き先も言うようにという教授の御宣託もあり、ワイハーやら沖縄、脱九州、タカラズカなど好き勝手に並んだが、そんな自分らしさを出せる場、それに続くみちのりを経たという進化。あー嘆かわしくも「自分らしさ」制限に満ち満ちたこのニッポンであるらしい。同額を払った上で、数倍の汗を出さされ、悔し涙や歓喜の涙さえ出させる実行委員にとっての「ふれあいの旅」をとおして見えたボランティア進化。

今宵は、ワイハー、タカラヅカと騒いでいるが、旅、旅の準備にも同様な全開を体験する自分らしさ、酒、ドラッグ、ギャンブル、セックスなど出回っている破滅の素に逃げ込もうとする人数よりまだ少数派なボランティア体験派。どこかで掴んだ冴えないフライヤー、糞まじめなポスター、妙に気にかかる口コミ、熱のこもった誘い、そんな類のきっかけで
既に「自分らしさ」への進化が始まっているというドラマ。今夜の会費3500円、旅費23000円で自分らしさ体験にまで行き着いた実行委員。市場でも各種ワークショップがあり、数万円という相場は妥当なところ。ただし、共同募金助成や長年培ってきた協会の歴史、行き先での社協ボランティアの協力などなどがあってこそという、社会性が加味された「自分らしさ」体験。

最後に、「自分らしさ」において正義と優しさがモノを言うという人間的規範の前にどう進化するかを体験する次世代にどうこの場を伝えるか。和田実行委員長からバトンされた野海実行委員長が立てたボランティアのための旅というスローガンは「ボランティアが自分らしさを発揮できる旅」ということになったわけである。

そして基本の基は、目前でパチパチ電卓を叩いて不明瞭会計をいぶかしがっていた渡辺千夏の会計本能。教授を掴まえ相談していた坂本夏美の瞳、欠席だった吉野由夏の夏の意味。欠席の菊永恵子、長廣ら3年生の学生たち31回目の動きが進化を続けるかピークから下るのか、はてない山の何合目なのか我々は登り続ける。人間本能と進化したボランティア体験学習能力を発揮して。
写真は、進化が始まった昭和55年のボランティアリーダー研修の模様。

昭和55年11月29日第3回ボランティアリーダー研修会 フィールドワーク。車椅子介助、手引。

昭和55年11月29日第3回ボランティアリーダー研修会
フィールドワーク。車椅子介助、手引。

ありませーん

2014年11月20日 at 4:09 PMCategory:お知らせ

■「ふれあいアート」 県ボランティア協会主催
平成26年11月12日(水)実施
(平成26年度 第三回 通算7回目)

幼児期に多様な存在理解を促す意味を下敷きに、アートを媒介に、幼児と障がい
ある人が交わる機会を設け、アートの持つ力を探る企画。

→11/12(水) この日は、西都の保育園にて実施。
この日の主催側の参加者は、公立大の教授でボランティア協会会長の辻さん、公
立大学生3名、電動車椅子3人衆の光代さん・靖治さん・祥吾さん、心ほぐれる
陶芸実践の瀬尾さん、書を柱に据える生駒の9名。

朝、9時、園舎のホールに入り、ブルーシートを全面に敷く。しばらくして、車
いすの三人、光代さん、靖治さん、祥吾さんが到着すると、園庭で遊んでいた園
児達がわっと車いすをそれぞれに囲み3にん共に立ち往生となり、楽しい出迎え
を受ける。
分校跡という、保育園は園庭が広く、園舎に届く日差しもいっぱいで明るい雰囲気。
準備の最中から、年少から年長までの園児が、なんだなんだと覗きに来る。
こちらも、たまらず話しかけたり、抱っこをしたり、お互いに待ち遠しい準備の
時間。
子ども達の目には車いすと、車いすに乗る人それぞれに関心が注がれ、始まりの
時を静かに待っていた。

今回、参加の年長児さん12名は、相当わんぱくと聞いていたのでどうなるか楽
しみであった。
先生から、「すみません、この子たちも少し見学をさせてください」と年中らし
き園児さんが年長さんの後ろにキョロキョロした目で着席。自己紹介で靖治さ
ん、祥吾さんの話し方に自然と笑いを起こす園児、静止する園児。さーいよい
よ、始まり。

妖怪ウオッチのシールを胸元に付けた瀬尾さんの進行で開始。
最初に辻会長の挨拶「みなさん、元気ですかー。今日は、みなさんと沢山遊ぶ為
に、劇を観たり、習字のようことをしたりします。元気よく遊びましょう」
つづいて、園長先生のご挨拶「もー、待ちにまったこの日です、園児と今日来て
いただいた皆さんと楽しい時間になること、わくわくしています。」

挨拶等後、プログラムに入る前に、気持ちをほぐす導入を行う。瀬尾さんが、
「みなさんお隣の人の手を握ってー、力を伝え合いましょうー」の声掛けに、
12名の園児は手をつなぐ。
間に入った、車いすの光代さん、靖治さん、祥吾さんにも手を擦り擦りする園
児。靖治さんの顔を触ったり、頬ずりする子どももには、驚きが起きた。

力を伝え合って、プログラムに。
体験の進行には、生駒が当たらせて戴く。
最初は、みやざき◎まあるい劇場の主宰の祥吾さん。
今年、こふく劇場の永山監督の演出で鳥取と広島で公演された「青空カラー」の
ワンシーンを公立大の雄佑さんを相手に一部を演技披露。
園児達は分かりづらい点もありながらもジーっと見入っていた。
演劇後、質問を問うと「ありませーん」と控えめに口をそろえて。幾つか祥吾さ
んに主催より質問をぶつけ、彼のことを園児にお伝えする。このやりとりで、祥
吾さんの答えを聞き手が復唱する普段のやりとりを意識して行い、園児に分かる
ことを努めた。

祥吾さんの演技の後では、文字(絵)当てゲーム。
小学1年生で教わる漢字に絵を付けた模造紙を展示。それをみて、まず、靖治さ
んが2つ身体を使って文字(絵)を表現。「ぶたー」「さるー」と掲示されてい
ない文字(絵)を言う子ども達がいたり、最初はやや考える場面もあったが、慣
れてくると「ひー、ひー(火)」と「あめー(雨)」と靖治さんの力を振るった
身体表現を当ててくれた。靖治さんの後は、雄佑さんが照れながら一問、そし
て、園児達に2名やっていただく。2名とも要領が若干わかりずらかったか、雄
佑さんと同じ「月」を連発。
それはそれで、文字を身体で表現することの一つの試みは行えた。

文字当て後は、いよいよ筆を執っての体験。
2箇所に別れ、3メートル近い紙を用意して一本線を。
最初に光代さんと靖治さんがデモを披露、2本の力強い線を静かに見終わった園
児達が、交替で紙の上にまたがったり、横に立ったりして一気に一本線を引き上
げる。入筆が強いものあれば、優しい物、終筆では画面を走り去っているもの、
寸前で優しく終えているもの、いろんな表情の線が現れた。紙を出したり、引き
上げたりで予定よりは時間はかかったが、園児の人柄そのままが映しだされた一
本道が12本並んだ。

麺のような様が揃ったあとはしばし休憩。

15分ほど休憩を開けてからは、靖治さんの揮毫。
園児たちが持ったこともないような大きな筆と全紙(135センチ☓70セン
チ)に2文字。
練習の段階から園児たちは接近して靖治さんの一挙手に声援を送りながら注目。
いざ、筆を持ち墨を付け書き進むと園児はさらに前のめりに。と、靖治さんの筆
が止まる。文字を書き間違えた、瞬時にもう一枚ということで、紙を変え再挑
戦。ぎゅっ、ずしんずしん、ずずずずー。意に反して緊張する身体に制御をつけ
ながら動く筆。園児たちは、描かれる線を追いながら「山?」「木?」などと声
をだす。書き上げた3文字。「出来る」。
書き終えた靖治さんに問うと、「今は、できないことでも大きくなると出来るよ
うになるから頑張ってください。」
黙って聞き入った園児達。「何か靖治さんに聞きたいことありませんかー」と聞
くと、あっけにとられたのか先の祥吾さん同様「ありません」と。
主宰者側から靖治さんに幾つか質問を行う。じっと聞く園児たち。

集中して見た後は、4人づつに別れて70センチ☓70センチの紙に 「◯」を目
隠しして書く流れに。
最初に祥吾さんが筆を持ち目隠しでしゅっと。大きく点々がほどよくついた円が。
それをみた園児たちが代わりばんこに目隠しをして筆をもつ。目隠しをしたお友
達の介助を待っている仲間の園児が手伝い。控えめながらも堂々とした円、大き
な大きなお月さまのような円、空間に語りかけるような円、どっしりと太い線の
円。様々な顔が飛び出して、園児の一人ひとりがそのまま現れているようなもの
が次々に。

最後は、五メートルについだ紙にみんなで一本の線を。
園児、園の先生、主催者、総勢20名がぐるりを囲み、大きな筆にたっぷり墨を
含ませて筆をバトンタッチしながら線を引く。出だしの大学生の変化に飛んだ線
が、その後の園児達に刺激を与え、ジグザク、ぐるぐる、ジュジュジュ。墨の飛
び散る歩みあり、かすれをゆっくり進む歩調あり、みんなで線の行方を追う。最
終の筆が靖治さんに渡ると気合の一筆、ぐぐぐー。思わず身体が前に倒れ、線の
上に顔が落ちた。靖治さんの顔についた墨を拭き取ろうと側にいた園児がすぐに
拭きとってくれた。

個々に持つエネルギーがこの場に介して、スパークした。
最後は、描き上げた作品が天上から吊るされている中、みんなで記念撮影をして
終えた。
園の先生からは、「園児の思わぬ顔を観ました」 「日頃の保育の在り方を振り
返りました」
「この企画ならではの引き出す力感じました」。
脱力感に襲われるほどの放出現場だった。
最後現場を後にするときには園児達が出てきてお見送りをしてくださった。
改めて、園児たちだけでなく、主催者にも、みんなのハートに種まきをする、そ
んな企画とつくづく感じるものであった。
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アートの継続するチカラ

2014年11月18日 at 3:27 PMCategory:お知らせ

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学会、講演会と刺激が続く内、知恵熱が出たかと額に手を当てた今月霜月、旧暦閏長月。鼻水も加わり風邪ひきのよう。明日の事務局ボランティア当番はひっそりひそひそするつもり、なので、繰り上げての更新。

土曜日の人権事業は、清武の安井息軒を冠したホールでの開催とあれば、昼休憩に産直市を抜け、中村清子さんらのレストランシャッターを通過し、路地を一気に日豊本線をくぐる道順でお目当ての茶房リーフに高木母子を訪ねた。今秋の国体では、競泳部門で不戦勝でも優勝をもらい長崎帰りの葉子さんから歓待を受ける。国富町の選手中心に選抜されたチームに混じり帰路フェリーのコースは、ふれ旅ながさきの時は、台風で未完だったことなど高天井の木質カフェでの清武在の善人たちとのひととき。お目当ての日向市 白浜学園のカレンダー二種も購入。ツクモくん彫刻でシーンを率いる奥村羊一さんが継続する逸品。2015年版はコラージュの作品。どんこやの新星スグルくんの評価が上がる中、支援者側は質を保ち継続の力絶えず。

小戸の橋ギャラリーにも噂につられ参った。アートは土木工事ともリンクして、マチをデザインする市政としっかりリンクして頼もしかった。

どれだけ他者たる社会自体の想像力を刺激できるかが秘めたる力の真価。

知恵熱が冷めない、初冬の宮崎。こんな時こそ、ワークショップが効くのであるが、駅のkitenの会場で黒田奈々さんが明日のファシリテーターという。不参加でも、深化する身体とこころを想像しながら、協会事務所で電話番しよう。