ソウ氏よりのお願い

2015年8月11日 at 4:03 PMCategory:お知らせ

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BCCで送信しています。

ヤッドみやざきの永山です。

2006年にダスキンの研修生でミャンマーからヤッドみやざきに来ていたネイ・リン・ソウ氏からミャンマーの洪水被害支援のお願いメールが来ました。

ヤッドみやざきにミャンマー災害支援の窓口を設けますので、応援をお願いします。

From: Nay Lin Soe [mailto:nay.lin.star@gmail.com]
Sent: Sunday, August 09, 2015 1:49 AM
To: YAH!DOみやざき ; toshio31@miyazaki-catv.ne.jp; yah.do.3@docomo.ne.jp
Subject: ミャンマーからのお願い

YAH!DO の皆さん

こんにちは。
緊急救援:健常者・障害者問わず、皆を洪水被害から救おう。こちらはミャンマーのソウです。

皆様へ既に情報が伝わっているかもしれませんが7月中旬から始まった低気圧による連日
の記録的な豪雨とベンガル湾で発生したKOMEN(コメン)サイクロンの影響でミャンマー
中部、西部とバゴー管区などに洪水被害と土砂災害などの発生しました。これらの災害で
被災者30万人余りになり、多くの被災者は食糧、住居、職場を失い、衣類と医薬品の
不足 、災害による病気と負傷者・死者まで出ています。この被災者の4.6%は障害者の方
と彼らの家族であります。

 被害の状況が深刻になり、ミャンマー政府は7月31日付けでザガイン管区、マグェー
管区、チン州とラカイン州を国家洪水被災地域に指定し非常事態宣言を出しました。
そして、救援作業をいち早く出動するように呼びかけています。国内外のNGO・NPO団体、
各宗教組織、芸能人や個人援活動家などが活動して援助しています。しかし、障害者の方は
これらの援助情報収集が困難であること、援助品配給場所まで行って並ぶことが出来ない
こと、いつも忘れられがちな人々であるので、実際には支援が行き届いていないのが現状
です。自然災害を受けたのは同じですが、他の健常者と同じく支援を受けることが出来ない
状況です。これを原因として精神的ダメージを受け、将来治療困難な状況になる恐れが
あります。

 Myanmar Independent Living Initiativeはずっと障害者の方々の支援活動をやって来た
障害者の方々自身が統率するひとつの団体であり、このような自然災害時にも救援活動を
しています。この度は、団体の主資金から600万チャットを出して援助活動をし、これから
もいろいろな方法で募金を集める活動をしています。現在は団体が所有しているミュージッ
クバンドを利用して募金集めをしたり、Facebookでのキャンペンやスタッフからの寄付金
を集めたりしています。

Myanmar Independent Living Initiativeから救援予定の場所と対象者
ザガイン管区、マグェー管区、ラカイン州、チン州とヤンゴン管区北部にいる障害者、その家族と地元住民
これから洪水被害が出て来そうなエーヤワディ管区のことも救援視野に入れて、準備を進んでいます。

Myanmar Independent Living Initiativeから救援する分野
食糧、飲水、衣類、医薬品、補助道具、キッチン用品、掃除用品

Myanmar Independent Living Initiativeの救援計画
各被災地へMILIスタッフが出向き、その地方にある支局の責任者、障害者、その家族、地元住民、行政機関関係者などと相談して、用意した必要な救援用品、支援物などを直ちに搬送、配給をすると共に、障害者の方々の精神的サポートをする予定であります。

救援物資と募金をお願いしています。
連絡先
Mr. Nay Lin Soe (Myanmar Independent Living Initiative) +95-9-4312 3742

宜しくお願いします。
ソウより

女王蜂*の伝言

2015年8月11日 at 8:55 AMCategory:お知らせ

先日の婦人との新たな邂逅に続くが、老いの暮らしを創るというテーマがもう一段浮上する。畏友「納宏子」からの肉声受電に他ならぬ意図を察し、彼女の為に架けられたような天満大橋を渡り掛かり付けの江南病院374號室を目指した。
武勇伝を数々ものにしてきた点では、現在生協病院に緊急入院している野海靖治氏と系統は似るが、そこは70年を既に越した、しかもB型気質との格闘編として私的関心を沸き立たせられ続けてきた彼女。自分には薄いWILLの持ち主との交遊で到達点を目指す感情移入啓発でもあるボランティア活動を彼女との連携で成し得てきたが、その頼みの綱、師にもいよいよ断末魔の際が来たかのように横たわっていた。いつもの左下横臥の姿勢で夕食の最後の一口を咀嚼しながらも気持ちは早くアイデアを伝えたい一心のようだ。
 思えば、県ボラ総会後の昼食会時にも、辻会長を捕まえてパソコン活用術の停滞を横臥の姿勢から更に身を起こし訴えていた。とっておきのN響デートの夜にはいつの間にか、どこドアーの迎えに乗車して春の闇に消えた。通常の高齢者以上の生活が持続できたはずだったが、ここに至り、今回の骨折には業を煮やしたかのような病院上げての「電動車椅子」御法度宣告が出たと云う。骨折のまま運転して慣れた病院へとまでは良かったものの即お蔵入り、倉庫に置かれた電動を救出して脱走共謀する手筈ならやや得意分野ではあるが、彼女の真に迫ったスプーンを器用に操る指先がめくったのは、86ページ目の介護保険制度の改正①〜村田幸子で、ここ読めわんわん!つまり、幕末の草莽の士のようなオルグであった。この高齢化の時期に決起せよ!と入院以来考えあぐね呼び出したというのである。奥付にラジオ深夜便©NHKサービスセンター 本誌の記事および写真の無断転載・放送を禁じます。なので要約すれば、介護保険制度スタート以来の大きな見直し「通所介護」「訪問介護」を市町村の独自サービスへの変更、ただし、財源は介護保険本体。という出だしである。肝のところは、介護保険制度では認められていなかった見守りとか通院介助、また配食といった生活支援のサービスも受けられるようになったのである。と云うところ。その担い手は、地域住民のボランティアであり、NPO団体等である。とすぐ示唆されている。つまり専門家が提供するサービスに加えて、地域住民が専門職と連携して多様な生活支援を行い、地域の要支援高齢者を支えるというしくみに変わったことが、今回の改正の大きな特徴と言える。と宣言されている。
私を指名した部分はこのボランティアであるが、西田守ことるんるんの専門家勢も巻き込みたいとの彼女のプランであった。
ひとまず、わたぼうしコンサートの売れない券を預かり、執行部に渡すことを引き受け退散した次第。うむ、花燃ゆの雰囲気になってきている。チャンポン食べたかあではお茶を濁せぬようだ。この節はここまで。

*女王蜂とは、ボランティア協会にかかった一本の電話から派生した送迎ボランティアに赴くのに、本人公認呼び名として当時80年代売れた金田一耕助ものの角川映画のTVスポットに便乗して名付けられた。もう一つ、地域版の福祉の広場コラムに広域親切團納組というのも発表したが、毎日新聞宮崎支局記者より咎められる。

真夏の悪夢

2015年8月5日 at 11:21 AMCategory:お知らせ

あちこち、単独行動をとっていたが。どうやら集合時間は過ぎてバスは無し。次の会場まで追いかけねば。そこは、今年のふれあいの旅メインである大学祭のキャンパス。バスは隣県の青森へ着いて楽しい食事やら温泉の時間か。いや、あっちが秋田でここが青森の大學?とにかくキャンパスの外の雪の田を中継点目指し私は、旅行社の南さんを思い浮かべながら喘ぎながら網走番外地のような場面にいた。
熱帯夜に、しかも二度寝のせいで、悪夢の中をさまよったのが事実。
起きて、頭を整理すると、二三の潜在意識が順序良く並んだ。
先ず、ふれあいの旅の実効委員会に今年は一度も顔を出してないので、学生リーダーの働きを頼もしく感じている訳で、光代さんからの情報によると、優先順位が普通と逆に並ぶので、誰と誰と誰は不参加、そう、誰も、とおいおい!大丈夫かよという気持ちに巻込まれそうになる。そこで次回には、キャンペーンTシャツで驚かそうと彼女をそそのかしてみる。やじろべえ営業主任からの案がこれ。
ボランティア
さらに、ふれ旅危機の夢は、お盆ならではの幽界にも巻き込まれたようで、お盆といえばこの人。友井絹子さん。痛快な家出伝から壮絶な癌との向かい。個人を相当すり減らしても、みんなの夢を追い掛けた女性を顕彰するのにふさわしい季節が真夏。
同志であり人権を獲得するまで運動体を堅持しているYAHDO!の面々。アートの可能性で共生をネットワークするどんこや。それらを取り巻く多くの当事者、ボランティア市民の具体的活動。
この激夏こそ振り返る大切な志。そしてアイコン魔女。
暑くなる前に熱くなりそうなところだが、メールでは、新参者として活躍をはじめたあわいや生駒新一郎氏が今夜のumkスーバーニュースの投稿ビデオで野海靖治さんの書のパフォーマンスが1分間放送予定と知らせる。
悪夢は分解点検してみれば、ものごとの並びを混乱させている進み具合へのアラームのようだ。
55日間でどれだけ市民へボランティアの扉を開くことができるか、優秀な学生らに力を付けさせるかが目標値である。
早くも不参加表明の方へも、宣伝に徹してもらうことで、応援の層も厚くなる。
悪夢は成功への羅針盤の一つであるようだ。
しかし、あの大學の学園祭では学生という摩訶不思議な生き物が元気に面白いことやってたなあ。国際教養大學ってとこなんかな〜?

みんなの学校 上映

2015年7月31日 at 7:11 AMCategory:お知らせ

みんなの学校 上映
上段初週のスケジュール。下段次週のスケジュール。宮崎キネマ館ホームページより
ふれあいNO.404,405発送時に同封されたフライヤーは割引付きですのでご活用下さい。





    
   
みんなの学校
(112分)
 
8月27日(金)迄
①10:40~12:32
②15:10~17:02
※8/2(日),8/4(火) はパパママきねまタイム。
詳細は下の「パパママきねま」についてをご参照下さい。
 

みんなの学校
(112分)
 
8月27日(木)迄
①12:10~14:02
②16:10~18:02
③(レイト)20:00~21:52
※8/9(日),8/11(火) はパパママきねまタイム。
詳細は下の「パパママきねま」についてをご参照下さい。

レイトは、8/8(土)、8/12(水)、8/14(金)のみ
上映です

岡上マチ子さんの継続性ご健在

2015年7月29日 at 6:43 PMCategory:お知らせ

坂本智子さんも定年、西村さんは急に亡くなられるし、貴殿にこそ24年のホームヘルプ活動研究の培ってきたビジョンを現在進行形の介護保険分野に活かす証人になってもらいますわよ!
ご年齢を84歳とカミングアウトされ、ご自身も介護保険サービスを払いながら受けながらの真っ最中にもかかわらず相互扶助性の強いホームヘルプの有り様にこだわり続けておられるのは直ぐに察しがついた。
岡上さんのテーマは一貫して「老年を考える」であり、呆けも高齢化もいっしょくたの頃から近未来を想定したボランティア・当事者自身の運営に寄る助け合いを提言してこられた。更にお話では、米田睦男氏の理解、全国的に展開した堀田力さんのボランティアキップに及び、そのいずれもが宮崎では実現しなかった反省に立っておられる。そして、目前にある宮崎大学が宮崎市となった田野病院を運営するに当たり、満を持した提言をしたいので、共に動こうではないかと声を掛けて下さり、握手まで交わした。
しかし、何で貴殿がここにいるのか?
そう、個人会員に登録はしているがNPOみやざきの市民活動センター(オルブライト3F)にはご無沙汰過ぎていた。しかし、センターのボランティアを長く続けているふれあいの旅の仲間、吉野由夏さんの水曜日勤務の様子をと訪ねたのだった。岡上さんとはこんな風に、呼び止められて中身の濃い議論を立ち話でということが幾度となくあった。そう24年前。ボランティアがホームヘルプに活躍するのは、あくまでも自立生活者とのともだち関係の範囲であったため、ヘルパー的動きを活動メニューにすることはなく、程なくNPO法人として特化したサービス業が元メンバーからも立ち上がり、そこでは仕事であり、ボランティア性は薄まって行った。情報の集約最大組織である社協も率先した事業者であり、ボランティアのホームヘルプ組織化は成らなかった。ボランティアセンターとしては近年シルバーボランティアを事業所に派遣するコーディネートを開始し、ここのところは、キップ構想に近い。
しかし、岡上マチ子さんの構想は、ご本人がまだ現役の頃からの24年間、心血を注いできた市民が有機的にボランティアをして助け合うネットが広がり若い人へと繋がり、安心して手軽にヘルパー制度を使える無償性が基盤となる方式であった。そして構想段階から上意下達(じょういかたつ)の介護保険の出現には太刀打ち出来ずの様相となった。我々も自身を含めた介護社会への関心は高まらなかった。そのことを半分は恨んでいるのよとおっしゃるが、今度の宮崎大学と田野病院の新しい関係には、彼女なりのゴールがはっきりと見えているかのように、微笑みを絶やさずに、ねっ!一緒に提言しましょう。やりかけたリーダーの責任取りなさいよっ。と念を押された。
有機的な、無償性や自発性を担保にした社会が24年前のみんなが目論んだ社会だった。わたしは、暑さで干上がった喉から、なるべくはっきりと「はい」と答えようとしたが、かすれかすれに安心感を抱かせるように答えた。しかし、何で貴殿がここに?とまたまたまた、不思議に首をかしげられた。
あの頃は、パワーに押されっぱなしで、84歳と60歳の再会の今ならゆっくりと受け止められますのでと、本心も伝え立ち話は終わった。お目当ての由夏さんとの井戸端会議は成らなかったが、活動センターの印刷室やミーティング室のにぎわいの中に、化石のような二人がいたことも普通に見え、ボランティアの名前は引っ込んでも宮崎のやっちみろかい精神は息づいている。有償性の影には、ちゃんと助け合いと志は埋没してはいないあの頃と同じ割合で潜在していると見た。数を増やすことよりも継続性。継続性があれば、次の芽立ちを眺め愛でることができるのである。
ここに来れば、放置されたままだが、誰ともなく種を撒いた花が面白く咲く市民花壇を見る事ができる。そんな誇らしい気持ちで市民プラザを後にした。

ぴ〜すけカード会員へ配布(展望)

2015年7月25日 at 7:28 AMCategory:お知らせ

何と”先達”ボランティア生活学校(矢崎黎子当協会理事の所属団体)には配布済みのNFCカードを全会員に配布構想が動き出した。団体会員内での末端への配布も、申し込みに応じる。これは相当画期的な事例である。先行していることは間違いない。ボランティア活動は自発性と先駆性の両輪で無償性世界をスピード感を持って駆動するSUVに匹敵するものと強調したい!そこからは勇気がとめどなく排出し、社会へも効果が流出する。元々、障がいのある人との接触で互いが違いを容易に乗り越えられる体験であるので、「ぴ〜すけ」カードのNFCスキルとシンクロするもので県ボラ会員がそのカードを携帯することに違和感は全くなくスムーズに進むことが予想される。
現在両人が体調を優先して席を立ったが、事務局ボランティアを牽引してきたショウリン&城戸両氏だったら上手く説明してくれるのだが、NFCとは、「かざす」とつながる、そう!!使う人はもう病みつきの⚪︎⚪︎カードとほぼ同じ仕様なのは、宮崎公立大学辻教授としての研究の委員会に県ボラから出席していたので自慢げに言える。
シチュエーションとしては、災害時避難所にやって来た障がいのある人に無粋に受付で問いかけるまでもなく、その人のもつカードを機器にかざせば障がい手帳の情報や投薬メモなどが引き出せるというような研究が相当進んだのだった。
ここからは、ライターの展望となるが、近々会員に送られたぴ〜すけカードをカードホルダーに携帯してみようではないか。事前に紙に必要事項を書き提出しておくことは欠かせないが、入会時に入会申し込み書を出したまだボランティアのひよこだった頃を思い出しながら。しかしその豚のイラストのカードは県ボラの会員証としての意味合いの他に、自身の危機時にも援助者側に容易に伝わるメッセージを内包しているからお守りとなる。
現在、宮崎市肢体不自由児親の会の山元さんが普及広報で全国に発信されているが、協会会員への配布が元事務局ボランティア・ふれあいの旅運営で大活躍の城戸さんのオーガナイズで動き出した。
柑橘系色の愛車を走らせ、城戸さんがやってくるのを事務所シェアのみやざき教育支援協議会も楽しみに待っておられる。辻研究室のITスキルを教育現場等へのメッセンジャーとして嘱望されている。
さあ、あなたもわたしも初会員証であるぴ〜すけカードをもらって自分のボランティア限度容量を記憶させながら、万が一に備えた情報も開示しながら時代を先取りした生活に役立てようではないか。かって善意銀行などが存在した業界にいち早くNFCカードが登場する宮崎からボランティアシーン一ページがめくられたことの意義は深く楽しい。

真・同棲時代

2015年7月23日 at 8:34 AMCategory:お知らせ

404.405號情報誌ふれあいの会員向け郵送もようやく終わった。県内外への発信が最盛期の頃より半減してはいるが百通余りの封書作業は有料会員(個人、団体、賛助会員)への唯一のサービスで回数も年間四回と縮小の途を辿る。
さて、一夜明けて引き続き県内社会福祉協議会と高等学校大学等へのふれあい送付も欠かさずミッションとして発信を継続する。ここのところは社会的要請のもとに設立された協会の誕生ヒストリーに由来してもの。福祉教育、ボランティア体験の推進機関の意味合いを持つ仕事が原初にあったからに他ならない。長期間にわたり県社会福祉協議会とセンターを担っていたが、全国に中間支援組織が確立された時点ですべては手を離れた。しかし、自発性を担保としたお蔭で活動拠点を失わずに最小限のエンジンに切り替え一NPO団体としての今がある。首相談話イヤーとなり言葉へのこだわりがかまびすしいが、現辻会長が様々な場面で発言される時に集約されている「ふれあい」とは具体的なアクションに裏付けされた万人に保障されたヤル気と言えよう。
ところで、昨日の事務所の様子紹介することで公式に同棲発表をしておきたい。お相手は学校教育支援に特化されたNPO団体呼称”メスカ”みやざき教育支援協議会様。住所は正規の申請でのここに事務所登記までには至らなかったが、辻会長の研究室で産声を上げられた斬新なニーズ対応型フロンティアである。代表理事は亀澤氏。常駐事務局は川﨑氏。現況が事務局ボランティア制で運営している当協会にとっては、願ってもないパートナーとの共同事務所利用が上手くいってありがたいのが協会事務の本音。開所してふれあいの場を維持することがより可能になったのである。月曜から土曜まで不在はなくなったのは大きな進展なのである。ほとんど主要メンバーが日替わりで週の半分しか、それもほぼお昼から出勤というボランティア流儀で事務所に到着すると、電話や訪問のメモ、受け取り品が机上にさりげなく置かれて、まるで優秀なお抱えコンシェルジュが居るホテル並みの有形無形のサービスを享受させていただいている。
それもそのはず、諸氏は学校事務のエキスパートで職を退かれてもそのスキルをIT系を中心にNPO化して展開している団体なのである。ライターの私の当番の水曜日などは、相方の電動車椅子ライターが作業用に座す簡易畳も廊下にモーター音が近づくとてきぱきと広げて創って下さる。協会メンバーの学歴である特別支援校で間接的にお世話になっていた方々からボランティアの場で今度は同志としてのお付き合いが始まったと言う訳である。
だから、今回学校と社協にふれあいを送付するに際して、一言この真・同棲のことをお知らせしたいのである。東芝の問題とは別に、日立と三菱は火力発電では合併しフル操業していると聴く。我々も経歴だけはあるのだが、みやざき教育支援協議会との密な交流の日々でボランティアの仕事に精度が増してきている。巷で言うWINWINな関係が立証されている。教育の現場で培われたスキルを退職後も磨きをかけられ学校教育の後方支援仕事化されている様は心強いものがある。し、協会は非常にラッキーなのだ。

パソコンから宛名ラベルを出力するのに数日手間取って困っていた段取りが、忙しいそうなのも省みず「どうすればいいか教えてください」と声をだすと数分もかからずプリンターは百件分出してくれたのだった。その時亀澤氏の顔がビルゲイツに見えた。

プロジェクト ヒストリー

2015年7月22日 at 8:03 AMCategory:お知らせ

3,000万人が飲む井戸水から、毒物の砒素が見つかった。
5万人を超える砒素中毒患者も出ている。
豊富な水に恵まれながら、安全な飲み水がないバングラデシュ。
なぜ、デルタ地帯の地下水に砒素が入るのか?
どうすれば安全な水を供給できるのか? 
維持管理体制をどのように築けばいいのか?
それ以前に、砒素が何かを知らない人々に、砒素の危険を伝えることができるのだろうか…。
立ちはだかる“地下の不思議”と“地上の困難”。
〈いのちの水〉を求め、日本のNGOとJICAの連携プロジェクトが始動した。

SAIKI(佐伯印刷株式会社)の3月出版で、我らがKK羅漢こと川原一之さんの新著「いのちの水をバングラディシュに」が気になる。一先ず、アジア砒素ネットワークのニュースレターで近況を読んだ。”あの”記録作家のクッキングコーナーもお楽しみであって、バングラ生活を支えた自炊の知恵を直伝する企画の助手も募ってあったので、エントリーすっかとも考えた全体的にリフレッシュした?NGOの動きが伝わって来る。
岡山に戻った竹内周作さん(宮大生ボランティア&V365OB)がお礼参りに帰宮した折、鶴島のNPOハウス2階事務所に机を運び入れたばかりの川原さんを訪ねたのだったが、当時の理事長の上野登さんも鬼籍に入られ、横田漠さんに変わられたが一貫してダッカ、ジョソールそして宮崎と現地を中心に展開してこられた。NGOの基礎からボランティアの基本を学びなさいと我々をバングラに招き、砒素汚染のセンターの隣の人権と障がいのセンターバステェシェカから二人を日本に交換研修させるのにも骨を折っていただいた。そんな当初からのお付き合いも20年も経過すればヒストリーとして叡智が蓄積され、この宮崎の地を基地にしたNGOとして頼もしい限り。

直接お話が聴けたのは、ろ過法として自然流をと、毒をもって制するのではない微生物にまかせる方式を認知させようと奔走されているところで、相変わらずあったかい大人な方だった。心の中の燃える情熱が人の優しい暖かさに程よく変換されるには、しっかりとしたシールド・鎧を常に身につけられているからだ。ニュースレターのコーナーによればそんな身を削るような志を維持してきたのに役立ったレシピの第1弾は蒸し米粉菓子だったようだ。
早大、朝日とジャーナリズムの宇宙を飛行された若き筆太郎が、鉱害被害者の闇に舞い降り、肩書きを脱ぎ捨て徒党を組んで明かりを灯し、我々の拠点ほうれん荘にも寄り添って下さり半生の総てを懸けたプロジェクト『いのちの水』。
我々に更に「生きる」価値のことを伝えてくださる。

ふれあい404号405号

2015年7月15日 at 4:10 PMCategory:お知らせ

情報誌は、印刷され次第会員に郵送される。今年度初の発行。5月の総会報告から、大きなイベントふれあいアート教室の様子を伝える。根強い人気の寄付者名掲載も。
一部紹介する。

ふれあいピースケ

2015年2月15日、宮崎公立大学・辻ゼミの学生さんたちが協力している「サロンドピースケ」、「ピースケハイスクール」、「ふれあいアート教室」の合同の発表会が行われ、健康体操や、演劇(語り部)と書のパフォーマンス、色かるたなど、今年楽しい1日を迎えることができました。ここからは私、野海靖治の個人的な感想です。
ふれあいピースケ(ふれあいアート教室の報告会)

さて、メールに内容不明のただ、52円切手同封の封書に心当たりはないかという情報が寄せられた。たまたまハンディエンジェルズの探偵事務所のような感じの水曜日事務局ボランティアなので、想像は膨らんだ。ネット世界ではあるが、世代では郵送が頼みの綱という人口が大多数のはず。宛先は宮崎県福祉総合センターであるので、その切手で何かの必要としている情報を送ってほしいのだろう。ただ、52円では数枚の募集要項などは送れないので30円不足ではあるが。逆に不足分を送って来たとの推測がされていて、ただしどの団体なのかが不明で・・・。ということ。センターの広報掲示版には「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」の応募が7月31日までの消印有効ということで長寿社会推進センター(県社協)が怪しいとにらむ。
だが、人のことばかり言ってはおれぬ。ふれあいの旅の4ページものの募集要項も梅雨にも負けず出来上がって500部の内ふれあい404405号と同封されて会員へも周知される。こちらは、9月25日が申込〆切、旅行費は9月30日までの銀行振込もしくは、10月4日の事前交流会持参となっている。
もうすぐ梅雨開け
ということで、梅雨明けが早いか、ふれあい誌が届くのが早いかのタイミングになって来た。ネット世界に何かもたもたしている感もあるが、実際ボランティアという行為はゆっくりしたリズムに寄り添ってみるのも楽しいものというスモールでビューティフルなライフスタイルに通ずる。だから初回の貸切り列車の旅は夢の実現であった。31年を経て、速さの世界へと変貌を遂げ、でも時を味合うかのようにスローな生活者たちとのコラボレーションは色あせはせず、年金暮らしや介護保険世代に入った健常者を含めお金は一円も動かないがマーケットは広がっていると感じる。

ヤッド!自主県条例提案&噂の映画「みんなの学校」大空小!

2015年7月11日 at 7:43 AMCategory:お知らせ

宮崎文化本舗の井上優さんから是非広報をお願いと受電。宮崎キネマ館では、職場体験で出社した協会隣接の西中の生徒がpop作成をした何か「繫り」がわくわく広がる大盛上りの映画上映がいち早く県都へも。
また一歩先んじて、同様の共生社会実現に向けて県議会へ自主性のある条例制定要望をヤッドみやざきが展開を始めている。連日週明けの安全保障今国会議論と台風のニュースをメディアで学習しているがフォーカスを生活圏内に当ててみても様々な問題解決策の議論は熱い。ただ、自分の立ち位置を堅持していないと流され飲み込まれること必然。泳力は磨かねば身につかぬ。少しの実体験でも脳は活性化して良好な選択を自信づけ、みんな友達感覚も醸成できる、そんな実体験を各ボランティアシーンは門としている。
考えすぎ=動けない。また、順番は動けない=考えられるでもある。先週末は不登校新聞の三銃士が宮崎の様子見にやって来てくれた。引きこもることが常識を鵜呑みには出来ないという不信感に立脚している事、懸命に子どもなりの哲学に過ぎている状態だと一聴衆の私は新たなボランティア的体験で思考を加えられた。自分なりの思想がどこかで繋がった。そんな緊迫するストレスには「溜め」が必要だと伝えてくれた。全く新しい用語「溜め」。追い詰められ、自分をそれ以上追い詰めないために発明した境地が「溜め」であるらしい。セーフティネットとも称される。
映画の方は、是非足を運びたいが、障害者差別禁止条例の硬質な出来栄えには意見を持ちたい。一度発達障害系の意見をWEB上でアンケート答申したが、県レベルでも最良の条例作成のプロセスにそれほどの研究の余裕はないと感じさせられた。ここでも本来の「溜め」の思想が働いていないのでは。障がいのある人への考え方が文化化へなされにくい今社会であることは間違いない。
先ずは、思考の堂々廻りに引き込まれずに「溜め」感覚の修練のつもりで上映に期待し、差別禁止には応援の態度で条例制定にも意見を自ら形成したい。